表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒色のキャットテイル  作者: さくら
13/22

風邪とキャットテイル

…にゃんやにゃんふにゃん。


体調が悪いので、車の下の日陰に避難ですにゃ。

治るまで、自然治癒するまでジッと待つにゃ。

治らなければ、…それまでにゃん。


身体に力が入らにゃいにゃ。

まるで水に濡れたアンパンのよう。

猫事を尽くして天命を待つにゃ。

生死は、自然の摂理にゃー。


最後は、見苦しくもジタバタしたくはないの。


ここで静かに永久に眠れば熱さと乾燥からカラカラの煎餅の様になって、風が吹けば凧のように飛んで行くほどに軽くなりて、何処までも何処までも遥かな先へと飛んでいって、散り散りに千切れ、塵となりて空へ広がり、何処までも地球の大気となって、巡り廻りて気層を旅したいニャ。


うつらうつらして


暑い中、ペンギンが水を皿に入れて持ってきてくれた。

少し舐める。


頭がクラクラして喉が痛いし鼻水クシュクシュ。

少し眠るにゃ。


そして夜となり昼となり、夜となった。

そして、また昼とになり、夜となり、昼となった。


…数日ぶりに気が付くと、周りに、お供えすように御飯が置いてありました。

食べなければならない。

食べれなくては終わりにゃ。

つまり、そーいうことにゃろ。


にゃやん、にゃやん、ニャニャン。

無理矢理口に入れて噛み砕き、胃の腑に落とし込む。ふー。


そして夜となり昼となり、夜となった。

そして、また昼とになり、夜となり、昼となった。


目覚めると、身体が軽く感じながらも、山を越えた心持ちがした。

いまだ喉が痛いけども。

世界が眩しい。


もう少し、夢を見て目覚めたら、きっと良くなっているにゃ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