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深淵聖女(ディープマリア) ~転生魔王は勇者ご一行~  作者: 恩谷
深淵聖女(ディープマリア) ~転生魔王は勇者ご一行~
6/61

6.少女の世界は終焉を迎える

小説初心者ですがよろしくお願いします。序章全7話構成を順次投稿、新章は序章よりも長めの1話構成で順次投稿いたします。更新遅めです。イラスト画像と共にご想像していただければ幸いです。


下部、キャラクター紹介追加しました。

 



[オルソリア島 ホールオブラナ 3合目]



 それはなんの前触れもなく起こった。突如、大地を大きな地鳴りが襲う。大穴の奥からは、まるで地底の邪神の咆哮とでもいうような重低音が鳴り響き、一同の喉元まで這い上がってくる。



「何だッ!?!?」「きゃあああっ!!!」「みんなっ、一か所に集まれ!!」



 驚きと戸惑い。クオリアが思わず悲鳴を上げ、ナハトは皆を一か所へ誘導を試みる。足場の悪い岩の大地な上に地震とも言える程の小刻みな揺れのせいで、みな立つのが精一杯だった。



「みんな! 我輩の後ろへ集まるでござる!!」「アーサーさんの後ろへ! 早く!!」



 大きな盾を地面に突き立ててしゃがみ込んでいるアーサーの元へ、セシルが心ここにあらずなレイナの手を引く。ナハトはクオリアとメサリアを気にかけ、ミイルダは周囲の警戒を更に強めた。



 《ウォォォオオオオオオオオンンンッッ》



 ひと際大きな咆哮とともに、穴底が歪な光を放ちはじめた。



「何かっ… 来ますよ… 皆さん!!」「来るぞっ… 来るッ!! アーサー!!!」



「大地の精霊よ、我らの盾になりて顕現せよ… カラミティーウォール!!!!」



 アーサーの詠唱とともに大地が盛り上がり、鉄の盾のように変色していく。タイミング同じくして、圧縮された風が地底から吹き荒れた。漂っていた濃霧は一瞬で霧散する。そして、もの凄いスピードで穴の底から翼の生えた魔物たちが数十匹、天へと飛翔して行った。



「グリフォンに翼狼だと!?!? それになんだアレは!!??」『プロルト・アーリマン!?』



 動体視力の良いセシルの魔物の判別に対して、メサリアは自分の中で補足をした。どれもが昨日のキマイラ・イーター以上の難度の魔物だ。狩人が帽子の鍔を持ち上げて天を仰ぐ。



「……まずいな。王都の方向へ飛んで行ったぞ……」



「先日の戦闘後に、夜光の祭典ギルド本部へは魔物の出現のメッセージは送ったが…」「それでは警戒態勢すら取ってませんよ、王都は!!」



「みんな、急いで外へ!!」




【貴様らか、人間どもよ】




 皆が気を緩めていた。誰もが先ほどの一陣の風が如き魔物の群れを目で追い、その意識は空へ向けられていた。だが…



 ソレはそこにいた。皆が気づくのが遅れたのは、ソレが先陣の一群の後から気配なく現れたからかもしれない。ソレは魔牛のような二本角を生やし、巨大な四足獣の手のような鉤爪を黒い両翼の先端に持っていた。


 両翼を広げてはいるが羽ばたいてはおらず、大穴の空洞の宙で完全に静止している。この世界で言うところの、絵に描いたような【魔人】がそこにいた。



「邪魔だ」



「え?」



 次の瞬間、魔人が大きな片翼の鉤爪を振り上げた。



 《ブシャアアアアアアアアアアアッ》



 血しぶきと臓物があたりに散りばめられると、程なくして女騎士の上半身と下半身が別々に地面にたたきつけられた。



「レイナああああああああああああああああああああああああああ!!!! ちくしょおおおおおおおおお!!!」



「キース!!!よせっっ!!!」



「止めるなセシル!!!!! レイナがっ… レイナが殺られたんだぞっ!!!! それなのにお前!!!!」



「無闇に突っ込むな!!! …私も!!! 耐えているっ……!!!!」



 キースを押さえつけるセシルの握りしめた拳からは、血が流れ出していた。



「お前ら、どけっ!!!!!!!」



 声に振り向くと、少し離れた岩場の陰で、狩人が魔弓を広げていた。その弓を構える左腕は歪で禍々しい魔弓と一体化し、ミイルダの半身は獣のような体毛に覆われ、左目が鷹の目のように変色していた。



