表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
XO!i  作者: 恋刀 皆
94/164

第91話「予襲復讐」

 2016年四月十六日土曜日赤口。


………………

…………

……


 あたしは昨夜の就寝前に、

今日必ず行う事を考えておきました。


 ひとつは、

祷から戴いた、大切な鉢巻のお洗濯。


 ふたつ、

……大切な大切ないのりんから受けた、

はずかしめの復讐。




……くく、くくく、くけけけ。




 考えついたあたしが恐ろしい……。

きっとお母さんから受け継いだものだろう。

あたしは今日、完全な悪役に徹する。


 あたしに割り当てられた南側のお部屋で、

柔道着を、備え付けの洗濯機に入れてから液体洗剤で普通に洗います。

並行して、

黄緑色をしたカエルさんがワンポイントの洗い桶にぬるま湯を。


そこに、菜楽荘でも使っていた、

絹用洗剤を適量に溶かし、


優しく押し洗いします。

さらにぬるま湯で二回押し洗いで、

丁寧にすすぎました。


 先に日の丸鉢巻を、


少し待ってから

洗濯機の柔道着を、

室内の風通しの良い場所で、陰干しです。




今日の陽気でしたら……、

夕方までには乾いてくれるでしょう……。




 一段落ついてから、

ふと、

お母さんが言っていた事を思い出しました。




「捧華? ……この絹の鉢巻は、かなり優れた代物だぞ」




しかし、感謝それ感謝それ復讐これ復讐これ


………………

…………

……


 今日は目的がある為、

お家の三人にその旨を伝えて外出したかったの――、



ですが、



 祷、杏莉子、七ト聖氏の姿はダイニングになく。

それぞれのお部屋に訪ねるのも、

まだ違う気がして……、

それは諦めざるを得ませんでした。



 ダイニングの円卓の上に、

お昼の給食までには帰りますとメモを残し、



お家に、




「いってきます!」




をしてから、



先ずは四角荘管理人室へと向かいます。



………………

…………

……



 管理人様へお尋ねしたい事が、みっつ御座居ました。



 ひとつめは、

先日聞きそびれてしまった管理人様のお名前。


 ふたつめは、

弥那町に格闘技の専門店は御座居ますでしょうか?


 みっつめは、

そちらはお昼の時間までに帰る事ができる場所に御座居ますでしょうか?




という事です。




 管理人の五代いつよ様は、

どれも優しくお答えを下さいました。



 そして、



あたしなりに丁寧にお辞儀をし、

立ち去ろうとする時に、

五代様はこんな事を仰ったのです。




「今日はおそらく捧華さん達のランドリーにぬらりひょん様があらわれると思いますから丁重におもてなしを差し上げてください」




………………

…………

……




 あたしは春の町並みを歩きます。

春には出会いの歓びと切なさが、

絶え間なく落ちて拾われていると、

お父さんは言っていました。




「見つける事が、春の在り方のひとつだ」




とも。




 あたしは春を初めてみたのかもしれません。

陽射しに草木がよく映えて、

きっと美しい花々に違いないと連想してしまう、

ほのかな花香はなが漂う。

均整のとれた家屋と中層のビルディング。

町を行き交う人々は、春の装い。


 その中には、


上半身がなく、

下半身のみで歩いていらっしゃる方や、

漕ぐ方不在で走る自転車。


……、


…………、


………………ぁれ?




 ちょっと……待って。


……考えないと。


その間に、あたしは幾度まばたきをした事でしょう。


もう一度しっかり、

その方や自転車を見ると、


あたしの知る、

普通の状態に、


人も自転車も戻っていました。




 ……疲れているのかしら?

幻覚?

それとも妖怪?

あとの可能性は……?

