表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
想ヒ音  作者: 鈴木 アル
1/14

第0小節

拙い文章ですがお付きあいください。

忘れたくないから。

あなたへの想い、書き留めようと思います。



‐第0小節‐



あなたに初めて会ったのは、高校一年の春、音楽室で、でした。

その頃、私たちの住むところではまだ桜の花びらが蕾のままで。

外は少し肌寒い。

それでも高校一年生の四月は何か特別な日々だった。

私の、あなたへの第一印象。

あなたが聞いたら少し落ち込むのかな?

お世辞にもかっこいいなんて言えない。むしろ、高校一年生の男の子にしては少し低い背。

少し高い声。

あなたはどちらかというと……女の子みたいで。

私の理想の男性像、新選組副長"土方歳三"から程遠いあなたは、拒絶の対象でした。



本当、笑っちゃう。

今はあなたがこんなにも好きでたまらないのに。




"あなた"は本当に女の子みたいに華奢な可愛い男の子。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