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『愛』なんて無いから  作者: ギプス


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2/45

日常

「おはよう。」

虚空にモノでも投げたような、はたまた音がまるで消えたみたいな、つまるところ僕の扱いはこれだった。

クラスにはカーストというものがある。ただ僕には現在彼女しか見えてないので簡潔にまとめる。

一番上と一番下だ。

一番上は物を投げればありがたいとあがめられ、一番下は煙たがられ無視される。

簡単で分かりやすい地獄だ。  反吐が出る

彼女が()()() 僕が()()()

それを逃がすまいと手を取りこちらへ誘う。

僕が上がる必要なんてない、彼女が下りてくればいい。

()()()()()()

大層みじめだ。大層滑稽だ。人の尊厳などみじんも感じられない。

あぁ興奮する。気を抜くとよだれがたれそうになる。

あいつが落ちてきて、そこに僕がいる。

 ドンッ

僕が悦に浸っていると汚物が机に当たった

「あはー、なんかあたったんですけどぉ」

「しの様ぁそんな奴に時間使ってるとぉ、おはだがあれちゃいますよぉ。」

「あははー、たしかにぃー」

挨拶もせず、汚嬢様方は机から遠のいた。

妄想の邪魔が入った。

折角機嫌を取っていたのに、僕の機嫌は最低にまで落ちた。

落ちた機嫌は具体的な計画を考えることで取り戻すことにする。


まず彼女を降ろすためには、味方でも敵でもない広げる人間が必要だ。

これは陣営として、しの陣営以外の、2軍の同性かつ高慢な陣営

紫陽花あお陣営 水無月しあ陣営

この二つがある

 紫陽花あお陣営

紫陽花あおは性格は中の下だが周りの女がやばい

紫陽花あおを王女のように、あるいは肉盾のようにしながら、着実にほかの二軍以下の平服と1軍の堕落を狙っている。

 水無月しあ陣営

水無月しあは性格もきついが、周りに男しかいない。

男の中にも役職を付けており、とことん依存させ、告白券と称して1万円以上の貢ぎ物を用意させている。ただ、僕の調べによると水無月しあは大学生のカレシがいる。

 どちらもめんどくさいことに変わりはないが、女には女だ。そっちのほうが降ろしやすい。

心が上を向く、機嫌が上がってきた。めんどくさいあれ未満が二人。

そこに彼岸しのがいる彼岸しのが僕にべたべたと触る。

足、腕、胴体、顔、唇、下、口内

あぁ、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い

はぁ、きもちいぃ。

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