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準魔法少女  作者: ザキ・S・レッドフィールド
第3章・とびっきりの最低VS準魔法少女
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準魔法少女とアイドル事務所・2

 穏やかな笑み、高そうなフリフリな水色のドレス、貴族女性のように両手を前にして丁寧でゆっくりとお辞儀・・・お姫様か貴族令嬢の方でしょうか?

〈腰まで伸びている長い髪もアニメのお嬢様キャラのようにチョココロネみたいなクルクルなのです〉


「は、はい。黒場ハルと言います。よろしくお願いします」


 わたしも頭を下げます。

【彼女と同じ挨拶をしなくていいの?】

 この女性の出身国の事は分からないので・・・。


「初めまして。ワタクシ、サクリ=クローンと申します。レナ様から貴方様の事はお聞きしています」

「レナちゃんから?」

「はい。とても素敵な方だと。姉のように慕っているとも。レナ様に仕える身としてはとても羨ましいですわ」

「レナちゃんに仕える?」

「はい。ワタクシの家系は常にレナ様の家系に仕える役目ですので」

「そうだったんですね。でもそのサクリさんが何故ここに?」

「レナ様はボコ様の時期最高位の教育に専念されるので戦場にワタクシが行く事になったのですわ」

「それじゃあサクリさんがあの仮面の7宝具を?」

「いいえ、あの7宝具は基本的にファエストの王族の方のみが使用を許される貴重品ですので。ですからワタクシはこの指輪を」


 そう言ってポケットから指輪・・・あのプロトタイプ⁉

〈指輪を人差し指にハメたのです!〉

【両手首にアンクレットが装着・・・本当に7宝具のプロトタイプみたいね】


「ど、どうしてソレを⁉」

「本来なら親衛隊のククルさんが使う予定でしたが辞退されてしまったのでククルさんレベルにレナ様に信頼されているワタクシが選ばれました」


【今日の対戦相手の女性、レナちゃんに信頼されてたんだ】

 というか目の前のサクリさんは同等に信頼されているって事ですか?


「プロトタイプ使用者としてレナが今日の模擬戦後に推薦した。今日の模擬戦後もククル=チョコに厳しい罰を与えないつもりでいたから身内に甘いと言ったらムキになってこのサクリを推薦した」


 レナちゃんの事だから何の考えも無しに推薦はしないでしょうけど、推薦されたサクリさんは大丈夫なのでしょうか?

