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準魔法少女  作者: ザキ・S・レッドフィールド
第2章・Not A Hero
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準魔法少女と危険な2人

・PM15時07分:アイアンズ教会 地下

かなり長い、30m以上の階段を降りるとコンクリートでできた廊下が現れました。

【地下にこんな通路を造っているのを見ると万が一の脱出ルートを想定していたようね】

 この先に脱出口への出口かそこへ向かうロープウェイやエレベーターがあるのかも知れませんね。


「トラップ類の反応無し。進めるぞ」


 黒須君は近場に地雷や赤外線センサーなどを判別できる特殊ゴーグルで安全を確認してくれました。

〈なんで黒須君だけしか持ってないんですか⁉〉

 アレは技術部に作ってもらった試作機でまだ検証段階なのとコストがかなりかかるので多く作れないらしいです。

【で、黒須君が実験体になってくれた・・・って事ね】

 ラウジーさんも監修しているらしいので不具合は無いと思いますが・・・。


「ハル、3人で行くぞ!」

「はい!」


 機動隊の人達には教会内に残ってもらいました。

 まだ教会内に隠し通路や残党が残っていないかを捜索してもらいたいですし、地下には強力な異世界兵器が待っているかも知れないので鈴さんの案でわたし達3人だけで行く事になりました。

 一応、何かあったら機動隊の方達を派遣すると言っていましたが、7宝具を装備したわたし達3人で苦戦する相手だと機動隊の方達が来てもかえって危険なのでそうならない事を願いたいです。


「ここに逃げたか・・・行くぞ」


 道なりに進むとスライド式の自動ドアが。

 黒須君は自身の7宝具の銃を、わたしは錫杖を構え、レナちゃんは故国の物と思われる拳銃を構え、いつ敵が来ても対応できるようにしました。


「動くな‼」


 ドアの先は壁から床なでプールや銭湯の床などに使われるレンジサーフみたいな場所でした。

 広さは・・・余裕で1万人は入るスペースで天井まで20mはある広さ・・・避難所?

【もう避難したテロリスト達が30人くらいいるわね】

 リーダーのガイン=オーンという人はこの中に⁉

【ネットで公開されていた写真では茶髪でアイアンズ教会で一番背が高い男だったわね。顔も日本人に近かったわ】

〈一番奥に一番背の高い茶髪の男がいるのです! きっとアイツなのです!〉

 確かにネットで見たガイン=オーンという人物と同じ顔です。


動くな!(クゾスハ!) 抵抗はやめろ!(ネキソクマヤレオ!)


 レナちゃんの言葉にテロリスト達のほとんどは恐れおののいていますが・・・


「ババラ!」


 ガイン=オーンという人だけは諦めていない様子です。

〈わわ! 地震が起きたのです!〉

 いえ、コレは奥の壁が開く音です!

【隠し扉・・・何か出てきそうねぇ】

〈なんかでっかいロボットが出てきたのです!〉

 全身オレンジ色で全長10mゴリラをそのままロボット化したような風貌です。

【両肩にはガトリングガンみたいなのも装備しているわね】

〈あ、ロボットが出てきた隠し扉にガイン=オーンって人が逃げたのです!〉

 他のテロリスト達も・・・追わなきゃ!


『キハタコノ』


〈肩のガトリングで攻撃してきたのです!〉

 避けなきゃ!


「くそ!」


 黒須君とレナちゃんもステップして回避、今の所こっちに被害無しでよかった。

【安心するのはまだ早いわよ。ほら、今度は近付いて太い拳でハルちゃんを叩き潰すつもりよ】


「むん!」


〈あ、黒須君が蹴りで弾いてくれたのです!〉


「黒場、ココは俺とレナに任せてくれ」

「ああ。戦場でちゃんとコミュニケーションを取れるのを証明するためにな」

「コミュニケーション?」

「そうだ。俺は戦場にスカート穿く女と仲良くするつもりはない」


 ・・・え?


「私も父上と母上を侮辱した者を許すつもりは無い」

「あ、あの・・・2人は仲直りしたのでは・・・?」

「仲直り? スパッツ穿いているとはいえ戦場にスカート穿く馬鹿と?」

「尊敬する両親を侮辱した下衆をか?」


 あ、アレおかしいですね・・・今日仲良く3人で昼食を食べていた仲だった筈なのですが?