「ほぅ?」



 少し感心するかのように魔人が呟く。



「目覚めろ、魔眼の蒼弓!!! 眼前の敵を全て貫け… ユグドラシル・ソーン!!!」



 青黒い魔弓の先端の溝が開き、大きな魔物の禍々しい瞳が現れると、まるで大砲を撃つかのごとき衝撃波とともにレーザーのような矢が放たれた。



「むぅっ…人間にしてはやる方だな。だが…無駄な足掻きだ」



 魔人は少し押されながらも正面から矢を受け止めきる。再び魔人が鉤爪を振り上げると、ミイルダの左腕が付け根から全て吹っ飛んだ。体が後ろの岩に叩きつけられ、衝撃でミイルダが大量に吐血をする。弓と一体化した切り離された腕は、程なくしてメサリアたちの目の前の大地に突き刺さった。


 先ほどから何事にも反応すら出来ずに萎縮していたメサリアの中に稲妻のような衝撃が走る。



「ミイルダッッ!!」「狩人氏!!!」「……嘘ですわ…嘘よ!!」



 ナハト、アーサー、クオリアが堪らずに叫ぶ。絶望的にして圧倒的だった。魔人の登場からわずか一分足らずで勇者御一行は壊滅状態へと陥った。



「その魔弓、貴様が噂の魔弾の射手か。ラグロスから話は聞いているぞ。だが、所詮はこの程度か、クハハハハハハハハ!!!」



「貴様は一体……!!??」



「聞け、人間ども! 我が名はグランゾーラ!! 魔王リディアス様が側近にして第一将、魔皇四天王が一人である!!!」



 魔人は翼をはばたかせて威厳を示すように威圧した。



「第一将!? 帝国が撃退した第三将の獣帝ラグロスよりも格上の魔人でござる…… む、無理でござる…」



「セシル!!! ライディーンを頼む!! 僕を止めないでくれ!!」



「クオリア!! プロミネンスフレアだ!! キースさんよ、一緒に合わせてくれよ! メサリアはミイルダの治療を!!」



 先ほどの矢のおかげで地表辺りまで来ていた魔人グランゾーラをめがけて、キースとナハトが一斉に両側から飛びかかった。



「食らいやがれ、極炎槍!!!」「レイナの敵だくそったれめ!! 雷神槍!!!」



 軽くあしらわれたナハトが、宙で一回転して着地する。キースはまだグランゾーラに食らいついたままだった。



「追撃!! 雷神槍剛雷!!! 」「雷神槍爆雷!!!」「雷神槍白雷(びゃくらい)!!!」



 《カッッッ!!!》



 天から白い稲妻が走り、魔人と自身もろとも雷を喰らい続ける。同胞レイナを無残に殺された怒りに全身を焦がされ、捨て身の攻撃を続けるキース。彼の全身は次第にチリチリと蒸発し始めた。



「こ奴、我と共々蒸発するつもりか!? ええい、鬱陶しい小蠅め!」



 グランゾーラが再び片翼の鉤爪を振り上げたその瞬間、それまで機会を伺っていたセシルがここぞと飛び出した。



聖騎士武技(パラディン・アーツ)と家伝の宝刀ライデンの成せる技…お見舞いします」



「一点突破、雷鳴剣!!!」



 《キリキリキリキリキリ》



 あたりに鳥の鳴き声のような音が響き渡り、激しく帯電した白い聖剣の突きが魔人の鉤爪を受けきった。



「くぅっ、これ程とは…!!!」



「ほぅ… 少しはやるようだな。だが…」



 グランゾーラがもう片翼の鉤爪を振り上げる。



 _____フンッ、良い位置だ



 遥か地上から全身黒甲冑の大男が飛び降りてくると、背負っていた大斧を右手に握りしめ野太い声で叫んだ。



「メテオアックスゥゥ!! ぬぅぅぅうううんッッ!!!!」



 《ドゴォォォオンンッ!!》



「何っ!?」



 とてつもなく重たい斧の一撃が、大男の体重と腕力と落下速度と相まってグランゾーラの鉤爪に入った。グランゾーラが初めて仰け反ると、3人は一度魔人から距離をとる。



「ゼネス殿!!? 間に合いましたか!!」



「フンッ、元々お前たちを追ってこの島の調査に来る予定だったのだ。…絶体絶命って感じだな」



 ゼネスはあたりを一通り見てからそう言うと、岩場に無残に転がる女騎士の真っ二つの死体を視界にとらえた。



「ホールチェインと、ドイトル…は命はまだあるようだな。魔弾まであのざまか。何者だ!!?」



「魔王の側近、グランゾーラというものです」



「なに?……魔王の側近だと!?!?」



「クハハハハハハハハ!! 笑止!!! 貴様らウジ虫どもがいくら増えようがこの我には成すすべがないぞ!!



