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準魔法少女  作者: ザキ・S・レッドフィールド
第2章・Not A Hero
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準魔法少女と人質・1

・PM15時18分:アイアンズ教会 地下エリア

 広い地下鉄のホームみたいな場所に出ました。

 奥にはロープウェイ・・・あそこに数十人集まっています!

【あのロープウェイに乗って逃げるつもりね】

〈急いで捕らえるのです!〉


動くな!(クゾスハ!)


 ガイン=オーン⁉

【あら、足元の2人に銃を・・・人質ね】

 ガイン=オーンの足元の2人・・・1人は15歳くらいの男の人、もう1人は・・・レナちゃんに雰囲気が似ている5才くらいの男の子です。

〈5才くらいの男の子は怯えているけど怪我はしていない様子だけど15歳くらいの男の人は顔中に殴られた跡があるのです〉

【15歳の方は学ラン来てるからこの世界の学生ね。ある程度の年齢だから尋問か何かで殴られたのかしら。5才くらいの男の子はなんかファンタジー世界の貴族が着そうな上品なブレザーっぽい感じの服ね。身分が高いから交渉か何かのために暴力は振るわれなかったのかしら?】


風一(ふういち)さん⁉」

「ボコ⁉」


 黒須君とレナちゃんの知り合い⁉


「ロックギアのガキ共、抵抗は一切許さねェ」


〈勝ち誇ったニタリとした顔がムカつくのです!〉


レナも武器を捨てろ!(レナロプシヲツネオ!) さもないと(タロハキノ)こいつ等を殺す!(ソキヌアヲソオツ!)


 どどどどうしましょう⁉


「レナ、大事(バキヂ)()(コノクノ)()死ぬぞ?(チフド?)


〈もう銃が人質の2人の頭にくっついているのです!〉

 下手に動くと本当に人質の2人が・・・


「・・・今武器を捨てる」


 そう言って黒須君は武器を丸めたチラシをゴミ箱に捨てるかのようにガイン=オーンの元に放り投げて・・・ダッシュ⁉

【レナちゃんも同じくガイン=オーンの元へダッシュしたわ】

 レナちゃんは既にガイン=オーンの目の前に⁉

 黒須君も投げた銃をキャッチして剣に変形させて、レナちゃんも長い大剣を!

〈レナちゃんのは黒須君の剣の倍近くの長さなのです〉

【刃渡り3Mくらいはあるわね】

 アレはレナちゃんの7宝具専用武器?


「「斬る‼」」


 2人共剣を素早く一振り・・・あ!


「? ・・・あ、あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙‼‼‼‼‼‼‼‼」


〈ガイン=オーンの両腕が切り落とされたのです!〉

【あの反応、あまりの斬る速さに最初は痛みが無かったみたいね】

 りょ、両腕からドボドボと血が・・・ッ。


「黒場! 早くお前の上着でガイン=オーンの止血を!」

「え? あ、はい!」


 そ、そうです。

 止血しないと・・・!

【助けるの?】

 当然です!

 この人は色々と罪滅ぼしをするべきです!

 情報を聞き出す必要もありますし、それに・・・

〈もしかしてレナちゃんと黒須君の為ですか?〉

 はい!

 2人にテロリストとはいえ、殺人のカウントを増やして欲しくないです!

【なら上着で止血した後にあたしの茨で拘束しなさい。ガッチリ止血できるし拘束にもなるわ】

 一応アイリスちゃんの液体をかけてからお願いします!

 たとえ止血しても何かの菌やウィルスに感染する可能性もありますので!

〈任せるのです! ハルちゃんシャワー!〉

 こんな時に恥ずかしい名前を付けないで下さい!


「ががッ! ・・・あ・・・う・・・」


【一瞬悲鳴を上げたけど少し沈静化したわね】

 アイリスちゃんの液体には抗菌やウィルス除去の効果もあるんです。

〈そうなのです! アイちゃん天才なのです!〉

【じゃ、さっそくあたしは拘束♪拘束♪】

 もう上着を体に巻いたのでお願いします!


「ビョブ⁉」


 拘束完了・・・後は他のテロリストを捕獲しなきゃ!

