表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暗黒転生/異世界がマジで殺しにきてる  作者: 猿谷ちひろ
1st - Die Die My Darling
16/41

 《1stのあらすじ&キーワード》

【あらすじ】


 自宅でゲームをやっていたら、異世界に転生してしまったひきこもり少女、イツキ。

 森で夜魔に左足を切断され、瀕死でいるところをベルガという魔女に拾われる。

 その後、レイシィ&リオンと行動をともにすることになったが、銀貨二〇〇枚の借金を返さなくてはならない。

 酒場で商人の姉弟、メラニーとコリーに知り合う。

 レイシィの仲間として正式に認められるが、先行き不安。


 ◆


【キーワード】


【イツキ・ミナセ (人名)】

 一六歳、身長一四三cm、体重三一kg 。

 小柄、痩せすぎ、猫背、三白眼、目の下にクマ、ギザ歯の残念な美少女。

 異世界にやってきて早々、左足を夜魔に切断される。ベルガとレイシィに助けられたものの、巨額の借金を背負う。

 持ち込んだ衣類やスマコンが、マジックアイテムと化しているが、これだけに頼って生きていけるほど優れたものではない。

 そんな不遇な境遇のわりに、イツキは深刻な感じがしない、どこかものごとを斜めに見ているような印象がある。


【イツキの所有物 (アイテム)】

 異世界に持ち込んだ時点で、すべて魔法アイテムになっている。

 基本的に、破壊不可能。

 眼鏡は、肉眼では見えない魔力の流れが視える。

 スマコン(スマートコンピュータ)はデータベースや、LEDライト、静止画や動画、また音の記録と再生といった機能をそのまま使える。

 また、ポケットは無限収納(ただし、ポケットの口に入ることが条件。ちいさいものしか入らない)。


【レイシィ (人名)】

 二〇代前半の風の民、魔法使いで、旅人。髪をツインテールにしている。眼鏡。

 幻影魔法と精神魔法が得意。また薬草学にくわしい。

 ふだんはエシャルの偽名を用いている。


【リオン (人名)】

 一〇代前半の獣人の少女。レイシィの用心棒であり、大酒飲みで大食らい。

 愛用している両刃型の戦斧〝盾裂き〟は、サイズはちいさめだが重く、威力が高い。


【獣人 (種族)】

 モフモフした耳としっぽを持つ。人間のものよりかなりおおきい耳は、人間とおなじ位置から、水平にぴょこんと飛び出すように生えている。

 牙と爪が発達しており、人間よりも頑健。五感も鋭い。

 ただし手先が不器用で、読み書きの文化がない。基本的に魔法も使わない。氏族社会を形成、荒野に原始的な集落を作っていることが多い。

 人間の生活圏にも入ってくるが、あまり歓迎されない。傭兵や冒険者になる者が多く、かれらにもっとも親しいのは風の民である。


【ベルガ (人名)】

 二〇代後半、左目が魔眼。外道と呼ばれる被差別階級の魔女。

 イツキを拾ってくれたが、必ずしも善意からというわけでもない。

 ブライヒェンにほど近い村のはずれで生活しており、村人に薬草を売ったり、産婆の仕事(堕胎が多い)などで生計を立てている。

 また、力仕事は自作のゴーレムにやらせている。


【メラニー (人名)】

 一〇代後半、風の民、食えない性格の行商人。

 育ちが悪いのでマナーがアレだけど、商売柄、その気になればそれなりに上品にふるまうこともできる(これはコリーも同様)。


【コリー (人名)】

 一〇代前半、風の民、行商人。メラニーの弟。


【夜魔 (種族)】

 知能は高いが、残虐非道の怪物。他の生物の、苦痛や恐怖といった感情をエサにする。最弱の個体でも、オオカミなど比較にならないほど恐ろしい害獣。こちらの世界における最悪の脅威のひとつ。

 光に弱く、夜間しか活動しない。日中は、地中にもぐって光から身を守っていると推測される。


【階級制度 (社会)】

 この世界の住人は、五つの階級に分かれており、髪の色で所属階級がわかる。

 地の民……土褐色アースブラウンの髪。農漁業民。

 水の民……青灰色ブルーグレイの髪。下級市民~職人。

 風の民……橄緑色オリーブグリーンの髪。旅人や商人、魔法使い。

 火の民……赤銅色レッドカッパーの髪。準貴族。騎士や学師。

 天の民……輝金色ブライトゴールドの髪。王侯貴族。

 外道………消炭色チャコールの髪。被差別階級。

 教会の司祭に申し出て、正式に受理されれば、所属が変化する(髪の色が変わる)ことがある。いちばん多いのは結婚の場合など。懲罰として地位をおとされることもある。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