【忠誠心が高そうだから納得しているんじゃない?】

「ええ! レナ様に推薦していただきとても光栄ですわ!」

 め、目が輝いていますね・・・。

【本当に推薦されて光栄って思っているようね】


「ワタクシの本業はレナ様の身の回りの世話係・・・お食事の準備や出支度の手伝いなどですが護身術などの心得はございますので戦いの役には立ちますわ」

「ではサクリ、さっそくこのマ・ペットのテストをしてほしい」

「分かりましたわ」


 そう言ってラウジーさんに一礼すると・・・え⁉

〈何かを投げたのです!〉


「おっと!」


【マ・ペットに寄生された女の子はわずかに身を翻して飛んできたナイフを避けたわね】

 まるで来るのが分かっていたかのように必要最低限の動きで避けました・・・凄い。


「では・・・」


 サクリさんの表情から笑みが消えて少し不気味ですね・・・。

〈まるで恋人の浮気を見つけたかのような怖い表情なのです〉

【あら、物凄い速さで寄生された女の子の間合いに入ったわね】


「やあッ‼」

「よっと」


 わわわ⁉

〈サクリって人が左ストレートでパンチしたら突風が吹いたのです!〉

【そりゃあ、7宝具は装備したらハルちゃんでも岩をも簡単に破壊するパワーを得られるんだもの。この至近距離ならこっちにもその風圧が来ても不思議じゃないわよ】

 でもマ・ペットに寄生された子はまたほとんど身体を動かさず、最小限の動きで避けました。


「てえィ‼」


 またサクリさんの攻撃が・・・。

〈今度は右ストレートなのです!〉

【その攻撃も体を横に少し動かして避けたわなね】


「ダメダメ~! アイドルに触れられるのは握手会の時だけだよ~!」

「・・・! せい!」


【今度は左足でローキック、その後すぐに右足で水面蹴り・・・凄く華麗で素早い蹴りだけどマ・ペットはバック転で躱したわね】

 ちゃんとスカートの中が見えないように抑えながら回避しているのが凄い・・・。


「ッ・・・!」


 サクリさんは足に手を伸ばし・・・靴下の下に隠していたナイフを取り出してまたソレを投げました。

【コレも普通なら避けるのが難しいし7宝具でパワーアップしているからさらに困難のハズなんだけど・・・】


「とおッ!」


 まるでダンスを楽しむかのように優雅にナイフを避けていますね・・・。

〈顔も笑顔なのです〉


「そこまで。もう十分だ、サクリ」

「・・・悔しいですわ・・・」


 サクリさんが攻撃モーションを止めました。

【最初のお嬢様スマイルが嘘のように不満な表情ね】

〈攻撃避けられたのが悔しいからなのです〉


「どう~? マーティは役に立つよ~」

「ああ。合格だ」


 ラウジーさんがそう言うとマーティというマ・ペットさんは女の子から出てきてラウジーさんが座っている席のテーブルの上に。


「他にも注文は~?」

「君が許可なく人間への寄生禁止、そしてこのアイドル事務所での活動停止だ」


 ラウジーさんの言葉を聞効いた途端、アイドルの女の子経達は顔が少し青ざめました。

【そう言えばティルとかいうマ・ペットはまだまだ未熟だからマ・ペットの指導が必要とか言っていたわね】

〈露頭に迷うとかも言っていたのです〉


「皆、大丈夫だよ~。マーティとティルちゃんが居なくても皆は活躍できるよ~」

「で、でも踊りとかまだまだ未熟で・・・」

「一生懸命やればいいだけだよ~。転んでも立ち上がって頑張ればいいだけだよ~。アンチは何やっても悪口言うだけだらから無視すればいいだけだよ~」

「う、歌とかも私はまだミスったりするから・・・」

「生配信も未だに緊張するし・・・」


【もしかして今までの活動ってマ・ペットに身体操ってもらって活動していたのかしら?】

 マ・ペットは2人だけみたいなのでさすがに全員って事は無いと思いますが・・・。


「それにいつまでもマーティやティルちゃんに頼っていたら更なる人気獲得できないよ~」

「で、できるかな・・・」

「1週間後に単独ライブがあるんだけど・・・」

「才能がなかったら皆ココには居ないよ~。それに頑張らないといつものファンレター誰もくれなくなっちゃうよ~」


 その言葉を聞いたアイドル達は電流が流れたかのようにハッとした表情に。


「そう・・・だよね」

「いつかは1人立ちしなきゃ・・・!」


〈全員、急にやる気に満ちた表情になったのです〉

【まあアイドルはこれくらい前向きじゃないとやってられないんじゃない?】