【あら、もう黒須君がロープウェイの操作パネルを撃ってテロリストを脱出不可能にしてくれたわ】

 いつの間にかに剣を銃にチェンジしていたんですね。


「テロリスト共! 逃げたら撃つぞ!」


 そう言って威嚇射撃、テロリスト達全員は怯えて頭を抱えて地面に伏せだしました。

【威嚇は成功みたいね】


「ボコ‼」

「れ、レナちゃん⁉」


〈7宝具の仮面を外しちゃったのです〉


「おいレナ! まだ敵が残っているかも知れないぞ⁉ 7宝具を外すな‼」

「分かっている‼ だが5才の弟を安心させるためだ‼ だから言葉も異世界の言葉を使わせてくれ‼」


 そう言って男の子・・・レナちゃんの弟さんを抱きしめて・・・


「ボコ‼」

「・・・か、姉上(カヘクケ)・・・」

「ボコ! 無事(プヂ)でよかった(ベヨサッナ)・・・!」


 レナちゃん、涙は出ていませんがすごく力強く抱きしめています・・・。

【弟君も相当怖かったのか、レナちゃんに力強くしがみついているわね】

 そんな弟さんを落ち着かせるように頭と背中を優しく撫でているレナちゃん、本当に大事な弟さんなのですね・・・。

〈そんなに大事な弟ちゃんなのにどうして人質にされているのに無視して攻撃したのですか?〉

 ・・・あの時わたしは動揺して気付きませんでしたが、黒須君とレナちゃんは冷静だったからです。

〈? どういう事ですか?〉

 仮にあのままガイン=オーンの言う通り投降したとしても人質が無事な保障はありません。

【確かに、5才の子供人質にしている時点でマトモな対応は期待できないわね。それこそ武装解除した瞬間人質と一緒にハルちゃん達も一緒に殺されてたかもしれないわ】

 もちろん考えも無く攻撃したのではないです。

【確かに黒須君が武器を捨てるフリをしてくれたおかげでガイン=オーンの意識が武器の方に移ったから近付いて攻撃できたわ。まあ、7宝具で身体能力が上がっているからできた芸当ね。生身の人間だったら上手くいくか分からなかったわね】


「くそッ、俺だって風一さんに謝罪したいのに・・・」


 そう言えばもう1人の人質の風一という人、黒須君とどういう関係なのでしょうか?

【あの苛立ちからして相当慕っているようね】


「だ・・・大丈夫だよ黒須君・・・。むしろお礼を言いたいくらいだ・・・」


 顔を含めた体中痣だらけなのに無理して笑みを・・・。

【やせ我慢・・・いえ、黒須君に気を使っているって感じね】


「風一さん・・・すまない!」


 黒須君はそう言ってテロリスト達に視線を戻しました。

【彼もある意味やせ我慢しているわね】


「動くなって言ったろ‼」


 黒須君が発砲⁉

【あら、逃げようとした馬鹿なテロリストが一匹いたわね】


「キネケッ‼」

「・・・黒場、あのテロリストの応急処置も頼む」

「は、はい・・・」


〈右足の膝から下が無くなっているのです〉

【やるわね。内心慕っている人を救いたくて焦っているのにこの反応速度、すごいじゃない】

 とは言ってもわたしに治療を指示するって事はテロリスト相手でも殺しはしたくないって事を忘れていない証拠です。

〈さっそくハルちゃんシャワー発射なのです!〉

 だから恥ずかしい名前を付けないで下さい!


「それと風一さんの手当も。・・・頼む・・・ッ」


 ああ、やっぱり風一という人も気になって仕方ないんですね・・・。

 本当は風一という方を優先したいけど致命傷のテロリストを優先させるのは黒須君が任務中は私情で判断しない性格なんですね。

【仕事熱心ね。ハルちゃん、後で黒須君の事褒めてあげなさい。そうすれば好感度アップよ♡】

 ・・・エイリアちゃん、黒須君は真剣なんです。

 褒めるなり慰めるなりするのは、わたし達の私情抜きでやるべきです。

【ハルちゃんも仕事熱心ね・・・】

バイオハザードのt


ラウジー「ハンク、もうこの無能投稿者にバイオハザード関連の話をさせないように新薬を。バイオハザードのスタッフに失礼だ」


た、助けt

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