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ぽん、と7番の画像の上に「狩人CO」と出た。

6番は言った。

「はい、二周目よろしくお願いします。ああ、7番さん狩ですか。ということは、両占い師目線のグレーがとても広くなりましたね。霊媒師は吊りきるつもりですけど、最後に出た5番さんは若干慌てて出て来た狂人かなと思えるかな。でも、とりあえず3番さんの白先だし8番さんが狼で出ている可能性もあるんで、私は8番に投票するかな。吊りきるんであんまり関係ないんですけどね。グレーは最後まで盤面固まらなかったので今のところ分かりません。盤面固まってからの意見が聞けてないから。でも、7番さんが狩人で出る前に白いと言った9番さんは印象いいかな。その後1番さんも7番さんを白いと言ってたけど、便乗っぽかったので同じ意見でもそこまで白いとは思ってません。以上です。」

『7番は発言してください。』

7番は言った。

「はい、狩人です。狩人です把握お願いします。二周目でもこの位置なんで指定とかできないんですけど、6番さんは今のところ白いと感じたかな。占い師はどちらもまだフラット。狼が出てると思ってる。オレが噛まれても霊媒師は吊り切ってください。結局精査は付かないと思うんで。グレーが1、4、6、9と広いんでどうしても三日目決め打ちになるだろうけど、頑張ってください。霊媒師は8番から入れます。別にどっちでもいいけど一周目でオレにちょっとヘイト向けるようなことを言ったんで。以上です。」

確かに、狩人に言及云々言っていた。

『8番は発言してください。』

8番は、言った。

「7番さんが狩人だったんですね。だったら話は違うかなと思いましたが、まあ、吊りきってくれるならオレからでも良いです。その間に占い結果も出るだろうし、後は村任せかな。6番さんの印象は良いですね。確かに他のグレー位置に白塗りしたら、平和村になった時にまずいのにあの位置でまだCOしていない7番さんを白いと言った9番さんは白いとオレも思います。占い師には狼が出ていると現状思ってます。対抗は狂人だと思うので、まだ占い師の真贋は全くついてません。今日は5を吊ります。以上です。」

『9番は発言してください。』

9番が話し始めた。

「んーオレは霊媒に狂人が出てるとみんな思うならグレー詰めでも良いんじゃないかと思うけどな。両占い師目線でグレーが4人も居て、二回占っても白黒出たりして結局盤面詰まらないんじゃないかって。それよりはオレも含めたグレーの中で一本吊って、霊媒師に色を見せて残り3人を占わせた方が分かりやすいかなと思うけどな。オレは今のところ、6かな。というのも霊媒師のローラーしか考えてないから。グレーのオレと、同じ目線のはずで三日目運ゲーになるのが見えてるのに、なんでグレー詰めは考えないのかなって。オレ目線、オレは白だから他を一本吊って一本占ってもらったら、結構詰まるからね。皆は霊媒に入れる?…まあ、オレは今のところ6に入れるわ。以上です。」

9番は村人目線な気がするけど、真狼真狼だったらまずいよなあ。狂人か?

達也が思っていると、システムが言った。

『1番は発言してください。』

「…うーん、9番さん白いと思ってたけど、なんか狂人っぽく見えて来たなあ。真狼真狼だった時のケアができないと思うんですよね。とりあえず、霊媒師を吊りきってから占い師を決め打ちするのがこの盤面だと安定進行かなと思うんですけど。今の意見があったから、やっぱり霊媒ローラーしたいと思いますね。でもなあ、最初7番さんがグレーの時に白いと言ったから、グレー詰めしたらもっと自分の首をしめるんですよね。狩人COしたからかな?ま、私はとりあえず、霊媒師から入れます。5番さんの発言聞いて決めます。以上です。」

そう思うよね。

達也は、ウンウンと頷く。

別に1番の声が可愛いからではない。

『2番は発言してください。』

クマが言った。

「…まあ、グレー詰めてくれるんなら私も助かるんだが、この状態なら霊媒師をローラーするのが安定かなと思う。真狼真狼であることも、ないとは言えないからな。となると、対抗が白を打ってる5番から吊りたいかなと私は思う。どうせ吊りきるが、狼であることもないとは言えないしな。グレーなら9番は占い師目線では白く見える。自分の首をしめている行為だから。仮に9番が言う通り6番を吊って残り3人になったら、そんな目立つ発言をしたら絶対に占われる位置に来るし、狂人なら確かに問題ないだろうがこの盤面で狂人があの位置で何のCOもしないのは自殺行為だ。人外でも狼なのにあの発言はとても白いと思う。そこを疑った1番は、なので黒いと思う。以上です。」

