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準魔法少女  作者: ザキ・S・レッドフィールド
第3章・とびっきりの最低VS準魔法少女
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準魔法少女と小さい味方

・AM14時03分:・東京都:某山岳地帯



 登山向けの大型車で数分、ようやく到着しました。

 近くに湖があるハイキング用のコースでここから先は車が侵入禁止エリアです。

〈あそこにちっちゃい建物がるのです〉

〘けっこう新しい感じだ~〙

【それぞれの建物が20人くらいは入れそうなのを見ると恐らくトイレなどの休憩スペースね】


「偵察隊の人達がこの辺りに?」

「ああ。敵のアジトもね」

「もしかしてあの休憩スペースの地下とかに?」

「偵察隊によるとその奥にある岩場付近にあるそうだ」


【一般客に万が一見られないようにするためかしら?】

 けっこう木も生えているので隠れながら移動も難しくなさそうです。


「出迎えてくれるなら手っ取り早いんだけどね・・・」


 そう言って戦闘用のグローブを締め直すケビン王子。

【王族がまさか前線に出るとはねえ】

〘服も黒いウェットスーツみたい~〙

 ケビン王子の戦闘服は特別制で今回の敵くらいなら怪我の心配すら無い程だとか。

 頭部も見た目はノーガードですけど特殊なシールドが貼ってあるそうです。

 ・・・実のお兄さんが落ち込む原因だからってのもあるのでしょうけど。


「出て来てくれたらコイツで風穴開けてやるのに」


〈そう言って腰の拳銃を抜き出したのです〉

 あの銃は縦の長さが11cm程ですがかなりの威力があるそうです。

【王族レベルの特注品ってヤツね】


「ケビン王子、ココから先は我々が」

 側近の1人がケビン王子の前に出て、ソレに合わせて背後にいた兵10人が

前に出てきました。

【でも兵達にしてみればさすがに王子を前線に立たせられないでしょうね】

〈前に出てきた兵隊さん達は凄く重そうな服装なのです〉

 SF映画に出てくる防護服みたいです。

〘持っている銃器も重くて威力ありそう~〙


「俺達が先に前に出た方がいいか?」


【既に7宝具を装備している黒須君は武器を銃形態にして準備万全ね】

〘隣のサクリちゃんも7宝具プロトタイプを既に身に着けている~〙


「ワタクシも準備は出来ていますわ」

 サクリさんはケビン王子と同じ銃をもっています。

〈王様限定じゃないのですか?〉


「レナ様から預かった最高級の銃、大事に使わせてもらいますわ」


【レナちゃんからだったのね】

 恐らく王族だから使える高性能な銃なのでしょう。

〘きっと無事生還して欲しいから貴重な銃を渡したんだと思うよ~〙


「ケビン王子! 敵の接近を感知しました!」


 その言葉にその場の全員の表情が強張りました。

【そりゃあ、ハルちゃん達がいるとはいえ、敵の数がまだ分かんないんだから油断できないのでしょうね】


「数は・・・二十です!」

〈こっちも異世界の兵隊さんが20人いるしハルちゃん達もいるので数では有利なのです!〉

【でも『人間』の人数だから兵器の数は別にいるかも知れないわよ】


「おい! 攻撃だ!」


〈黒須君が上を見ながら叫びだしたのです!〉

 上空には・・・小型ミサイル⁉


「散れ‼」


 ケビン王子の指示に従って皆と別々の方角に避難、近場の岩場の影にスライディングして安全確保します!

【日々の訓練が役に立ったわね】

〘他の皆も岩場とか大きい木とかに避難成功している~〙

〈でもここまでの移動に使った車が粉々なのです〉


「プレゼントはどうだったかな? ロックギアの戦士共」


〈大人の女性の声なのです!〉

〘いつの間にかに人が立ってる~〙

 この声、もしかして・・・。

【声の主は40歳くらいの・・あら、今回のテロリストのリーダーじゃない?】


「お前はアレクシア・スアッター⁉」

いつの間にかにあの女性の周りに武装した兵が20人程います!

〈全員赤いサイバースーツみたいなのを着ているのです!〉

【機関銃みたいなのも全員持っているわね】


「おや、まさかラクーンの王子が出てくるとはねぇ」

「アレクシア・スアッター! 堂々と出てくるとはいい度胸だな!」

「アレクシア『(タラ)とお呼び(ノコヨピ))‼ チンチンの小さい(ニンニンホニキタキ)ゴミ共(ゾリボロ)‼」

「敵は『アレクシア様とお呼び、ちんちんの小さいゴミ共』と言っていますわ」


 ・・・サクリさんの翻訳が本当なら相当下品な事を言っていますね。

〘というか黒須君以外の男の人達全員が床に両手を着けてる~〙

【図星だったのかしら? 全員半泣きじゃない】

〈ケビン王子も両手を地面に着けているのです〉


()王子(コクヂ)・・・何の反論も(ハンホマンオンロ)できません(ベシラテン)・・・」

「ろろろ、ロックギアのきゃきゃきゃ客人が居るんだ・・・ここここの世界の言葉でははは話すんだ・・・」


【思いっきり絶望しているわね】

〈きっと皆小さいのです〉


「オイお前ら、敵の言っている事を真に受けるな」


 ここにいる男性で黒須君だけは落ち込まず冷静です。

〈小さそうなのにですか?〉

 き、決めつけるのは良くないかと・・・。

【でもあの童顔と低身長でデカかったら違和感ありまくりよ?】

〘確かに小さそう~〙


「く、クロス=リュウは自信があるのか⁉」

「だから敵の言った事を真に受けるな」

「否定しないという事は外見通り『自信』が無いんだな⁉」

「だから真に受けるなッ!」


 黒須君は少し苛立ってますね・・・。

〈やっぱり小さいからなのです〉

【やっぱり小さいのね】

〘やっぱり小さいんだ~〙


「おや、ロックギアの一番『小さそうな』ガキが跪いていないじゃない。アタシに歯向かうんなら自信があるんだろうね?」

「下品なババァだ。戦うのか降参するのか選べよ」

「自信が無いなら跪きなッ‼ チンチンの小さい男は帰んなッ‼」


〈小さいという質問に反論できないって事はやっぱり小さいのですか?〉

【あの童顔&低身じゃあ小さいでしょうね】

〘間違いなく小さそう~〙

 ・・・黒須君が不憫に思えてきました。


「黒場、サクリ、もうババァとの会話は耳障りだ。他の兵士は性根が腐っているから戦えないみたいだし、俺等だけでやるぞ」

「は、はい!」

「分かりましたわ」

今年の更新は今回が最後です。

来年も月1回の更新になりますが見て下さるとありがたいです。


・・・というかまた今年もクリスマスが最後の更新・・・言うしかない!!!

メぇぇぇ~~~リぃぃぃぃクリっスマぁぁぁーーースぅ‼ ひゃーーーはっはっはっはっはぁーーーーっ


ラウジー「粗大ごみ回収センターか。これから治験で移植にすら使えなくなるゴミ回収の予約を頼む。家の物は売るなりしてポケットマネーにしても構わない」


す、全ての底辺(ゴミ)を滅ぼすつもりなのか・・・?

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