お友達
バスの中僕はお友達と仲良くなるため、会話をしていた。
「それでつむぐ君はどうやってかのじょをいじめるつもりで?」
「正確には僕は虐めないかな。僕はあくまで、クラスメイトがいい。ただのクラスメイトがね。」
「あら、それじゃあ復讐ができないわよ。単純に復讐は気持ちがいいからやった方がいいと思うのだけど」
「それはね。僕の計画に一つも復讐を目的にはしてない。ただ僕の欲望を満たすための駒に過ぎない。」
「あら、それはそそる筋書きね。それなら私も駒ってこと?」
「もちろんそうだ。君も花束つぼみもあるいは僕の人格であってもすべて駒だ。」
「あぁいいわ、いいわよ。つむぐ君。その精神はたまらなくスウィート。今すぐ壊してしまいたいぐらい。」
「壊すのであれば、もっと焦らした方が僕好みだ。」
「そう、それは失礼したわ、ふふ、すごくいい趣味ね。」
「君の趣味もいいじゃないか。まさか君が男どもを愛していたなんてね。」
「あら愛のない性悪女とでも思ったの?これは持論だけどサディストは苛めるすべての人類を愛してあげないといけない。深く愛して壊れないように徹底的に衰弱させなければいけないの。男女ともにね。」
「あぁいいよ。いい、水無月しあ君はいいサディストだ。君のような人間はあまりいない。」
「お褒めにあずかり光栄だわ。」
「君とはもっと議論がしたい。」
「奇遇だわ私もそう思うの、もう少しお話をしましょう。」
「そうだね、花束つぼみについてどう思う?」
「花束ちゃんは、あれはサディストに毒よ。あの子はいるだけでクラクラきちゃうの、紫陽花あお以外にキツめの性格。紫陽花あおへの忠誠心。そして頭は切れるけどかっとなりやすい性格。
彼女がマゾヒストって決めつけるのはよくないけれどサディストは皆あれを汚したいと思っているわ。」
「確かに彼女は僕と同じ匂いを感じたが、それ以上だったのか、面白い。いいね、いいよ。
確かにこの僕でさえ彼女がプライドを自ら折り。泣きじゃくりながら許しを請い、快楽に落ち、紫陽花あおから見捨てられ、壊れてしまうのは、見てみたいと思ってしまう。」
「つむぐ君はマゾヒストの中でも主導権を握れるタイプのマゾヒストだものね。ある程度サディストの才能はあると思うわ。」
「生憎僕が一番惹かれるマゾヒストは、僕だ。どっちにしろ変わらない。」
「あぁ、やっぱり最高よ。」
「君とはいい友達になれそうだ。」
「ええ、お友達になれてよかったわ。」
僕と水無月しあは笑いあって、バスを後にした。
そして明日。計画が動く。水無月しあはどう動いてくるか。
今から楽しみだ。




