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私立夢ノ原女学院  作者: ヤッさん
第1章
6/13

6話 芽里からのお願い

学園祭まで後二週間を切った。

各クラスそれぞれ準備は順調に進んでいた。

そして今日は日曜日、なぎは海達と公園で待ち合わせていた。

『おまたせ~』

『みぃちゃん海ちゃんおはよう』

今日は三人仲良くお出かけの予定なのである。

『それじゃあ行こうか』

『うん』

三人は仲良く歩き始めた。

しばらく歩いて最初に向かったのはコスプレショップ、そう三人は学園祭で着るメイド服を買いに来たのだ。

『ねぇこれなんかよくない?』

『えぇ~こっちじゃない?』

『私はこれがいいかも?』

三人とも意見がバラバラだった。

『ねぇあれは?』

何やらなぎが指差すと

『いいじゃんあれ』

『うんすごくいい』

なぎが見つけた物が三人はとも気に入っていた。

『じゃあ私水色~』

なぎが言うと

『ずるいじゃあ私紫~』

『私は黄緑~』

海は紫、美琴は黄緑に決めた。


『ありがとうございました~』


買い物を終えて次はどこへ行くか悩んでいると

『ねえあそこでお茶にしない?』

美琴が指を指す方向にカフェがあった。

『賛成~』

三人はカフェでお茶をすることに決めた。

『カラーン』

『いらっしゃいませ三名様ですか』

『えぇ~ここさん』

なんと三人のよく知る生徒会長のここがいるではないか。

『みんないらっしゃい』

ここは笑顔で出迎えた。

『こちらへどうぞ』

『はっはい!』

頭の整理ができぬままテラスに誘導されて行く。

『ここさん何でいるんですか?』

先程から気になってるのはそこだった。

『ここは私のお家なのよ』

『お家~』

よくみるとカフェ山田と書いてあった。

『お休みの日や生徒会の仕事がないときはいつも手伝ってるの』

『そうなんですね』

三人はようやく謎が解けた。

『それでみんな何にする』

ここは注文をとる

『じゃあミルクティを』

『私もそれで』

『私も~』

『はい、かしこまりました』

注文をとるとここは行ってしまう。

『ビックリしたね』

『ホント心臓止まるかと思った』

『大げさだよ』

『www』

三人はハラハラしっぱなしだった。

『ガサゴソ』

するとか美琴が袋から何かを取り出した。

『みぃちゃんそれなあに?』

なぎが問うと

『さっき買った雑誌だよ』

『そう言えばさっき買ってたね』

美琴は雑誌を購入していた。

『この雑誌にね、私の好きなモデルさんが載ってるの』

『へぇどんな人~』

『えっとね』

美琴はページをめくりだした。

『あったこの人』

美琴は二人に見せる。

『へぇ安達芽里さんって言うんだぁ』

『すごい美人じゃん』

なぎも海も見とれてしまうくらい美人であった。

『まってこの人ウチの学校の生徒じゃん』

よくみると夢ノ原女学院在籍の高校三年生と書いてあるではないか。

『ホントだぁ!』

二人はビックリだった。

『そうなの私、芽里様の大ファンなの』

『芽里様ってみぃちゃん!』

どうやら美琴は相当なファンなようだった。

『スタイルもよくておまけに美人で私の憧れなの~』

美琴が感情を爆発させていると

『あらぁ嬉しい事言ってくれるじゃない』

美琴が振り向くと

『芽っ芽里様~』

『ウソ~今話してた!』

なんと目の前に噂をしていたモデルの安達芽里がいるではないか。

『あら芽里ちゃん来てたの?』 

『ここちゃんお久しぶり~』

丁度飲み物を持ったここが戻ってきた。

『はい、ミルクティ』

『あっありがとうございます』

三人ともいつになく緊張していた。

『芽里ちゃんはどうする?』

『私も同じのもらおうかな』

『了解』

芽里から注文受けてここはまた戻っていった。

『ここ座っていいかしら』

『どっどうぞ』

『ありがとう』

芽里は美琴の隣に座った。

『プルプルプル』

芽里の隣で美琴の手足は震えていた。

『そんな緊張しないの』

芽里は美琴の両手を優しく握る。

『キャーー』

美琴はつい声をあげてしまった。 

『どうしたの?』

芽里はビックリしていた。

『だって芽里様に芽里様に握手されてる~』

美琴は嬉しいかったのだ。

『握手くらいいつでもしてあげるわよ』

『ホワワーン』

嬉しさのあまり美琴はうとうとしだした。

『ところで安達先輩はなんでここに?』

『芽里でいいわよ』

『じゃあ芽里先輩』

『うん』

『なんでここにいるんですか?』

なぎの問いに芽里は

『実はあなたにお願いがあるの』

『私に!』

芽里のお願いとはいったいなんなのだろうか?




登場人(新規)


安達芽里→ここと美々のクラスメイト

モデルをやりながら学校へ通っているが

成績は学年トップの秀才

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