その差は「生来のセンスです」
ある方のツイッターで紹介のあったエッセイを読んでみた (´・ω・`)
……まぁ、底辺作家は概ね愚かであるとし、書籍化作家という人間あり方を賛美するような内容であった。
ツイッターを眺める限り、書籍化作家と非書籍化作家は仲が悪いようだ。
スペースとかでも悪口言っているのを何回も聞いてきた (´・ω・`)
だが、これは他の分野でもよくある現象ではないか?
例えば貧乏人と金持ちは仲が悪い。
この手の格差による闘争は、昔から様々な凄惨な政治劇をもたらせてきた。
むしろ、今も揉めるネタである (´・ω・`)
そもそも、書籍化作家は小説を書くのが上手なだけであって、その人格を保証されるものではない。
お互いに喧嘩になるのも仕方がないといった感じだろう。
……人間としての在り方。
例えば、書籍化作家の努力の量が、他の作家より多かったかと言えば、それは謎でしかない。
書籍化作家に為れる割合は凡そ300人に1人で、確率にすれば0.3%である。
あまりにも狭き門を潜り抜けるには、やはり努力だけでなく、生まれながらのセンスや才能も必要だろう。
日本人は教育により昔から努力を賛美し 成功の原因として絶対視する傾向がある。
だが最近、いろんな研究などにより、社会的な成功のためには、生来の才能や遺伝の要素も大きいことが分かってきた。
変な例えだが、著者は浪人になった当初、中堅予備校で全体二位の成績だった。
だが、同じように中学のころ、足の速さでは学年全体で後ろから二番目であった (゜∀゜)アヒャ
これは別に、他の人より走ることをダントツにサボってきたわけでもないし、他の予備校生よりメチャに勉強してきたわけではない……(´・ω・`)
「人には向き不向きがある」とよく言われるが、それは平たく言えば、人には生まれながらに才能の差があるということだ。
我々はそれに目を背けることをしてはならないと思う。
……小説を書くこともしかり。
向いている人と向いていない人の差が当然に生じる。
少々の差なら努力で乗り越えられるが、300人に1人という確率を考えれば、最後には生来のセンスがモノを言うだろう。
人間は「努力していない」みたいに言われると怒るものだ。
だが、「生来のセンスです」と言われれば、あまり腹が立たないものだ。
書籍化作家と底辺作家のいがみ合い。
その差は「生来のセンスです」とお互いが認知すれば、いがみ合うリスクはおのずと減っていくように思うのだ……。
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「異世界「戦国立志伝」竜騎士シンカー記」
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