『3番は発言してください。』

3番は言った。

「はい二周目よろしくお願いします。そうですね、今のところやっぱり占い師は狼、霊媒師は狂人だと思っています。対抗が霊媒ローラー推してるので、オレとしてはグレー詰めしたいかな。この村で真狼真狼ないでしょう。グレーの中では6番が怪しいかなと思いますね。霊媒師、5番さんを狂人だと見るのはおかしいんじゃないですかね。5番さんからしたら霊媒引いてたまたま発言位置が最後になっただけで、狂人扱いされたら堪らないでしょうし。出る順番と真贋は関係ないと思うんです。同じようにグレー詰めを提案して6番を疑ってる9番はなのでオレから見たら白いです。グレーなら6、霊媒師なら6番が結局8番とか言ってるので5番。そんな感じです。以上です。」

確かに発言順はどうしようもないのでそれで狂人に見えるとか言われたらなあ。

達也は思った。

なので霊媒師は精査付かないので吊りきりが安牌なのだ。

『4番は発言してください。』

「うーん難しいなあ。占い師はなんだかんだで結局霊媒ローラーかよって思ったから2番の方が若干偽目に見えた。みんなが言うように9番は白く見える。狼だったら占われたくないからこんなに目立つ動きはしないと思うから。1番は9の後で便乗位置になるからどうしても黒く見えるなと思ったけど、白い9番を狂人とか言って真狼真狼を追わせようとしてるのかなとか思ったかな。オレはグレーなら1番かなと思うけど、狂人でも霊媒の真贋付かないしなあ。グレー行く度胸がないんだよな。まあ5番の発言聞いて決めます。以上です。」

『5番は発言してください。』

「オレは安易に霊媒ローラーと言わなかった9番が物凄く白く見える。オレもグレーの中では6番が断トツで黒いと思った。オレが最後に出たから狂人に見えるってなに?発言順なんかオレにはどうしようもないし。なのに吊るのは8番とかワケわからないし。8番吊ってくれたらそれはありがたいよ。オレ目線じゃ人外だからね。でも、6番がとにかく黒いから今日はもう6番で良いかなと思ってる。6番吊って色を見たい。占い師はどっちかわからないけど、みんながわからないと言ってる中で占い師の精査を付けた4番も白く見えた。だからオレは6一択。以上。」

『投票してください。』

ここでグレー詰め…悩むところだよなあ。

達也は、固唾を飲んで見守る。

すると、パッと結果が出た。

8←6、1、2

6←5、7、9、3

5←8

1←4

『6番は追放されました。』

あー、グレーか。

達也は、結構割れている投票結果を見つめた。

狩人が、どうやら考えを変えたのがグレー詰めになる決定打になったようだ。

『6番は発言してください。』

「えー、私が吊られるの?」6番は困惑しているようだった。「なんか、発言位置のせいで黒塗りされた気がしますね。別に私は5番さんが狂人だって断言したわけじゃなくて、狂人っぽく見えるなって言っただけなんですよ。でも3番さんの白先だから8番からって。おかしいこと言ってないと思うけどな。これで決め打ちしなきゃならなくなりましたけど、皆さん頑張ってください。私は白しか出ませんから。以上です。」

『夜になりました。』

画面が暗くなる。

こうなるともう、何としても占い師の決め打ちが必須になる。

霊媒はほっといて真占い師の黒先を吊るしかないからだ。

もちろん、6番が黒なら余裕はあるが…。

『朝になりました。』

画面が明るくなった。

『昨夜死んだのは7番です。』

7番の画像が消える。

8番の画像が明るく光った時に、一斉に皆の頭の上にチャットが現れた。

2の頭の上に「1黒」

3の頭の上に「1白」

8の頭の上に「黒」

5の頭の上に「白」

と出ていた。

ということは、2番目線7白、1黒、3番目線5白、1白になる。

8番は言った。

「6番黒。6番黒でした。えーっと2番さんが1番黒、3番さんが1番白、5番さんが白ですね。ということは、オレ目線3番さんが真、5番狂人なんで2番さん吊って終わりです。村目線だと安定は1吊りだと思うんですけど、オレは今日は2番に入れます。以上です。」

つまり、8番目線6番黒だったのでそこで1人外、霊媒と占いで2人外、それで終わりのはずなのに、1番に黒を出している2番が偽になるのだ。

そして、対抗霊媒の5番に8番目線真占い師の3番が白を出しているので、狂人になる。

だから、2番が狼なのだ。

『9番は発言してください。』

9番が、話し始めた。

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