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テンプレを壊して僕はモブ子に恋をする。  作者: 戸塚 秦
エンド・オブ・ザ・グラディエーター
16/37

西宮薫は動く。

さて…。




昔話も終わったところだしそろそろこっちの問題と向き合うか…

本格的に動かないとマズイな。彩さんのモブ子化が進んできている。





……師匠達の力を借りるか…。


BARについた僕はノックをし、合言葉(今回は覚えていたからボケずにすんだ)を言ってから入っていった。



「こんちわーっす…師匠もう来てま……ッッ!?」


「あ、西宮薫君!久しぶり!って言っても、あれは数日前かな?」



そこには師匠と水蓮寺要がいた。


…。

……なぜあいつがいるんだよ…。


「お、弟子と知り合いだったのか!なら話が早いな!おい、お前今日からコイツが指示くれるから、よく話聞いとけよ」



いやいや!!

嫌だよ!!回りくどい話し方するし、バカにしてくるし!!


「なんでコイツの言うこと聞かなきゃいけないんですか!!この前会った時なんてコイツに…」


「あぁー知ってるよ。大丈夫、半殺しにしといたから」


あー…。

やっぱ師匠手出すのはやーい…。


「本当本当。ちょっとお灸をすえたよって言ったのに鬼の形相して…本気で死ぬところだったよ、うん。そんなに弟子が可愛いのかねぇ」


「殺すぞ」


「うん、ごめん」



あんな強い水蓮寺でも怖がるほどの存在って…

師匠すげぇ。


「ってなわけだ。色々コイツがサポートしてくれるらしいから…っていっても今のお前にそんな心配はいらねぇと思うけど一応な。グラウディングやらオーバーロードやらの動きが気になるしな」



そうだ、とりあえず沼西を助けなきゃだ。

その為にはー…ええっと、とりあえずもう1人の超越者を探して、多分グラウディングも叩かないといけないんだよな…道のりが長そう。


「……不本意ですけど、お願いします。要さん」


「ハッハー!嬉しいなぁ若い子から頼られるって」


















地球の極限の地。



人が生命を維持することができない、極寒の地。





南極。




そこにオーバーロードの長、エンド・ザ・ワールド・グラディエーターはアジトを作っていた。


「フゥ…やはり偽者やら劣等種の気配がない地は気持ちがいいの…」


「グラディエーター様、こんなに堂々と作り上げて、劣等種共のメディア取り上げられてもよろしいのでしょうか」


「フフフッ…それも興ではないか」


「寛大なお方なのですね」


「そう褒めるなサーマルキュレー。…それより、もう1人の超越者は見つけたか?」


グラディエーターこと沼西は異能力を持たない人間のことを劣等種と呼び、忌み嫌っていた。そしてまた、超能力者も嫌い、能力者の間では禁句とされている「偽者」とも呼んでいた。

グラディエーターは自分と西宮薫の他の、もう1人の超越者を探していた。


「…いいえ。歳は若いと聞きますが、それだけでは情報が少なすぎて…」


「それで、各魔法学校を襲っているのか。手間はかかるが1番いい方法かもしれない 。でも相手は超越者、どうにかして力を隠しているんだろうな」


「…それもまた捜索の妨げとなる1つですな」


グラディエーターは少し微笑み言った。


「私にいい案が思いついたぞ…」


「!是非、私めにお聞かせください」


グラディエーターは闇に堕ち濁った瞳を歪ませ

た。


「拠点に、グラディエーターとその傘下であるグラウディングメンバーを呼べ。集会を開く」


「ハッ!!」


返事をしたサーマルキュレーは瞬間移動をしたかのようにその場を去った。


「…行動が早くて助かるのぉ」












ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


僕はBARを後にし、とりあえず帰宅することにした。



はぁ〜…散々だなぁ…。

あいつの下で動くの、なんか嫌だなぁ…。

初対面でボコボコにするやつがいるか?普通。


…まぁ先に手を出したのは僕だけども…。


「アニメの世界じゃ…こんなの普通なのかな…」



と、考えていたら家に着いた。

なんか本当考えごとしてたらすぐ家着くんだな…。現実世界じゃありえないのに。


「ただいま〜…」


「あ、おかえり!お兄ちゃん!今日は和美特製肉じゃがだよっ」


「お、おー…う。ありがと〜」


前まで不機嫌だった妹がこうもテンションが違うと…調子狂うな…。







言わずとも、肉じゃがは美味かった。


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