 それに今頃、我が放った魔の軍勢が手始めにラナ王国とやらを滅ぼしている最中だろう」



「クッ…」



「王都アルカナには宿命の杯や他の冒険者たちもいる。今は奴らに任せる他あるまい!」



 ゼネスが自分へと言い聞かせる。そうして一同が攻めあぐねる中、終始何も出来ずにいたメサリアはミイルダのところへと駆けつけていた。



「ミイルダさんっっ… もう血が… 止まらなっ《ひぐっ》私の神聖魔法も受け付けない…」



「……ヴァルフ。某のことはもういい、自分でも助からんことはわかっている。…それよりも聞け…」



「……お前が本当にかつての魔王だというのならば、今がその力の使い時かもしれぬ。結末がどうあれ、お前の悔いのないようにやれ……」



「ミイルダさん。私、許せないです… 仲良くなれたレイナさんをあんな無残に殺されて… 私の心のつかえをとってくれたあなたをこんなにされて…」



 _____『なによりも、絶対に守ってみせるなんて戯言を言っていた私自身を、赦せない』



 メサリアの中に怒りが渦巻きだす…



 --------------------------------------------------------------------------------



「流石だな、漆黒のゼネスさんよ。ホントこういう時は頼りになんぜ。それに比べて俺は… 勇者らしいこと一つも出来てねぇ… 剛雷さんたちの方が余程勇者してるぜ」



「この阿呆が!! 勇者云々など関係ない!! 今貴様に出来ることをしろ、レイラルド!!!」



「……違いねぇ」



 この絶体絶命な危機において一同の意識が高まる中、ナハトだけは上がりきらずにいた。そんな自分をナハトは恥じる。


 意外とこんな局面にならないと気付かないものなのかもしれない、自分の中の覚悟やら意思の強さというものは、そう彼は思った。



 前線で戦う剛雷の二人とナハトとゼネスの後ろで、片やシルドウォーリア(盾戦士)のアーサーは防御と無縁の魔導師クオリアをひたすら守り続けていた。いくら盾戦士と言えど、先ほどからグランゾーラが鉤爪を振り上げるたびに起こる衝撃波を受けきるだけでも精一杯だった。



「情けないでござる… 女騎士殿や狩人氏がやられても、一歩も動けないでござるよ…」



「情けないのはワタクシですっ!! 守られてばかりで何もできない… でもあんな、圧倒的な力量差…… 敵うわけがないでしょ……!!!」



 堪らずクオリアが悲痛な叫びにも似たものを吐き出した。



「クハハハハハハ!! これが勇者御一行? 興醒めだぞ、脆弱な人間どもよ。この分だとラグロスの相対した帝国の奴らの方が幾分かマシだったであろう」



 グランゾーラは続ける。



「先ほどの魔弓の男、そこの白い甲冑の男、黒い甲冑の男。そこそこ人間にしてはやるヤツもいるみたいだが、所詮は下賤な下等生物よ」



「我は不快だ。魔王軍でラグロスばかりが人間との戦を愉しみ、あろうことか押し戻されてきてアイツは言った…『人間は面白い、時には予想以上の強さを発揮する』と嬉しそうになぁ」