手詰まりで諦めるのではなくて、

次の手へ次の手へ。

仕舞いから、また仕合い。

覚えられたら想わなくても良い。

未熟だからこそ、

反復して、憶えなきゃね。


 しかし、


わからない問題は、すぐに解こうとせずに、

じっくり向き合うと、おのずとほぐれてゆく。

お父さんは、そんな事も言ってました。




 世界は不思議ばっかり。




悩んで立ち止まり考える事も、

時には必要でしょうけれど、

今の目的は、




格闘技専門店【烈火凛風れっかりんぷう】に御座居ます。




………………

…………

……




「くきゃ♪ よしよし。

これでブツは手に入りました……」




 烈火凛風の店内は、

大体は照明が点いていましたが、

人一人がようやく通れる様な奥まった場所も御座居まして、

そちらは少し薄暗く感じ。

今までに嗅いだ事のない独特の匂いがしました。



いわゆる……男らしさ……と呼ばれる匂いなのでしょうか……。



 あたしが武道を志す事を決めた時には、

ふたたび訪れてみたいと思います。



 そして……そう、



店内であたしを見ていた、

剛き体躯に柔い立ち居振る舞いの店員さんが、


レジでお金を支払う際に、




シャンヨウシャンバオウーヨウウーバオ




と仰いましたが、

あたしには意味が解りませんでした。



 品物の入った紙袋を手にげて、

烈火凛風を後にし、

お昼の給食には、十分間に合いました。



………………

…………

……



 生命に、



有難ごちそうさまうをして。


 南側のお部屋のキッチンで食器を洗って、

キッチンタオルで優しく拭いたのち、

給食の器達を、

いつも通りの食器回収の場所へ、




「よろしくお願いいたします」と念を込めて置きました。




 すると……わずかずつに心が逸りはじめます。

あたしはまだまだ普通に未熟。



 だって――、



だってやっとマニを奏でられる時間を創れたのですもの♪



これからは至福。よろしく相棒マニ



 ボリューム0でマニとアンプをシールドで接続。

チューニングを合わせたら、

ヘッドフォンから流れる音とマニとあたしとの会話。

始まりは怒っていたけれど、

マニはあたしに甘いのです。

いずれ青空で、

立って思いっきり弾きたいな♪



 適当にマニとうねりながら、

四月十四日の木曜日の自習室であたしに課せられた、

最も重要な事柄を、

脳内に並列して流してゆく。



 それは、

あたしのりたい音楽活動をあらわす、


「バンド名」


 そして、


皆様の、

楽器パート

の決定……、で御座居ます。



経緯といたしましては、



杏莉子の言葉、



………………

…………

……


「その活動の発起人は、特に責任を持って、活動名等を決めて行って下さい」


………………

…………

……



 幸いは、ほとんどの方は、

お望みの楽器の要望がある事でした。



 あたしが音楽をやりたい旨をお伝えした時点から、

皆様は、それぞれに動いて下さっていたのです。




 それでは、

マニと交わし合いながら――、




脳内に順不同で列挙していきます。




………………

…………

……




早水 捧華「ベース・ヴォーカル・コーラス」本人希望。


常世 祷「アコーディオン・コーラス」本人希望。


歌坂 杏莉子「ヴォーカル」本人希望。


七ト聖 麻 タイガーリリィ「ピアノ・コーラス」本人希望。


皇 承「打楽器全般・コーラス」本人希望。


恵喜烏帽子 御門「DJ」本人希望。


一途尾 ぬこ「ギター(主にリード)・コーラス」あたしの希望。


星野 清夜花「オカリナ」本人希望。


流天 虎頼「二胡」本人希望。


天休 命「ヴァイオリン」本人希望。


神咲 秋桜「チェロ」本人希望。


三尾 正公「ドラムス・コーラス」本人希望。


誠悟 諭「ギター(主にリズム)・コーラス」あたしの希望。


神守森 逢真「トランペット」本人希望。




………………

…………

……




 つまり、

あたしが望んだのは、

一途尾氏と誠悟氏のギターだけなのでした。

これなら単純に今思いつくだけでも……、




「ロック」、

「ジャズ」、

「ピアノ三重奏」、

アコーディオンと祷なら、

「フォルクローレ」、

コーラスが多いから、

みんなで「ア・カペッラ」もいずれ。

オカリナや二胡は浮いて見えますが、

どちらも独奏際立つ楽器ですし、

清夜花さんと流天氏なら、

大丈夫だって信じてます。




そして、あたし達の活動名は……、




………………

…………

……




 マニと仕舞い。




明日へのできる限りの準備、




予習復習を終えて、




明日は杏莉子主催の、第一回読書会が御座居ます。




 演奏でアガってしまったテンションを、

冷えるまで待ち、




逢魔が時、




あたしはダイニングに繋がる北側の扉を開けました。




………………

…………

……




 すると、

すぐに七ト聖氏と視線が合います。




「早水 捧華さん。予定通りの運命。皆様お席に着いていますよ」




 円卓に椅子がひとつ増えておりまして、

祷、杏莉子、七ト聖氏にあたし……、




 ……さらに、




全体にして御着物……、

その「ぬらり」とした風貌。




「おかえりなさいませ」




……?



っ!?

えっ……!?


あたしが今声を出したの……?

……なぜ?


