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わたし

作者: 星葡萄

わたしは知っていた。誰にも愛されていないこと、誰も他人を愛せないこと。

すべて自己満足の愛なら、そんなものは要らないと慈善の愛も拒絶して生きてきた。


わたしは東京に住む普通のフリーター。

今は彼氏の家に居候してほぼヒモのような生活をしています。

前日22歳になったばかり。歳が変わっても今年は何も変わりそうにないな。


20歳の誕生日には飛び降り自殺を謀りました。

20歳って、節目だし丁度死ぬのには良いと考えたから。

でも、骨折と傷の縫合だけで、失敗に終わっちゃいました。


わたしは相変わらず死にたいよ。

愛されれば何かが変わるかとも思っていたけれど、

実際は何も変わらずに、ただ罪悪感が増しただけでした。


死んだらこんな感情も消えるのにね。

生きてるから、無駄にさえ思える感情に振り回されるんだ。


今日もデパスをODしようかな?

昨日は日本酒で記憶を飛ばした。

お薬もお酒も飲み過ぎて、記憶を飛ばし過ぎて、

すこしの量でも記憶が飛ぶようになってしまった。

普通、強くなりそうなものだけれどね(笑)


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