「ふざけたたわ言を抜かしやがってえええ!!! 我らは魔人!! 脆弱な人間どもを圧倒的な力で畏怖させる!! そういう存在だろうがああああっ!!!!」



 《ゴォォォオッ!!!!》



「ガハッ!!」「ぐふぅ!!」



 咆哮という名の衝撃波で、遠くにいた2人、ミイルダとメサリア以外のほぼ全員が岩場に叩きつけられた。それまでほぼ無傷ともいえた6人は、あっという間に満身創痍になる。



「他愛ない。聞けっ、人間どもよ!! 我こそが魔王軍の脅威!! 手始めに…今、この時、この地から、我が殺戮の恐怖を撒き散らしてくれる!!!」



「きゃああっ!!」「こ、これではっ!!」「ちくしょお、こんなところでっ、レイナッ…!!」」



 大穴の内部ということもあり、吹き荒れた風と衝撃波が逃げ場を求めてしきりに全員を襲った。かろうじて斧を支えに立っているゼネス以外の誰もが岩場に伏せていた。



「ふむ、この暴風の中で立つか。貴様だけは出来が違うようだな。だが、終わりだ」



「この穴の中全てを灼熱の釜と化してやろう。脆弱な人間どもよ、骨まで溶解するがいい!! 上位火炎魔法、プルトンゾーラ!!!」



 蒼き光がグランゾーラの掌の一点へと集まると突如、巨大な蒼き炎の球が出現した。その場にいた誰もがそれを見て終わりを悟る。そして目を閉じた。



「……………」



「……………」



「!?」



 何も起こらなかった。皆が唖然としている。中でも一番驚いていたのはグランゾーラ本人だった。



「何が起こった!? 何故我が魔法が消えた!?」




 _____それは、真逆の同じ威力の魔法で打ち消されたからです




 そこには不自然に傷一つない純白のローブを着たブロンド髪の聖女が立っていた。うつむいていて表情が伺えない。



「何かと思えば、この中で一番魔力を感じない、ごみ虫のような女か」



「貴様今何と言った? 我が魔法を打ち消したと抜かしたか? クハハハハハハハハ!! これは傑作だ!! 下等生物ごときが…」




【魔人ごとき下等種族がいい気になるなよ】




 《ゾワッッ!!!》



 空気が変わった。あたりを凍てつくような殺気が張りつめる。



「メサリー??」



 ナハトが弱々しく呟いた。



 メサリアがうつむいた顔を上げると、彼女の眼はおよそ人の眼とは程遠い、赤黒い眼球と紅い獣の瞳をしていた。


 いつも頭の両側で結わいていた長い髪はほどけ、揃えている前髪ももみ上げも乱れ、本来の天然ウェーブが逆に今までの彼女とは全く違う雰囲気をかもし出す。



「貴様、人間か? しかし、我ら魔人を下等種族呼ばわりとは解せん! 思い上がるな!!」



 再び衝撃波が走るが、メサリアは何事もなかったかのようにそこに立つ。



「… フフフ… やはり貴様だったか女。何故力を隠しているかは知らんが、解放するなら今この時だぞ」



「やはり気づいていたんですね、漆黒のゼネスさん」



 ゼネスは斧の柄にもたれながら力なく続ける。



「フッ…… 正直に言うぞ。今思えば、あの朝俺が感じた身の毛がよだつ程の気配、今相対しているこ奴以上だったと……」



「解放しろ!! 聖女!!」



「…みなさん。今から見たことは、出来れば御内密にしてくれると助かります…」



 ナハト、キース、セシル、クオリア、アーサーは無心でメサリアを見つめていた。



「ええい!! 癇に障る虫けらどもめ!!! 我が鉤爪で粉砕してくれるわ!!」



 _____《ガキィィンッッ!!》



 レイナとミイルダをいとも容易く引き裂いたグランゾーラの鉤爪を、メサリアはその腕で受け止めた。その腕は龍の腕のように変質しており紅い鉤爪が生えている。



「な、何ぃぃぃいっ!!??」



 初めてうろたえたグランゾーラを鋭い目付きで睨むと、メサリアが言い放った。




【よくも俺様の仲間たちを弄んでくれたな、下級悪魔よ!!】




 グランゾーラの鉤爪が振り払われ、勢い余って大穴の対岸の岩壁へと衝突した。



 突如、雰囲気が急変したメサリアのブロンド髪は怪しく揺らめき、全身がオーラを放つ。



「俺様は今、腹が煮えたぐれる程の怒りを覚えている。仲間を守れなかった俺様の脆弱さに… 仲間に死をもたらした貴様の存在に!!」



「とことん付き合ってもらおうか。俺様の怒りが収まるまでの八つ当たりに」



「な、なんだ貴様は… 何なんだ一体… この我がこんなに…」



 壁に衝突し気が動転しているグランゾーラに対し、言葉を続けるメサリア。



「俺様が何かだと?」



「普段はごく普通の魔法使い… 真紅の槍刃、セカンドメイジのメサリア・ノア・ヴァルフ。しかし、その正体は…」



 そこにいる誰もが見ていた、そして目を疑った。先ほどまでそこにいた金髪の聖女の髪の毛が、燃え盛る炎のような真紅に染まりあがる。首を伸ばすと、額上の両側からは漆黒の魔牛のような屈強な二本角が姿を現した。


 両手両足は火竜のような鉤爪のものへと変化し、肉つきの良い太ももと股ぐらから下半身は紅い体毛に覆われ、両目は鋭くつりあがり、口からは牙が生える。純白のローブが引き裂かれると、大きな乳房が現れ、妖艶な魔獣の容姿へと変化した。


 身体をのばすと、生まれたての雛が羽を伸ばすかの如く、黒い大きな翼竜の翼が背中の腰あたりから姿を現す。そこには神話にしか登場しないであろう妖艶で美しくも猛々しい魔人の姿があった。



「その容姿… 魔力… 我々のと酷似した鉤爪と二本角!! まさか貴様…上位魔人だと!?!?」






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キャラクター紹介⑥ ゼネス・オルドバッカス

挿絵(By みてみん)

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