「勘違いしないでくれ黒場、お前は頼もしい仲間だ。今後も頼りにさせてもらうつもりだ」

「私もハルは姉のような存在だからプライベートでも戦場でも仲良くしたいと思っている」

「で、では何故今日3人で昼食を?」

「もちろんお前に安心してもらうためだ」

「あまり不仲な所を見せると罪の無いハルを不安にさせてしまうからな」


 ・・・つまり今日の昼食中、わたしは偽りの・・・いえ、友情の幻を見ていたって事ですか?


「戦場でも同じだ。実戦で私怨を優先したりしない事を今からハルに見せる」


【あら、レナちゃんポケットから球体・・・マーロヒィ・ポーウ?】

〈黒須君もマーロヒィ・ポーウを取り出したのです〉


『ツオソ』


〈ロボットが両腕で攻撃してきたのです!〉


「「弾く‼」」


 黒須君とレナちゃんはパンチでロボットの拳を裏拳ではじき返しました。

【まる合わせ鏡のように動きがソックリだったわね】

〈2人共、腰のポーチからマーロヒィ・ポーウを取り出したのです〉

 体内に取り入れた途端、黒須君の右腕からは蒸気・・・いえ冷気が⁉

【レナちゃんの肘から上の左腕全体に炎が纏ったわ】

 黒須君もレナちゃんも氷や炎を纏う生物兵器を倒してマーロヒィ・ポーウに封じ込めたのでしょう。


「「仕留める‼」」


【2人はまた合わせ鏡のように息の合った回し蹴りを同時にロボットの顔部分に当ててよろめかせたわ】


「喰らえ!」


〈レナちゃんのパンチを喰らったロボットが熱で体中から蒸気が出ているのです!〉


「終わりだ!」


 今度は黒須君がパンチ・・・あ!

‐バリン!‐

〈硬い物が当たって割れた窓ガラスみたいにバラバラになったのです〉

【熱を通して熱々の状態の土鍋をいきなり冷やしたら割れる原理と同じかしら?】

 ()化学兵器に普通の原理と同じ現象が起こるのか疑問ですが黒須君とレナちゃんのマーロヒィ・ポーウも裏科学兵器の一種ですし考えても応えは出そうにないので『そういう事』と思いましょう。


「さ、行くぞ!」


【・・・レナちゃん、5年後くらいにはハルちゃんレベルの美少女に成長しそうね】

 え?

【今は10才だけど5年後は黒須君が18歳、15歳の女の子と付き合っても違和感無いわね】

 な、何を言っているんですか⁉

【だってあんなに口喧嘩していたのにあのコンビネーション、まるで合わせ鏡のようだったわ。本当に相性が悪い関係ならあんな芸当はできないわ】

〈でもお互い嫌いあっているのです。さっきも仲良くするつもりは無いって言っていたのです〉

【でも何かの切欠で考えが変わるかも知れないわ。嫌っているからこそ相手の良い部分を見つけられるものよ】

 ななな何を言っているんですか・・・だいたいレナちゃんは異世界の王女で身分とかが・・・

【あら、ハルちゃんだって一般人だけど姉のように慕っているみたいじゃない。彼女は身分で相手を判断するタイプでも拘るタイプじゃないわ】

 さささ先程からななな何を言っているんですか・・・⁉

【つまり、うかうかしているとレナちゃんに黒須君を取られちゃうって言いたいのよ。こっちから積極的に黒須君にハルちゃんの魅力をアピールしないと将来レナちゃんに取られちゃうわよ~?】

 ままま、まさかそんな・・・くくく黒須君とレナちゃんがけけけ結婚とか・・・?


「どうした黒場⁉ 行くぞ‼」

「は、はい!」


 ききききっと大丈夫ですよ・・・はは・・・。

〈ハルちゃん、さっきから震えまくっているのです〉

【うふふ、あたしの出番も近いかもね♡】

Q:ゴールデンウイークなどで休みの多い月なのに行数がいつもより少なめなのは?


A:PS5用にアップグレードしたバイオハザードの7とヴィレッジのトロフィーコンプリート(一部トロフィーが取り直しなので)して遊びまくっていたからです。


ラウジー「ハンク、この低レベル投稿者にボートを用意しろ。一人乗り用でいい。水と食べ物無しで世界一周してもらおう」


ま、まて・・・まだコンプしてな


(血で汚れていてここから先は読めない)

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