崩壊
計画実行日僕は学校に誰よりも早く着く、花束つぼみと約束をしているからだ。
最後の打ち合わせ、ただ。水無月しあはあの驚異の洞察力でこの時間に学校に来るはずだ。
そこで水無月しあの転機が訪れるはずだ。
個人的に、花束つぼみと水無月しあが合うのは僕の図りえない何かが起こる気がしている。
それはとても興味がある。
っと、もうすぐ花束さんが来る。
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「やっほぉう。つむぐん。打合せしよっかぁ。」
「そうだね。まず誰に 秘密をどう流すかだけど、君の友達でいい子いる?」
「噂好きで陰湿目な子だったら、余田ちゃんかなぁ。いい子ではあるんだけど、うちを上げようとするあまり結構やばいことして、しりぬぐいしたことあるし、使いやすいと思うよ。」
「いいね、その子にしよう。はいこれ写真。」
「うわぁ気持ち悪い。なんでこんなおじさんとキスしてるわけ?」
「単にお金持ちだからだね。」
「何円積まれてもむりだわぁ。」
「100万円のキスだ。とても、ロマンチックだね。」
「つむぐんもいいせいかくしてるよねぇ。」
「そうでもないよ。」
はぁ、っと花束つぼみがため息をつく。
しんがいだなぁ。
「あらぁ、何の話してるのかしら。私も混ぜてほしいのだけれど。」
「げっ水無月しあ……なにぃ?」
「そんな顔されるなんてしんがいだわぁ」
「まあまあ花束さん。いいじゃないあの後少し彼女とお話したんだ。そこまで悪い人じゃなかったし、話があったから計画の話はしたんだ。」
「あら、言っちゃうの?まあいいんだけれど。」
「はぁ、なにぃアンタたち。彼岸しのを引きずり下ろすためじゃなかったら、絶対かあらみたくなぁい。」
「そぉ?私はとぉっても、仲良しになりたいけど?」
「いやだね。」
ベーッと舌を出す。
多分だけど水無月しあには逆効果だ。
ほら、舌なめずりの音が聞こえる。
「まあ、何かの縁だし、なかよくしなぁい? は な た ば ちゃん」
ああ、これは逃げれないな、ごめんね花束さん。僕はもう救えないや。
「いやですぅ、なんかきもぉい!」
「あぁ、いい顔そそるわぁ!」
「ごめんね。もう人が来る。またバスに呼ぶから、解散にしよう。」
よほど高ぶったのか、舌打ちの音が聞こえたが、僕は無視をする。ちなみに舌打ちはもっと低い音が好きだ。
「わかりましたよ。っけ」
「またねぇ花束ちゃん。」
そうして僕たちは分かれた。
そして、体育の授業の合間に噂は流れ出した。
明日辺りまでは噂の擁護があるだろう。
計画は順調に進んでいる。
いじめが開催されるまで待つだけだ。
醜く這いつくばった彼岸しのそれに手を伸ばす僕
虫唾が出る状況
ああ興奮する。




