三大魔術師神官参上
「ソール(地の魔術師)、ヴァン(風の魔術師)それでは、我が同胞のルゥナを迎えに行こうではないか」
太陽の魔術師でる私、ソレイユが瞬間移動の魔法陣を唱える。
白く輝く円陣にソールとヴァンが移動する。
「行くぞ」ソレイユは念じワープした。
アーデイル侯爵邸玄関ホールに降り立った。
貴族には魔法が使え無くても、魔法力は備わっている。
他の魔法保持者が現れれば、直ぐに感知出来た。
筆頭執事ロディル・サヴィーは直ぐ様感じ取り、玄関ホールへ急ぎ歩む。
「ようこそお出でくださいました。主に知らせて参りますので、客間の方でお待ち下さい。」
ロディルは突然の訪問の三大魔術師に、無礼にならない程度の無表情で対応した。
「執事殿には悪いが、我らは急いでいる、秘密裏に事を終わらせたい。」
無表情でソレイユは言いはなった。
ヴァンはソレイユの態度に嘆息し
「突然の訪問申し訳ない、こちらも急を要します、アーデイル侯爵に取り次ぎを願いますか。」
筆頭執事は頷き、侍女に王宮魔術師神官を客間に案内するよう指示した。
「それでは、主を呼んで参ります。ソレイユ様、ヴァン様、ソール様、暫くお待ちください。」
侍女に客間に案内された。
座るよう促され、暫くして侍女は、香りの良い紅茶をと簡単なお茶請けを用意し下がって行った。
数分後、アーデイル侯爵が客間に現れた。
短くてすみません。