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幕間:戦乱の息吹

Interlude in



 夜の街、三宮の中心部にある、とあるビルの一室にて。

「おい、収集はどうだ?」

 ドスの聞いた声に平伏したのは数人だけではない。その様子はこの三宮の暗黒街の支配者が誰であるかを明らかに示すものだ。

「へい、絶好調です! やはり若い娘はいいもんですな。こんなに若い娘を集められるなんて、どんな手品使ったんです?」

 ガラの悪い男の問いかけに、ドスの聞いた声の主は

「そんなことはお前が知る必要のないことだ。俺はこの三宮の街を支配できればそれでいい。この女たちにも興味はない。こいつらはいわば道具だ。この俺が、竜胆会を出し抜き、関西で一番の組織になるための、な」

「勿体ないですぜ。使い終わったら、この女たち引き取ってもかまいやせんか?」

「好きにしろ。最も、女たちは色々な男たちの慰み者になる中古品だ。お前に引き渡す頃には心が壊れているかもしれんがな」

「へえ。まあ、かまいやせん。ところで、客はどうやって集めるんです?」

「集める必要などない。店のサイトに女たちの画像でもアップしておけば、適当に集まってくるさ。公務員や大企業のお偉いさんたちをはじめ、各界の名士どもがな。奴らは相当に金をため込んでいる。いい稼ぎになりそうだ」

「金を稼ぐことが目的ではないんでしょう?」

「手段にすぎん。俺が稼いだ金で買うのは武力だ。それも現代科学の域を超えた、超兵器……そうだな、サイボーグ兵士の一個小隊でも揃えられれば竜胆会などは捻りつぶせるだろう」

 ドスの聞いた声を発する男は潰れた右目を撫でながら

「神崎秀人に復讐する準備がこんなに早く進むとは思ってもみなかった。待っていろ。支配者の器がどういうものか、見せてやるとしよう」

 と呟いた。


Interlude out

こんばんは、星見です。

なんかボスっぽい人が出てきました。雑魚にならないことを祈るばかりです(笑)

さて、夏本番ですね。

私、星見は少し体調を崩しましたが、皆さま体調にはお気をつけてお過ごしください。

もう少しで夏休み! 頑張ります!


ではまた次回お会いできることを祈りつつ……

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