 あたしの動揺すら看破する様な、

洒脱に老いた声音が室内に響きます。




「……久方振りだ……早水……捧華……」




………………

…………

……




 つまりは……、




ランドリーと呼ばれる、

このおうちの主導権は……、



今や、



正にぬらりひょん様に御座居ました。


 しかし、


不思議に、



抑え付けられる訳でもなく、

こちらの御方様は家のあるじなのだと、

よく諦められました。



 ぬらりひょん様は、

ひとしきり七ト聖氏よりの御茶の馥郁ふくいくを、

楽しんでいらっしゃったかと思うと、




悠然と、




「……たのしみは朝おきいでゝ昨日までなかりし花の咲ける見る時……」




 そのお言葉へのあたしの疑問よりも先に――、




「僭越ながら一人称。橘曙覧たちばなのあけみ独楽吟どくらくぎん。貴方様のその御心は如何にしてでしょうか?」




 ぬらりひょん様は、

一度、ゆっくり深く頷かれた後に、


「……それでは先ず……歌坂……杏莉子へ…………愛らしく……可憐……な……花へ……水をやろぅ…………拙者が流れてゆくまで……よく待て……」


「畏まりました」


 杏莉子はぬらりひょん様へ礼儀をもって接します。


「……歌坂……杏莉子よ……満足は……求めるな…………高い達成感は……時に思わぬ足枷として働く…………八百万倶楽部には……適当に……あたり…………余力を残し……皆へ頼れ…………急いだ雑さからやり直す事よりも…………ゆっくり丁寧に……一度で終えよ…………その方が結局ははやい……」


「一人称は無理をしておりますでしょうか?」


「……拙者には……その問が……すでに解…………それでは月輪がちりんの娘…………常世……祷……へゆく……」



「恐れ入ります」


 祷の声音は何処か張り詰めて聴こえる。



「……常世……祷……よ…………矛と盾を……比べる事は……さして意味はない…………盾として……自信と誇りを持て…………盾ができぬ事は……矛に頼るが道理である……」


「わかっております……と、……そう、お伝えしたいですが……」


「……そう……それはわかっておる事とは違う…………蛇足だが…………わかっておるという事は…………同じ過ちを繰り返さないという事だからな…………それでは……次は…………早水……捧華……へ行く……」


 あたしも自然になにがしか強張る。

これも畏怖、なのかしら……?



妙に、




「……調子に乗るなよ……」




……?

ぬらりひょん様のお言葉が、

咄嗟とっさには理解できません……。

あたしに構わずお言葉は続いてゆきます。




「……早水……捧華……調子に乗るなよ……」




 今度はあたしの頭を、

上から御手で抑え付ける様な声音。

心にざわつくものが生じ、

あたしは反発を抑えられません。


「……お言葉がですが、ぬらりひょん様?……あたしにはおぼえが御座居ません……」


「……それはそうであろう…………早水……捧華……は……善き子であるからのぅ……」




……?




ぬらりと滑り、会話は落ちて跳ねた。




………………

…………

……




「……早水……捧華……は……酒呑童子に…………興味を持っておる様だから…………ひとつ心に潜む鬼を刺激したまでの事…………要は……疑心暗鬼……そういう事よ…………調子に乗るなよ…………反発は鬼を生み…………受け流せば守護ともなる…………そうだな…………その通りだとな……」




 その後、




いつの間にか立たれ、

いつの間にか玄関へ、

いつの間にか駕籠かごが来ている。




あたしの記憶にのらりくらりの覚えと憶え。




 駕籠の前で七ト聖氏に向けて、




「……七ト聖……麻……には…………特に報われて欲しいと思っておる…………皆……達者でな……」




「……有難き、お言葉」




そして深々とお辞儀をする、

七ト聖・麻・タイガーリリィ氏を見て、

あたし想えたんです。




あたしは初めて七ト聖氏の、




本当のお人柄に、






触れられたのだと……。






………………

…………

……






 ぬらりひょん様はお帰りに……、






美味しいお夕食を済ませてから、

あたしは意気揚々と、


北方の敵陣へと乗り込む準備。




 あたしに屈辱と恥辱を与えた。

お洗濯した下着と柔道着をきちんと畳んでです。




そう……ようやく仕返し……じゃないじゃない……、

ご恩返しをさせていただけるのですから……ねっとりと、……ね?



