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心理学者の事件簿  作者: 八神 陣
1/1

事件ファイル 1 カフェ編

みなさんはサヴァン症候群をしっているだろうか?

サヴァン症候群とは自閉症などの精神障害がある一方で、突出した才能を持っていることを言う。

私もサヴァン症候群だ、自閉症スペクトラムだが心理学と推理は才能がある。自慢の様に聞こえると思うがこれに関しては事実だ。 

さて、これは私が事件に巻き込また時に解決した話をしようと思う。

――――――――――――――――――――――――

(シフォンケーキが食べたいな)

三上 日向(みかみ ひなた)はふと思った。思ったらすぐ行動するタイプの彼女は近所のスーパーに行き材料を買っていた。今思えばこれは運命だったかもしれない。


「キャー!!!!」

スーパーの帰りによったカフェで甲高い女の声が聞こえたと思って振り返ったら40代位の女性がトイレで死んでいたらしいのだ。

その叫び声はカフェ店員のもののようだ。

「きゅ、きゅ、救急車を! 警察も!」

カフェ店員が焦ったように指示をだしている。

「あー 救急車は必要なさそうですね。もう死んでますよ。」

第2回目の叫び声を聞く羽目になったのは言うまでもない。



警察が呼ばれ、三上は今人生初の事情聴取を受けている。

「貴方は被害者と何らかの関係を持っていますか?」

「いえ、もっておりません。」

「なぜ今日あのカフェに居たんですか?」

「スーパーの帰りに寄って見たんです。」

「貴方はトイレに行きましたか?」

「はい。」

「何分ほど?」

「まあ、多分10分位でしょうか。ってかトイレの時間を覚えてる人っています?」

「それはそうですねー」

(この森本という刑事は優しそうな雰囲気がある、それに顔が整っているな。捜査一課に居るというが町のお巡りさんでも充分様になっているな。)

「あの、、貴方は随分と余裕そうですね。殺人事件が怒ったというのに…」

「そうですか?」

「ええ、疑われちゃいますよ。普通の人なら演技でもオロオロしてるのに…」

「私、空気読むのが苦手でして。なんかすいませんね」

「あぁ…いえ。」


「犯人はあの女よ!!!」

右の方から女が私に向かって指を指しながら叫んでいた。あの被害者の友人だそうだ。

(え、私?)

「私、動機もなんもないんですけど…」

「そんなのわかんないでしょ!!!!!」

「むしろ1番疑わしいのはあなたですよ。親しい仲の事件が1番多いんですから。」

「私なわけないじゃない!ふざけないで!」

もうその女はヒステリックだった。物凄く取り乱していて、刑事が2人係で抑えていたほどだ。

(ん?この女...足がモゾモゾしてるな、それにやたらと指を指してくる、おまけに目が左右に泳いでいる。

あ、この人 ()()()()())

「あの、森本さん、もしかしてなんですけど あの人トイレにはいきませんでした?」

「トイレなら行かれましたよ、貴方と同じ10分程ですけどね。」

「あー そうですか」

(死んでるか確かめる時に見に行ったがあれは何かに刺されて死んだみたいだ。だけどあの女の持ち物から刃物は出てない、勿論他の客からもだけど。返り血もどう処理したのかも説明が付かない。証拠を見つけなければ。一体どうやって....)

「あのー森本さん?」

「はいなんでしょうか?」

「もしかしてなんですけど.... ______________________だったりします?」

「はい、そうですが? なぜ?」




B()i()n()g()o()





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