地獄の終わり
初めての作品です。
ダメなところがあれば直すのでアドバイスよろしくお願いします!!
このお話を気に入ってくれたら嬉しいです!!
もう、死んだと思っていたのに。
だから、目覚めたら知らない天井が目に映って、前世プレイしたゲームのキャラに転生したとわかり嬉しいかった。例えどんなに死亡フラグが立っているキャラだとしても、ストーリーを知っているし、平気だと思っていた。フラグ回避できると思っていた。
それに何より最愛の姉と共にまた姉妹として転生できたのが嬉しくてたまらなかった。
けどまだ知らなかった。結局どう足掻いても訪れる未来は変わらなくて、これが2度目の地獄の始まりなんだと。
* * *
「お姉ちゃん!ねぇ、お姉ちゃん!!」
どんなに呼びかけても目の前に倒れているお姉ちゃんは目も覚まさない。周りから聞こえてくるのは私たち姉妹を取り押さえようとする兵士の声だけである。
「お姉ちゃん、お願いだよ。目を覚まして。
私を1人にしないで、置いてかないでよ!」
その時、願いが叶ったのか、けど一瞬だけお姉ちゃんが目を覚ました。
「ごめんね、また守れなくて」
そう言って、お姉ちゃんの目は閉じてしまった。そしてもう2度と呼びかけても開かなくなってしまった。
どんどん冷たくなっていくお姉ちゃんの体。それを見て感じた時、私の何かが音を立てて壊れてしまった。私の体はみるみる姿を変え、見るに耐えない化け物になってしまった。あぁ、結局こうなるのだと。何も変わらないのだと思った。
兵士達が何やら叫んでいる。何を言ってるかはもうわからない。私が聞き取る前に踏み潰し殺してしまったからだ。
初めは化け物になっても意識はあって、お姉ちゃんを殺した世界が憎い、全て壊してしまいたいと思っていた。けどだんだん意識は薄くなって最後はどうでもよくなった。
そして私も勇者によって殺された。勇者はお姉ちゃんが愛していた人だった。そしてお姉ちゃんを殺した人だった。