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ツブヤキ発散シリーズ〔第一弾〕

涙空song。~カノジョの兄はカノジョにしかわからないことが多すぎる~

作者: 白木院 初

カノジョは兄にずっと伝えていない想いがあります。

しかし、例え会ったとしてもきっと伝えられない。

遠くに離れている人にどうやって思いを伝えればいいかぜひ、相談に乗ってくださいね!

ラブソングも青春ソングも自分が今、恋愛していたり友達関係で悩んでいだり・・そして、経験していないとあんまり共感しないものだ。

しかし、全てに当てはまるとするならそれは、もう自分自身がこんがらがっていて愛も絆も優しさも悲しさも感じていてそれだけの大切なもののことを指している。

そして、他人が自分の大切なものの話を自慢するか悪口を言えば反射的に抵抗するか心の中で何回も大切なものを連想して辛くなって最終的には他人を恨み憎み・・恋焦がれている。羨んでいる。


今回は他人事だとは思いますがストレスでヘルペスまた、偏頭痛、吐き気を軽症にするためにぶっちゃけてみたいと思う。

真実だとは言わない。嘘かもわからない。しかし、嘘が混ざっていることは言っておこう。


カノジョには兄がいる。

しかし、同居はしていない。兄は3年前から一度も顔を実家に出さずにいる。

カノジョにはそれが不安でいて愛が足りない。

愛といっても恋愛ではない兄としての優しさだ。

昔から内気なカノジョに対して彼自身からみんなの中にさそったり、辛いはずなのにバイト代で毎日お菓子を買ってはそれをさりげなく投げてよこした。

口数が少ない彼だがカノジョは案外すきだったらしい。

しかし、カノジョは不満に思っている。

お兄さんが自分のことを名前で呼んでくれないことだ。

カノジョは兄との間になにかしらの壁があることに気づいていた。

その距離感は近くに居るのに遠い、矛盾した世界観。

カノジョは不十分な愛で生活していた。

どこか欲しているのに言えずにいる。

兄弟なのか?

そん疑問も持つ。

でも、うわべではそうなっている。


そして、3年前。お兄さんはひとり立ちをした。

歳の差、6歳。

自分が卒業すれば彼は高学年に。

なりなれたと思いきや兄はもう先に進んでいる。

追いついたはずなのに次はもっと離していく。


兄は夢を追う人だ。

そして、かなえている。

カノジョは夢を目指しているが、兄に会いたいし、辛いで、残酷になっている。

カノジョは彼はなんで帰ってこないのか親に聞いたらしい。

働いてもお金がなく来れないらしい。

辛いらしい。

社会は厳しいらしい。

カノジョは優しい兄を思う。

いつも、どこか自分のために思ってくれていた兄。

表面的に出さなくてもわかる。

兄に抱きしめてもらいたい。

いままでいえなかった大好きを大声で言いたい。


しかし、なにかしらの壁なのか性別の壁なのか?

会ってもカノジョはきっと顔もみずにただただ話せないでいると思うと話す。

すきなのになぜ?


それは、わかりすぎていてどこか哀れんでしまう自分がいるからだという。

すきなのに哀れむなど・・

その前に悲しくなってしまうのだと。

カノジョはこう歌った。

悲しいsongを聞きながら、青空に向かって会いたい思いを・・。

同じ空の下でがんばっている兄に向かって・・。

家族も知らぬまにそっと涙を流し、声を出さずに泣いている。


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君に会いたい 探しています 

確かな思いを伝える準備

もう少し、もう少し

だから君も考えて置いてください

私が大人になって君の気持ちもわかるときまで


察して?

なにしてほしいかなんて長年でわかるでしょ?

簡単でいいんだよ

ギュッと抱きしめて

そしたらそっと言える気がする“大好き”


悲しい思いも消えるかな

求める気持ちもおさまるのカナ

幸せだった

そんなことより

今の幸せがいいね


大好きです

今、このメーセージをみているのかな?

見ていたなら

探してください 君に会いたい あなたもそうですか? 


私はYesで。きっとYesで。ずっとYesで。


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