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私立夢ノ原女学院  作者: ヤッさん
第1章
9/13

9話 お祝い、初めてのお泊まり会

ミスコン終了後、なぎは海達の所にいた。

『なぎちゃんおめでとう』

『ありがとう海ちゃん、みぃちゃん』

二人に祝福されてなぎはとても嬉しかった。

一方でなぎに破れた芽里は親友のここと美々と共にいた。

『芽里ちゃんよかったねいいライバルに出会えて』

『うん…』

『これで芽里ちゃんもスッキリしたんじゃない』

『うん…』

二人の問いに芽里は何処悔しげな表情だった。

『バタン』

『芽里ちゃん』

芽里は膝をついてまった。

『ジワ~』

『芽里ちゃんやっぱり』

二人には分かっていた。

『おかしいなぁ、悔いはないのに、満足してるのに』

芽理の頬に涙が溢れる

『いいんだよ芽里ちゃん、悔しい時は泣いても』

ここの一言でずっと堪えていた涙が溢れだした。

『うわ~ん』

二人は芽理がこんな風に泣くのを見たのは始めてだった。

『今日だけは普通の高校生、安達芽里になろう』

『今日は私達がとことん付き合うからおもいっきり泣いて』

『コクリ』

芽里は二人の胸でたっぷり泣いたのだった。


ー放課後ー


『ねぇ二人とも今日私の家に泊まりに来ない?』

なぎは二人をお泊まりに誘う。

『えっ?でもいいの?』

『ママがね私のお祝いするから二人もどうかなって言ってるの』

なぎの母親がお祝いに誘ってくれていたのだ。

『分かった、ママに聞いてみるね』

『うん、待ってるね』

お泊まりの約束をして三人は別れた。


ーその日の夜ー


海も美琴も親の了承を得てやってきた。

『今晩わ~』

『いらっしゃい』

なぎは二人をリビングに招いた。

『今晩は海ちゃん、美琴ちゃん』

リビングに行くとなぎの母は快く歓迎してくれた。

『おばさん一晩お世話になります』

二人は頭を下げる。

『お姉さんもお世話になります』

りずにも頭を下げる。

『遠慮なく寛いでね』

『はい』

りずも歓迎してくれた。

『さあ座って』

みんな席に座った。

『今日はなぎのお祝いだからお寿司にしたのよ』

テーブルにはお寿司やサラダ等が豪勢に並んでいた。

『それでわなぎのミスコン優勝を祝って乾杯』


『乾杯~』


『二人とも遠慮しないで食べてね』

『はい』

みんな美味しそうに食べている。

食事をしながら学校の事や家の事など色々な話をした。

特に母親は美琴の話に興味津々だった。

『へぇ美琴ちゃんのお父さんも単身赴任なのね』

『はい』

美琴の父親も櫻井家と同じく単身赴任だった。

『小さい頃から転校が多くてあまりお友達が出来ないのを心配して父だけ単身赴任することになったんです』

『なるほどね』

美琴に友達が少かったのはこう言う理由だったのだ。

『だからなぎちゃんがノートを作ってくれたときは本当に嬉しかったんです』

美琴はなぎに感謝していた。

『なぎにも良いところがあったのね』

『ちょっとママ~』

なぎはいたたまれなかった。

『プッ』

それを聴いていたりずと海は思わず笑ってしまう。

『お姉ちゃん達まで~もぉ』

『アハハハハ』

もうなぎは恥ずかしくて顔を手で覆ってしまった。

夕食が終わると三人は各自お風呂に入りなぎの部に布団を敷いてお喋りを始める。

『いよいよ明日だね』

『楽しみだなぁメイド喫茶』

明日は待ちに待った二日目のメイド喫茶をやる日だ。

『沢山お客さん来てくれたらいいね』

三人は今からワクワクして堪らない。

『何て言ったってウチのクラスにはミス・クイーンのなぎちゃんとお料理研究同部のみーこがいるからね』

海は二人を当てにしている。

『もぉ直ぐそうやって人を当てにするんだからぁ』

『そうだよ、海ちゃんも頑張ってよね』

『分かってるって』

海の答えになぎも美琴もかなり不安そうだ。

『さぁ寝よう、明日寝坊しちゃうよ』

『うん』

なぎは電気を消すと

『お休みなさい』

『お休み~』

こうして三人は明日の楽しみを胸に眠りに付いたのだった。



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