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私立夢ノ原女学院  作者: ヤッさん
第1章
8/13

8話 始めての学園祭、ミスコン開幕

今日は待ちに待った学園祭、一日目は演劇部の寸劇や吹奏楽部の演奏その他色々とあるが

何と言っても今日の目玉はナンバーワンの美女を決めるミス・コンテストだろう。

今回のミスコン出場者は五人その内三年生が二人と二年生二人、そして一年生が一人でその一年生がなぎだった。

そしてあっという間に時間が過ぎていって遂にその時がやってきた。

『プルプルプル』

控え室で着替えを済ませたなぎは本番直前で緊張していた。 

『なぎちゃん大丈夫?』

着替えを手伝いに来ていた海や美琴は心配していた。

『うっうん』

とてもそうは見えなかった。

『そんなに緊張しなくて大丈夫よ』

『芽里さん』

なぎを心配した芽里が声をかけてきた

『私が勇気の出るおまじないをかけてあげる』

『そんな、おまじないなんて』

『いいからいいから』

芽里はなぎの手をギュッと握るとなぎの震えが止まった。

『大丈夫よ自分を信じて』

『なぎちゃんなら絶対いけるって』

『こんな晴れ舞台楽しまなきゃもったいないじゃん』

『芽里さん、みんな』

『一緒に楽しみましょう』

『はい』

なぎは緊張が解れて勇気が涌いてきた。

『じゃあ私たちは行くね』

『客席で応援してるから頑張ってね』

『うんありがとう』

なぎにエールを送り海と美琴は控え室を出ていった。


『ただいまより本日のメインイベント、ミス・コンテストを開幕致します。』

『パチパチパチ』

会場に拍手が響き渡る。

『進行は私、山田ここが務めます』

生徒会長ここの進行のもとミスコンがはじまった。

『今回の注目はやはり現在二連覇中で史上初の三連覇を目指す三年生の安達芽里さん』

ここは進行を進める。

『そして安達さん直々のご指名の一年生櫻井なぎさんにも目が離せません』

ここは注目の二人の紹介を終えると

『それではパフォーマンスに移ります。それでは選手の入場で~す』

『パチパチパチ』

『エントリーNo.一番三年A組安達芽里さん』

『みんな~お待たせ~』

真っ赤のワンピース姿で芽理がステージに歩いてきた

『芽里様~』

『芽里様キレイ~』

客席からの声援に芽里は手を振る。

『続きましてエントリーNo.二番三年A組渡辺美々さん』

美々は新体操部なのでリボンを回しながら歩いてきた。

そして三人目、四人目とパフォーマンスが終わり次はなぎの出番だ。

『最後はエントリーNo.五番一年A組櫻井なぎさん』

なぎは真っ白のワンピースでリラックスした表情で歩いてきた。

『なぎちゃ~ん』

クラスメイト達の声援が聴こえてくる。

『りずの妹やるじゃない』

『リラックスしてて安心したわ』

りずは親友の加藤奈由美と妹の姿を見て安心していたが

『あっ』

『バタン』

安心したのも束の間、なぎはつまずいて転倒してしまった。

『あちゃ~』

もうりずはいたたまれなかった。

『ザワザワザワ』

会場がざわつき始める。

『どうしよう何とかしなきゃ』

転倒したままなぎは考えたすえに

『ニコッ』

なぎは客席側に振り返りニコッと笑顔を作り

『みんながたくさん応援してくれるから私転んじゃったテヘ』

とっさのアドリブを効かせてぶりっ子をした。

沈黙の末に

『キャー可愛い~』

『あの子めっちゃ可愛いじゃん』

『なぎちゃ~ん』

『なぎちゃん可愛い~』

客席からたくさんの可愛いが聴こえてきた。


『みんな~ありがとう~』


そういって一礼をしてなぎのパフォーマンスは終わった。


『これより投票に移ります、生徒の皆さんは良かったと思う方に投票をしてください。』

生徒は投票を始める。

全員の投票が終了すると

『これにて午前の部は全て終了しました、結果発表は午後行います皆さんお疲れさまでした』

こうして午前の部は終了した。


ー午後の部ー


『皆さんお待たせしました、これよりミス・コンテストの結果発表となります』

遂に結果発表の時がきた。

『出場者の方はステージに上がってください』

五人がステージに上がって行く。

出場者は制服に着替えている。

『上位三名のみの発表となります』

発表されるのは上位三名だった。

『それでは三位から発表します』

『ドクン』

誰もがこの瞬間が一番緊張していた。

『第三位エントリーNo.二番三年A組渡辺美々さん』

『パチパチパチ』

美々は一礼した。

『続いて第二位です』

『お願い』

芽里は両手を合わせて願っていた。

ここで名前が呼ばれれば史上初となる三連覇を達成できなくなるからだ。

『ドクン』

『第二位エントリーNo.』

『ドクン』

『一番』

『おぉ~』

『三年A組安達芽里さん』

まさかの芽理の二位に会場はどよめいていた。

その中 芽里は涙をこらえて一礼した。

『芽里さん』

なぎには泣きたいのを我慢しているのがよく見えていた。

『芽里様が負けた』 

『ウソ~』

『じゃあ一位は誰?』

会場のあちこちからそんな声が聴こえてくる。


『それでは今年度のミスコン第一位を発表します』

残っているのは三人、その中にはなぎも入っている。

『今年度のミスコン、優勝は』

『ドクン』

『一年A組櫻井なぎさんです~』

『パチパチパチ』

何となぎは優勝してしまった。

『私が!』

なぎ自信が一番ビックリしていた。

『優勝者のなぎさんには優勝トロフィーが授与されます』

トロフィーを持ったここがなぎの元へ歩いてくる。

『おめでとう』

『シクシクありがとうございます』

なぎは嬉しくて涙が止まらない。

『なぎちゃん皆さんに一言いいかな』

ここはなぎにマイクを向ける。

『皆さん今日は本当にありがとうございます』

なぎは一礼する。

『私が優勝したなんて今でも信じられないけど選んでもらった事に恥じないようにこれからも頑張りますのでどうぞよろしくお願いします本当にありがとうございました』

『パチパチパチ』

たくさんの拍手がなぎを称えていた。

『皆さん改めて出場者の皆さんに大きな拍手をお願いします』

『パチパチパチ』

会場はもう一度拍手に包まれる。

『以上をもちまして今年度のミスコンは終了致します』

『パチパチパチ』

こうしてミスコンはなぎの優勝で幕を閉じた。



登場人物(新規)


加藤奈由美→りずのクラスメイトで親友

他の生徒と比べると制服のスカートは膝下のロング丈を着用している。

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