インターネットという環境に適応できなかった
「小説家になろう」含めインターネットの特徴は「人に注目されるものが更なる注目を集める」ということです。
「小説家になろう」は特に顕著でだからこそいわゆる「なろう系」が生まれるわけですね。そもそもインターネットで小説を読もうとする年代なんてお金を使うことができない10代が大多数であるわけで、その年代をターゲットに絞ったものがウケるのは当然のことです。1つ面白いものがあったら、また似通ったものを見たくなるのは当然の摂理ですから「なろう系」が生まれるわけです。要因は他にもあると存じますが省略します。
前置きはここまでにして、私はそれを理解していても納得はできなかったんですよね。今でも正直 納得はしたくありません。自分にとって全然面白くもなんとも思っていないものが、こんなにも認められていることに。反骨精神でやっていたところもあります。それだけでやっていた訳ではありませんが。一番ショックのが、リアルの知り合いに「どうしてなろう系を書かないのか」と真顔で言われ拙作について「何が面白いのか分からない」と言われたことですね。アレはカルチャーショックでした。流行っていることは知っていてもリアルで見聞きするっていうのは、なかなか辛いものがあります。世知辛いのじゃ〜(脳死)。川の中に石が……ウボボボボボボボ