表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

『決心』

この話の登場人物


主人公(俺、高校生)


姉(大学生)


姉の友人(子持ちの社会人)


友人の娘(4歳)

俺は姉に連れられて姉の友人の家に行った。

友人と言っても子供がいた。話を聞く限り女の子のようだ。

その子の母親、つまり姉の友人は高校時代の先輩らしい。

姉とその友人の話を聞いていると、どうやら姉の友人は自分とその娘の二人暮らしで

その子の父親は子供ができたと聞いて逃げてしまったらしい。

まあ、ここまではよくある話だ。

俺はトイレに行きたくなったので一言入れ、トイレに向かった。

「ん?」

トイレに向かう途中、女の子を見つけた。

ああ、この子が娘か・・・そう思う前に

「?」

違和感を感じた。

4歳ぐらいの女の子のようだが、4歳児にしてはやせすぎている。

別にこれだけなら俺は気にしなかっただろう。

でも、その子は

「お兄ちゃん、そのお菓子ちょうだい」

俺は手にレジ袋をぶらさげていた。

「いいよ、はいどうぞ」

女の子はやったー!と今にも叫びそうな笑顔だった。

でも

「ありがとう」

と可愛らしく小さな声で言うとすぐに足音に気を配る歩き方で近くの部屋に入っていった。

俺は気づいた。

女の子の足にあざのようなものがあるのを・・・。

「虐待、か・・・」

食べ物を食べる意志があるのに必要以上に痩せていて、

体にはあざがあった。

俺には虐待を受けているようにしか見えなかった。

俺は考えた。

「よし、誘拐して警察沙汰にしてやろう」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