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43/81

43.分裂体と個性

久々の更新です。忙しすぎと、見直し等でなかなか次話が更新出来ませんでした。

そして、初レビュー頂きました。本当に嬉しいです。本当にありがとうございます。

これからも面白くなるよう頑張りますのでよろしくお願いします。

 3体に分裂したポシルが、1体ずつ分かれる。


 そして、それぞれ1体ずつオークの正面に歩を進める。

 気配をうまく調整し、圧倒的強者である事を隠し近づいていく。


 オリジナルスライム♯定着

【Name】ポシル

【age】0

【Lv】12

【HP】 1292/1292

【MP】 1155/1155

【力】 363

【体力】 287

【器用】 202

【知力】 194

【素早さ】213

【魔力】 259


 ステータスの差は各項目2〜3倍、いつも通りなら楽に勝てるが今は3体に分かれている。


 つまり、このステータスの3分の1位になっている。

 それでも圧倒的なスキル差で、まず傷付くことはないだろう。


 弱く擬態したポシルが、少しずつお互いに距離を取りながらオークに向かい進んでいく。


 オーク達は完全に獲物と認識し、それぞれの正面にいるポシルに向かい、走りながら丸太を振り下ろす。


 ただスライムを叩き潰そうという大振りの力任せの一撃。


 それぞれのポシル達に振り下ろされた丸太を、ポシル達はまったく避けるそぶりも見せずその丸太を受ける。


「「「ブモー! ブモー」」」」


 豚のような雄叫びをあげながら、何度も何度も丸太が振り下ろされる。


 3体のオーク達はなかなか潰れないポシル達に苛立ちを覚えながら、更に半狂乱で丸太を振り下ろす。


 もともとのステータスに加え、スキル【衝撃耐性<Lv3>】の力により、斬属性の全くない丸太での攻撃はほぼ全て吸収される。


 その猛攻に耐えていたポシルの分裂のうちの1体……Aとしておこう。

 ポシルAが丸太を食らいながら5本の触手をチクチクとオークAの足に繰り返し刺している。


「ブ ブモ ブモォォォ」


 悲痛な叫びと共に崩れ落ちるオークA。

 しかしポシルAは5本の触手を伸ばし、執拗に刺し続ける。


 オーク※猛毒 麻痺 盲目 睡眠 混乱

【Name】ー

【age】4

【Lv】 17

【HP】 280/700


 オーク

【Name】ー

【age】4

【Lv】 17

【HP】 700/700


 オーク※猛毒 麻痺 盲目 睡眠 混乱

【Name】ー

【age】4

【Lv】 17

【HP】 140/700


 オーク

【Name】ー

【age】4

【Lv】 17

【HP】 700/700


 オーク※猛毒 麻痺 盲目 睡眠 混乱

【Name】ー

【age】4

【Lv】 17

【HP】 20/700


 オーク

【Name】ー

【age】4

【Lv】 17

【HP】 700/700


【スキル】

 ノーマルスキル

 毒耐性<Lv1> 睡眠耐性<Lv1>


「あっ 耐性ついた・・・」


 いったい何度目の状態異常と回復だろう。

 ノーマルのオークが、耐性のスキルを取得するほどの苦行って。。。


 生かさず殺さずの状態を繰り返し、ポシルAは状態異常と回復の関連スキルである。

 魔力操作<Lv1>と薬生成<Lv3>、触手を刺す際に使う 硬化<Lv1>のレベリングをしている。


 オークが耐性を取得する事で、さらに経験値は上がる。


「無限レベルUPみたいだ……」


 そしてポシルB

 こちらは最初の数発を受け止めた後は、避ける。

 ひたすら避けている。


 回避のスキルは持っていないが、持ち前のステータスの高さでギリギリかわし続けている。


 スライムに目はない。

 しかし、全て体内の感覚器官で補っている。

 その為ポシルには目がないが、正面から後方まで全てが見えている。


 オークBはひたすら丸太を振り回し、ポシルに当てようとするがカスリもしない。


「オークが息切れおこしてるよ。。。涙目だよ。」


 オークが息切れを起こし、腕の振りが鈍ったと思ったその時、ポシルBの触手がオークBの胸元に刺さる。


「終わったかな?」


「ブッ」

 息切れしていたオークBの目が急に見開く。


「?」


「ブモー!!!!!!」

 咆哮と共にオークBの目が生き返り、体のキレが増す。


「なっ」

 どうやらポシルBは胸元に留めを刺したのではなく、体力を回復させ、力を向上させるドーピングのようなものを注入したらしい。


 みるみる元気になり、先程の息切れしていたオークとは全く違う動きを見せる。


 そしてポシルC。

 こちらはひたすら耐えている。

 たまに硬化も使いつつ、オークCの攻撃を受け続けている。


 そしてポシルB同様にオークCの体力が落ちると、ドーピングを行い攻撃を続けさせている。


「あっ」

 ポシルBを攻撃を続けていたオークBが突如倒れた。


 オーク(B)

【Name】ー

【age】4

【Lv】 16

【HP】 0/630


 どうやらあのドーピングは能力を上げる代わりに、命を削っていたようだ。


 攻撃を全く受ける事なく、攻撃し続けていたがHPは0になっている。


 最後にオークBを取り込み吸収したところで、ポシルBが帰ってくる。体を横に揺らし満足げだ。


 オリジナルスライム♯定着(分裂体)

【Name】ポシル

【age】0

【Lv】12


 回避<Lv1>New

 心眼<Lv1>New

 ※通常の視覚に頼らず周囲を把握し、自分への攻撃を知覚する。 知覚の範囲はLvに依存 体周囲から10cm×Lv 最大10Lv


 回避lvUP<Lv1>→<Lv2>

 心眼LvUP<Lv1>→<Lv2>


「おー。ポシル新しいスキルを2つも覚えたんだね。心眼も回避の能力を上げるからこれで、不意の攻撃にも対応できるね」


 うちの優秀な従魔は、この短期間にスキルを2つも覚えたらしい。


 いつものように、褒めながら撫でると小刻みに体を震わせ、手に擦り寄る。

 3体とも同じポシルのはずが違う個体に感じてしまう。

 かわいいから文句は、ないけどね。


 ポシルBを撫でている間も、ポシルAとポシルCはオーク相手にレベリングを続けていた。



読んで頂きありがとうございます。

明日も更新します。よろしくお願いします。

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物語の精査の合間に書いた小説を新作として公開致しました。
ぜひこちらもよろしくお願いします。

迷宮都市の料理人
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