風邪とキャットテイル
…にゃんやにゃんふにゃん。
体調が悪いので、車の下の日陰に避難ですにゃ。
治るまで、自然治癒するまでジッと待つにゃ。
治らなければ、…それまでにゃん。
身体に力が入らにゃいにゃ。
まるで水に濡れたアンパンのよう。
猫事を尽くして天命を待つにゃ。
生死は、自然の摂理にゃー。
最後は、見苦しくもジタバタしたくはないの。
ここで静かに永久に眠れば熱さと乾燥からカラカラの煎餅の様になって、風が吹けば凧のように飛んで行くほどに軽くなりて、何処までも何処までも遥かな先へと飛んでいって、散り散りに千切れ、塵となりて空へ広がり、何処までも地球の大気となって、巡り廻りて気層を旅したいニャ。
うつらうつらして
暑い中、ペンギンが水を皿に入れて持ってきてくれた。
少し舐める。
頭がクラクラして喉が痛いし鼻水クシュクシュ。
少し眠るにゃ。
そして夜となり昼となり、夜となった。
そして、また昼とになり、夜となり、昼となった。
…数日ぶりに気が付くと、周りに、お供えすように御飯が置いてありました。
食べなければならない。
食べれなくては終わりにゃ。
つまり、そーいうことにゃろ。
にゃやん、にゃやん、ニャニャン。
無理矢理口に入れて噛み砕き、胃の腑に落とし込む。ふー。
そして夜となり昼となり、夜となった。
そして、また昼とになり、夜となり、昼となった。
目覚めると、身体が軽く感じながらも、山を越えた心持ちがした。
いまだ喉が痛いけども。
世界が眩しい。
もう少し、夢を見て目覚めたら、きっと良くなっているにゃ。




