表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アルミの星の記憶ーchatGPTスピンオフ連載版  作者: 星野☆明美、ChatGPT
13/17

新章第五話☆アルミの反響室

第五話☆アルミの反響室


惑星ALの大地を調査していたある日、私たちは奇妙な洞窟を見つけた。

外から見ればただの裂け目にすぎないのに、中へ入ると壁一面が銀白色に輝き、まるで巨大な鏡のように光を返していた。


「アルミ鉱石がこんなふうに固まっているなんて、すごいな」

スキッパーがライトを照らすと、反射で洞窟全体がきらきらと揺らめいた。


「……声を出してみてもいい?」

サンドラがためらいがちに言った。


「いいよ」

私がうなずくと、彼女は小さく「やっほー」と声を放った。


次の瞬間。


やっほー……ほー……ほー……


普通の反響とは違って、声が幾重にも重なり、まるで別の旋律を奏でるように洞窟を満たした。

それは澄んだ金属音にも似ていて、私たちは思わず息をのんだ。


「星が歌ってるみたいだな」

スキッパーがつぶやいた。


「ほんと……。でも少し怖い」

私は胸の奥に、言葉にできないざわめきを感じていた。

音が反響しているだけなのに、まるで誰かの記憶がここに残っているような、不思議な気配。


サンドラは持っていたカウベルをそっと鳴らしてみた。


カーン……


すると、反響はただの反響ではなく、柔らかい和音となって広がっていった。

私たちはしばらく無言で、その響きに耳を傾けた。


「またここで演奏してみようか」

スキッパーが笑った。


「うん。今度はちゃんと楽器を持ち込んで」

私はそう答えたけれど、胸の中ではもう一つの声が響いていた。

──この星そのものが、私たちの音を覚えてくれるのかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