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私立夢ノ原女学院  作者: ヤッさん
第1章
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5話 私の夢ノ原女学院

りずからの連絡を受けて海と美琴は保健室へ急いだ。

二人が到着した時なぎは姉が用意したジャージに着替えていた。

『なぎちゃん大丈夫』

『うん、ちょっと冷えちゃったけど平気だよ』

なぎは思ったより元気そうだった。

『きっと私のせいだね』

美琴は自分を責めていた。

『そんなみぃちゃんは悪くないよ』

『だって私が素直に譲らなかったから』

美琴はなぎや海がこんな目にあったのは自分のせいだと思っているのだ。

『みーこが当てたんだから譲らないのはあたりまえじゃん』

『でもお』

『私も海ちゃんもみぃちゃんのせいだなんておもってないから』

『二人とも~』

『だから謝らないで』

『シクシクごめんね』

『もぉだから謝らないでってば~』

『ごめん』

『ほらまた~』

『www』

美琴に笑顔が戻った。

『ほらみんな、午後の授業始まるわよ』 

『は~い』

4人は教室に戻って行った。


ー放課後ー


生徒会長のここはなぎ達一年生への嫌がらせがの件について話し合うため生徒会室にいた。

『お待たせしました』

しばらくして生徒会のメンバー達ががやってきた。

『ごめんね美々ちゃんせっかくのデートだったのに』

ここはデートの邪魔をしてしまったことを謝る。

『いいって、ここちゃんがあそこまで言うんだからかなり重要なんだろうし』

『ホントごめん』

ここはもう一度謝る。

『それで会長、本日の議題は』

『実はね』

ここは先ほどの事を皆に話すと

『それはひどい話ね』

『学校を汚す行為ですわ』

美々も他のメンバーも皆同じ気持ちだった。

『それで犯人は分かってるのですか』

メンバーの一人が問う

『だいたいの目星はついてるけど証拠がないの』

ここは残念そうに答えた。

『だから皆にはその証拠を突き止めてほしいのよ』

『証拠をですか?』

皆戸惑っていた。

『私たち生徒会で学校内のパトロールをしてあの子達を見守るのよ』

『なるほど』

さすが生徒会長の考えは素晴らしかった。

『これが私の会長としての最後の仕事になると思うだからお願い力を貸して』

ここは頭を下げる。

『もちろんよここちゃん』

『美々ちゃん』

『生徒会長の頼みですもの』

『みんな~』

『ようしこの問題を解決して会長の花道にしましょう』

『おお~』

こうして生徒会は動くことになった。


ー次の日


『おはよう海ちゃん』

『なぎちゃんおはよう』

いつもと何も変わらない朝の登校

『キキーーンおはよう~』

美琴が全速力で走ってきた。

『みーこまた寝坊?』

海が言うと

『今日はセーフ』

『www』

『早く行こうホントに遅刻しちゃうよ』

『うん』

三人は学校を目指した。

学校に着くと数人の生徒が校門に立っていた。

『おはようございます』

生徒会の朝の挨拶運動だった。

『おはようございます』 

なぎ達も挨拶を返す

『あら、なぎさんおはよう』

『おはようございます会長』 

なぎはここに挨拶を返した。

『昨日はありがとうございました』

なぎは昨日のお礼を言った。

『いいのよ人として当然なんだから』

やはり流石は生徒会長だった。

『あなた達がまた嫌がらせを受けないように生徒会も動いてるから安心してちょうだい』

『ホントですか』

『コクリ』

三人は少し安心した様子で学校へ入っていった。

それから数日後、生徒会が動いた結果、嫌がらせを行った数名の生徒が摘発された。

生徒同士で起きたことは生徒同士で解決する事になっているのだが、今回の件は流石に学校も動かざるを得ずその生徒数名は退学処分となった。

こうして無事に問題は解決されたのだが

ここにとっては複雑だった。

『私の力不足だわ』

生徒同士で解決できずおまけにいくら悪いことをした生徒でも生徒会長として何より同じ生徒の仲間として守ってあげられず学校を去ることになってしまった事を悔やんでいるからだ。

 

 しかしそれでも


『ここ先輩~』

『みんな~』

なぎ達がやってきた。

『先輩どうもありがとうございました』

『うん、どういたしまして』

こうして自分を慕ってくれる後輩達がいる

それがあればこれからもきっとここは大丈夫だろう。




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