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蘇る約束

投稿遅くなってしまいすみませんでした。m(_ _)m

理由はリアルが忙しかったのと、ゲームが面白くて、小説を書く気になれませんでした。

今後も、投稿が遅くなっていたら「あぁ、またゲームしているんだな」と思っていただけると幸いです

「はぁ…生徒会の仕事、超疲れるんだけど」


「あんた少しは、頑張りなさいよ、一応それでも男でしょ。…もやし」


「ねぇ、さらっと毒吐くのやめてもらえますか…リンさん」


「お兄ちゃん、さらっと女性の下の名前で呼ぶの…キモッ…」


「はい! そこ! お兄ちゃんに対して、さらっと…キモッ…って言うのは、ガチで傷つくからヤメて!」


入学式から一ヶ月が経過し、生徒会の仕事が板に付いてきた、幸樹だが、リーナはというと…


「なんで約束覚えてないのよ!!」


そう、リーナがこんなに怒っているのには理由があった。


「嘉神くん、小さい頃に女の子と()()した事覚えてたりする?」


「小さい頃の女の子との約束……覚えていませんね」


「ほら、例えば金髪青眼の女の子とか…」


「金髪青眼の女の子の事はよく覚えてますが、あいつと約束なんかしたっけ?」


(はい! 幸樹、約束の事なんて1ミリも覚えてませんでした。でも小さい頃の私の事は覚えてくれてる。

そこは、及第点!)


「エルミアナさんそんなこと聞いてきてなんかあったの?」


「いいえ、特にありませんよ。すみません、変なこと聞いてしまって」


「大丈夫です。気にしないで下さい」




リーナは帰宅して、嬉しさと怒りの二つの感情の中にいた。


「なんで約束覚えてなのかなぁ!……でも昔の私の事覚えててくれたし…もうどうすんのよぉ!!」


リーナの部屋から叫び声が家全体に響いた。

そして、翌日の放課後、リーナは幸樹を呼び出したのであった。


「嘉神くん本当に覚えてない?」


「エルミアナさん本当に覚えてないんだけど。エルミアナさん最近何回も同じ話だけど…どうかした?」


この一言でリーナの何かが切れた。


「…………たの……せい……」


「何?よく聞こえなかった」


「あんたのせいでしょぉぉ!!!」


「俺ぇぇぇ!!!!」


リーナは目に涙を浮かべながら学園全体に響くんではないかという大声で叫んだ。


幸樹はこの世の終わりかのように叫んだ。



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