この世界とは
初めまして!
tsuyukaと申します
私のお話を楽しんで読んでほしいです!
つらい、苦しい、助けて_____
夢のような言葉。あたしもそんなセリフさらけ出せたらなー
本当にそう思った。そう思ってしまった。
『らくだと思う?』
楽でしょ。あたしには弱音を吐くこともできない。
『じゃあ代わってくれる?』
そんなん代われるものなら代わってあげるよ
あたしも、つらいし。
「朝だ……あー、今日も社畜ですか、はーだる」
ん……?なんだこの手触りの良い布団は。
なんだこの広い自室は。
なんだこのサラッサラの白髪は――!?
鏡、かがみ、、、
え、あたしめっちゃかわいいじゃんなにこれ!?
でもどっかでみてような____
「っあぁぁぁぁぁ!!!」
そうだ、このふわふわの銀髪、碧い瞳。
あたしが夢中になってた乙女ゲーム
星屑の五魔術学園
通称スタマジの中の悪役令嬢_セレナ・フォン・エナリアに転生してるとは、、
「てかそうならあたし、処刑される運命しかないじゃんっっ」
ヒロインであるミレーナ・リュシアンちゃんにいじわるしまくって、
攻略対象の反感買いまくって、ついには犯罪を犯して死ぬのだわッッ絶対、やだ!!
「てかあたし、今何歳?確かあたしが死ぬのは18だったから、ん?17歳?いま17歳!?えー嘘でしょ。あと一年しかないんだが」
あたしって確かまだなんも悪い事してないよね??
たしか、ヒロインが好きな人が好きで、追いかけてたらヒロインに横入りされて
おかしくなるって設定だったはず。あたしが今17歳ならばヒロインが入ってくるのは来年。
あたしが最高学年になるとき。そして19を迎える寸前に殺されるのだわ!
攻略対象は来年寮長になる人で、8人いる。
炎、水、土、風、光、闇、氷、雷のそれぞれの寮長である。このうち風、光、岩は女性で、ヒロインの手助けに回るキャラ。
かといって、女性は攻略対象ではないといったらそうじゃないのよね。
女性の寮長も恋愛対象になる可能性だってあるんだっけ。ルートによっては。
「あーあたしの推しは闇なんだよなー」
なんといってもあの目がいい。普段は糸目なのだが堕ちるときに開かれる瞳が何より良い。
ほんとにすき。愛してる。
「とりあえず支度しなきゃよね。」
う〜なんか変なかんじするー
見慣れないし、美男美女しか存在してないし。
「きゃぁぁぁぁっっ」
ん?黄色い悲鳴が聞こえてくるぞ?
「やぁセレナ今日も取り巻きの一人もいないのだな。っふ、、くく」
こいつは!!にやにや笑ってきやがって!
「カイネス様。」
一応カイネスは公爵家。確かセレナの幼馴染ポジにいるキャラだったはず。
私も一応公爵家だが、公爵家の中でもランクのようなものがあって、
カイネスは身内に王家の親戚がいて、一番高い。その次にセレナのとこ。なんでかはしらんけど。
ちなみに時期寮長になるはずの方々も高位貴族ばっかりである。
「いえ、気が進まないだけですわ。」
一応悪役令嬢通りに演じなければならないのが大変よね。
いっそのこと打ち明けるか記憶喪失にでもなったていが使えれば楽なのに。
「ではこれで、失礼いたしますね。」
高飛車な笑顔は得意なのよ。一応。悪役令嬢だし。
「つまらないな。いつものお前ならば喧嘩腰になっているだろうに」
「わたくしもすこしは変わったということですね。」
あーはやくどっかいきたい。
「失礼します。」
ボロが出る前に戻らないと。
でも、それにしても、、、顔がいい。声もいい。スタイルもいい。2次元最高。
第三者としてしか見れなかったものが同じ次元で同じ空間に入れるとはまさに最高。
そして、さきほどから聞こえる嫌な、ささやき。あたしへの悪口か。気づかれないとでも思っているのか?
「あの、セレナ様。」
「どうしましたの?」
「御髪に、その、、ダストがついていますわ。」
え?ごみ??まじ?絶対カイネスよね、、なにあいつ、構ってちゃんじゃん。
「まぁ、気づきませんでしたわ。感謝いたします。ではこれで」
急がねば。あとすこしで授業が始まってしまう。
「あの、とってもよろしいでしょうか?」
「では、、お願い致します。」
ブチブチッッッ
「いっっ」
「ふ、あらみっともない、、いえ、ダストが取れましたわよ?」
彼女が掴んでいるのはあたしの髪の毛だ。きれいな銀髪で長くて、艶がある。
こんだけやられていればセレナの真心がねじ曲がるわよね。
そりゃ悪事の一つや二つ、起こしたくなるわよ。
「サード・水魔術発動・波耀癒」
すげー上級魔法ってやつが使えたわ。体が覚えているものなのね。
公爵家たるもの親に厳しく育てられ、16になるまでに初級から上級魔術まですべて使えるようになったのだもの。しらんけど。
「このようなことをされてはあなたの格が落ちますわよ?」
「っぷ、、あははははっやばすぎ最高っっっ」




