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クソ饅頭屋のクズども

作者: 竹仲法順

     *

 アイツらはあぶく銭稼ぐため、奔走している。全くバカだ。観光バスが一日に一台とか二台来たって、話にならんだろうに。何を持って商売だと言っているのか?愚かであること、極まりない。表題に掲げた通り、クソ饅頭でクズだ。

 まあ、アイツらには基本的に職能がないからね。どこに行っても務まらないのである。だから、うちみたいな死に掛けの零細企業に必死こいてしがみ付きたがるんだな。どこまでバカだと言えばいいか知らないが、おそらく脳みそ全く入ってないんだろうな。

     *

 座敷の開放などしたところで、あんなまずい豚まん売ったら、旧家の金看板に泥塗るのと等しいよ。ますますうちの家の品位が落ちる。まあ、饅頭屋などを始めた時点からすでに負けが決まっていたのだが、それがここ数カ月でほぼ確定した。つまり、オヤジが死ねばあの店は紛れもなく廃業である。別にボクが困ることは何一つとしてない。むしろ清々するのである。あんな会社、意味ないし、害悪なんだし……。

 オヤジの人生も負けが決まったな。あのクソ会社がどれだけうちの家の品位なり、品格なりを落としたか?常識で考えれば分かるだろう。もっとも常識がないから、あんなまずい饅頭売り付けるのであって、ちゃんとした人間なら、そういったことはしない。もっとまともで、理路整然としたことを考える。

     *

 人を犠牲にして成功する会社など、一つたりとも例がない。それにそもそも永続などというものはない。単なる概念である。人類の歴史を紐解けば、永続したものなどないことが分かるだろう。ずっと続くものなど有り得ない。どこかしらで終わりが来るのである。

 話を戻せば、アイツらのレベルは野良犬以下。だから、高々わずかな金に執着し、あんなまがい物を強引に他人様に売り付ける。悪いじゃ済まないだろう。極悪である。以前も申し上げたと思うのだが、アイツらは暴力団。罪のない人に嫌がらせして、金を集るのである。害にしかならない。卑しいのだし……。

     *

 まあ、あの饅頭屋自体、さっさと終わってしまえばいいのだがな。暴力団だって警察が取り締まるだろう。原理は全く同じである。嫌がらせするのだから、手錠が掛かるのだ。当然である。悪いことしているから、豚箱にぶち込むしかない。ボクとしては「ああ、またアイツらがやってるな」と冷ややかな目で見るがね。

 これをお読みの皆様も福岡県朝倉市で売ってる豚まん屋の宣伝を目にしたら、買わないことです。売上資金が全額北朝鮮に行くわけですから。チラシなどを配られたら、ビリンビリンに破いてゴミ箱に捨てましょう。ヤツらに妥協を許しちゃいけません。世の害悪ですからね。ボクもあまりに酷いことをされた場合、警察を呼ぶことも辞しません。当然ですな。前述したように、ヤツらは暴力団と同類項ですからね。

 ひとまず一筆書かせていただきました。

 ではまた。

                             (了)


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