 ファンレターとかが貰えるのが嬉しいってものあるのでしょうけど。


「決まりだね。ハル、このマ・ペットも君の体内で預かってくれないか? もちろん君の許可なく身体を使うのは禁止という条件も付ける」

「え? はい。分かりました」


【預かるの⁉】

 さすがに一般人の方に預けるわけにはいかないですし。わたしなら自由に操れないですし妥当かと。


「よろしくね~!」

〈さっそくハルちゃんの体の中に入って来たのです!〉

〘マーティだよ~! よろしくね~!〙


「・・・ハルさん?」


 さっきまで黙っていたサクリさんが急にわたしを見てきます。

【一般人が有名人を偶然発見したみたいな表情ね】


「あ、あなた本当にマ・ペット耐性が・・・?」

「は、はい」

「凄いですわ! さすがレナ様が姉のように慕っている方ですわ!」


〘レナ? 姉?〙

 レナちゃんは異世界の王女さんで10才の女の子です。

 そのレナちゃんに以前相談相手になったときにわたしの事を姉が出来たみたいだと言っていましたが・・・ちょと、いえ・・・かなり嬉しい・・・。

 わたしもレナちゃんの相談に乗った時に妹ができたみたいで嬉しかったので・・・。


「レナ様は幼い頃に母のファリス様が他界されて寂しいと思ってワタクシも女の年上として姉のように慕われようとしたのですが・・・無理でした。信頼はして下さいましたがワタクシの事を信頼できる『家政婦』と思っているのでしょう・・・」


〈とても残念そうな表情なのです〉

 きっと忠誠心が強すぎて叱る事ができないからだと思います。

【叱る事ができないのが原因?】

 レナちゃんにとっての姉や母って優しくするだけでなく時には叱ったり注意して正しい道に導いてくれる存在なんだと思います。

 たまたま相談に乗ったわたしの意見がレナちゃんにとって良かっただけなんですけど、叱ってくれるお母さんが既に亡くなられているので余計にありがたく感じたのかも知れないです。

〘異世界のお姫様と仲良くなったんだ~! 凄~い! その包容力はアイドルに向いているよ~! 今からでも遅くないよ~!〙

【アイドルなんて儲かるまで時間かかるでしょ。あたしならハルちゃんの体使えるなら一晩で数百万円稼ぐ自身あるわよ?】

〈何を言っているのです! ハルちゃんは魔法少女なのです! かわいい服着て戦うべきなのです!〉

 ・・・あの、どうして皆さんがわたしの体を使うのが前提になっているんですか?

 わたしの体で恥ずかしい恰好と恥ずかしい台詞は禁止です。

 犯罪行為も禁止です。

 目立つ行為も禁止です。

〘それじゃあ有名になるの難しいよ~〙

【せっかく一晩で数百万稼ぐチャンスなのに・・・】

〈アニメ業界から引っ張りだこの魔法少女になれるのに・・・〉

 皆さんには家に帰ったら誓約書にサインしてもらいます。

 破ったらラウジーさんに処罰を委ねます。


「ハルさん、これからワタクシとお食事はいかがですか?」

「食事? 構いませんけど・・・?」

「光栄ですわ!」


【凄く嬉しそうね】

 きっとレナちゃんの事で色々聞きたいんだと思います。

【世話係として色々聞きたいのかしら?】

 レナちゃんがわたしの事を姉のように慕ってくれるので普通の人には話せない事をわたしは知っている事になるので。

 もちろんレナちゃんのプライバシーは守るつもりですが。

‐PIPIPI‐

〈電話の音なのです〉

 直美さんの電話みたいです。


「もしもし・・・ええ。・・・え⁉ ・・・分かったわ」


〘女刑事さん、ハルちゃんを申し訳なさそうに見ているよ~?〙

【多分、事件ね・・・】


「ハルちゃん、サクリちゃん、悪いけどお昼ご飯は少し遅くなるかも・・・事件よ」

Q:PS4&PS5版のバイオハザード2&3の販売が今月の19日でお盆休みなど執筆時間に余裕があるのにまた文字数が少ないのは何故ですか?


A:漫画アプリのポイ活やお盆休みに最近ハマった動画投稿者んさんの過去動画とかを見まくって遊んでいたからです。


Q:数少ない視聴者さんに申し訳ないと思わないのですか?


A:ない。


Q:少しは努力しようとする気は無いのですか?


A:ない。


ラウジー「アメリカの治験センターか。今、日本の底辺投稿者を一匹送るから新種のウィルスやワクチン実験の被験体にしてくれ」


あ、貴方は製作者への敬意とか無いんですか?


ラウジー「ない」

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