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サチは、チカと、別れ、家に向かった。


そして、自室に、こもった。














このチョコ、どうしようかな。




せっかくだし…。




“パク”




そのチョコは、サチが、夢で見た、食べたチョコの味と似ていて、少し、甘く、全体的には、渋めの味で、サチの口に合った。


サチは、夜羅君のことが、気になり始めていて、口に運ぶ手は、止まらなかった。


チョコの味に関しては、サチの見た夢のままだった。








































「今日、サチ、どうしちゃったんだろう?携帯にも、でないし。家にもいないみたいだし。サチのおばさん、心配してた。昨日、帰ってから、姿見てないって。」


「どうしたんだろうね。神隠しとか?」


「今の時代に、それは、ないよ。丈治君。でも、おばさん、捜索願、出そうかなっていってた。」


「心配だな…。」





丈治の机には、学校指定じゃない鞄が、あった。


その鞄の中に、オレンジや、ピンク色の袋で、包装された、箱みたいなものが、たくさんあった。







その中の一つに、赤茶色の袋で包装された、箱があった。


その箱の中には、チョコが、入っていた。






そのチョコのひとかけらに、サチが入っていた。


正確には、サチの魂だけ。



「ここ、どこ?これも、夢?」






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