くきゃ♪



四角荘の基調は白。

それにならい祷の居る北方の白い扉を、



全ての悪意を扉へ、



コン  コン  コン  と、



押し殺して、




いのりんをお伺いしました。




………………

…………

……




 祷のお部屋の内側から鍵が開かれ、

扉の隙間から、

ゆったりとしたレースの装飾の黒いパジャマ……、

いえ――ワンピースですから、

ネグリジェというものなのでしょう……。

祷に黒が似合う事は、

巫女装束の件で分かっていた事とはいえ、

なにやらこう、あたしがドギマギして、

毒気を抜かれてしまう様な、

そんな艶やかさが、

今の祷には御座居ます。


「なんじゃち? どうしたち捧華?」


 扉の隙間からほのかに、

思わずうっとりしてしまう程のお香の匂い。

しかし油断はなりません。

今日のあたしは悪になると決めたのだから。


「うん……借りていた下着と柔道着を、返しに来たの。柔道着をお洗濯したのは初めての経験だったから、至らない点がないかどうか、確かめてくれる?」


わかったち、と祷はあたしの毒牙にかかろうとしている。


「……おや? 黄帯ではなく、白帯に変わっておるち……」



くきゃ♪ かかった!



 そう柔道着の最下級は白帯。

それぐらいはあたしも知ってる。

そこでの烈火凛風。

だからこそ次の句はこうするのです。

踏み躙るのですっ。



いのりんには白帯がお似合いかと思って、

わざわざ探してきたんだよ?



と。



 あたしならば苦渋の想いが生ずる。

ですが、いのりん?

あなたはやりすぎた。

この、早水 捧華に。


さぁ……吐き出そうか呪いの言葉を……、



「いのりんには……」



 ぅん?

……しかし告げ始めた直後に、

祷の様子のおかしさに気付かされて、

言葉を飲み込んでしまうあたし。

……何? この空気感……?

何かが狂っているのは分かっても、原因が分からない。

……あたしは、ただ祷の出方を待つ事しかできなくなってる。


「……有難う……友よ。これほど嬉しい礼儀礼節があろうか、いや無いち!」


 身体を明らかに震わせ、祷の言葉には、

立ち上る空気感から、程遠い喜びが満ちていた。

あたしは奇妙な安堵を覚えている。

そして続く言葉にも形容し難い傾聴の思いが生まれて来ている。

……なんなの? この感覚は……?


「捧華は柔の道を知らずして、すでに到達しておる……嗚呼なんという……。感服したからこそ、わちはこう返そう。『なほあ』とな」



 ……ぇ? なほあ?

……な……なんなのそれ?

何語?



 祷が黒く迫ってくる……。

あたしはまだ判然としない感情を抱えたまま……、


「さぁ返してくれち。『なんそ』と。……それがらずも道を共に歩む同志との、堅き友情の誓いじゃち!」


 ……ぇ……え?

あたしは気圧されてる。

黄帯を白帯でお返しする事には、

そんな作法があったなんて、

知らぬ事とはいえ、

あたしは何処かしらから熱さを帯び始め出す。


「な……なんそ。祷? いつも、有難う」


 表現し難い程の祷の震えは、

涙ぐんでまでいる。

あたしはもうすでに完全に毒気を抜かれてしまい、

もう一度、

はっきりとした声音で、



「なほあ」「なんそ」と口にしました。



 祷は今やはっきりと艶やかさをそっと捨てて、

全身を歓喜に震わせている、

しかし、何かお互いの歯車が合致していない様に感じる。

何、この違和感……、

もうこの場を去りたくて堪らないあたしへ、

祷は最後の言葉を口にしました。


「なほあ、なんそ、と繰り返して心に刻み南方の扉を閉めたら、その友情の証を、決して忘れないでほしいち。頼んだち、捧華?」


 あたしは奇妙で複雑に入り組んだ感情の熱が冷めやらぬまま、

祷と別れ。


「なほあ」「なんそ」「なほあ」「なんそ」「なほあ」「なんそ」

「なほあ」「なんそ」「なほあ」「なんそ」「なほあ」「なんそ」

「なほあ」「なんそ」「なほあ」「なんそ」「なほあ」「なんそ」

「なほあ」「なんそ」「なほあ」「なんそ」「なほあ」「なんそ」


と、


 馬鹿正直に何度も心に刻み込み、


南のお部屋の扉をそっと閉めて、




ふと……、




「なほあ」「なんそ」を逆さまにしてみました。




………………

…………

……




 その日の夜は悔しさからか、中々寝付けなかった。

……わかった、いいよ。

今日も完敗でしたよ……。




 後日知る事。

黄帯の意味。

祷の弟、のぞみくんの存在。

祷は柔道の有段者くろおび

そして祷の能力“映鏡”。




………………

…………

……




 あたしは諦めない。




あたしはあの女に……、






いずれ……、






必ず…………、








復讐してやる…………。



 つうじるかどうかじゃない

いどむのだ

こころとたましいで

歌 マキシマム ザ ホルモン 作詞作曲 マキシマムザ亮君

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