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君たちはどう生きるか? 感想

作者: 大和田大和

この本からなにを得たいか? 新たな人生観 生きるのが楽になる方法


主人公のコペルくんがおじさんと共に成長していく自己啓発本。


以下おじさんに言われた教えの箇条書き。






共同体感覚 この世には自分の知らない人がたくさんいる。人々が海の波だとすると、自分は水の分子のようにちっぽけだ。(主人公のコペルくんが自身を俯瞰して考えている)


人間はいつも自分中心に物事を考える。例、天動説


だが一歩引いたところから見たら真実が見えるかも。例、地動説のように


生産関係 今手にしているパソコンもスマホも多くの人が携わってできている。すべての人が協力して、我々は生活しているのだ。

だが、いまだに喧嘩、裁判、戦争が起きる。






勉強して知識を入れるのはいいが、最後はあなたが行動しなさい。とおじさんに言われる。

例、盲目の人に赤色を説明できない、その人が目を治して見る以外方法はない。


父親がいう立派な人になろうとしても、他人から見て立派そうな人にしかなれない。最後は自分でなにが立派かを考えるべきだ。

他人からどう見られるかよりも、ありのままの自分を重視しなさい。



貧乏について 

①自分が貧しいことに引け目を感じる

②金持ちにペコペコする

上記の二つはやるな! 人間の本当の値打ちは着物、住居、食べ物ではない。

馬鹿は馬鹿。下等は下等。


小さい頃貧しい人を馬鹿にしない子供でも、大人になってもその心を持つ人はそうそういない。

だが、大多数の人は貧乏になる。


あなたが貧しいことより、貧しい自分を恥じることの方が問題。


自分の労力を売って生活している人が多い。そして、体を壊したらいけない人が一番体を壊しやすい境遇にいるのが現実だ。

翌日に疲れを残さない。栄養をしっかり取れない人がいる。

すべての人が人間らしく生きるべきだが、今はまだそうなっていない。



ナポレオン 十年で貧民から成り上がり、十年で転落した。

こう言った偉人からは「それがどう役だったか」を学ぶべき。

偉人も人類の歴史の中では一粒の水のように小さなもの。


流れが重要である。例、ナポレオンは十年役に立って、そのあと十年人の足を引っ張った。


要は、よく考えると、偉人は偉人でも人のためになっていないなら意味がない。人類の進歩に結びつかない英雄的精神はいらない。



自分のミスについて 自分のミスは認めるべき。たくさん後悔して、泣いたら受け入れよ。苦しむだけ苦しんだらもう考えるな。


辛い思い出があるから今を大切に後悔しないように生きられる。


後悔のことだけ考えると損にしかならない。後悔のおかげで成長できると考えるべき。


自分を哀れと認めることで偉大になれる。木は自分を憐むことはない。


体調が悪くなってから初めて、健康のありがたみに気づける。



「目が三つない、口が一つしかない」と悲しむ人はいない。

本来目は二つで口が一つだから。


悲しいのが辛いのは、人は本来幸せに生きるべきだから。


(ミスを正当化せず認めることができないのは人間だけ。)


ミスしない選択肢もあった。

本来自分にはそれができた。能力があったと思うから後悔する。




以下超ざっくりの要約。


1アドラー心理学の共同体感覚と同じ。自分は多数の人間の中の一人だという感覚を持とう。

2勉強よりも行動が大事。

3貧乏について、金で人を判断するな。特に、自分が貧乏でもみっともないと恥じるな。衣服、住居で人間の価値は変わらない。

4自分が進んでいる流れの方向を確認すべし、間違った方向に行っていないだろうか?

5人間が後悔するとき、本来あるべきものに対する後悔しか生まれない。

例、口が二つない! と怒る人はいない。なぜなら本来口は一つだから。

よって、あのときああできたのにと悲しんでいるのなら、本来自分にはその能力があって問題を解決できたと信じているから。


感想 非常にお勧めされていたが、正直他の本とかなり内容がかぶっていたように感じた。面白かったが、自己啓発本自体飽きてきてしまった。

だが、最後の5の本来あるべきがどうたらの件は他の本には乗っていなく面白かった。


プラスアルファ 今、主人公成長型の自己啓発本を書いているので、本書を参考にしたい。

主人公が少しずつ成長していく姿に読者を共感させたい。


気づき 後悔するのは悪いことではない

Todo 次からは後悔するときは、「これは自分の能力に期待しているからだ」と考えたい。


気づき 主人公成長型の自己啓発本なら、先生的な人が欲しい

Todo 執筆中の本に活かしたい。


気づき いかに論理的に読者を納得させるかが大事

Todo 執筆中の本に活かしたい。


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