準魔法少女と第2のマ・ペット・3
・PM23時30分:黒須家玄関
【ここが黒須君の家か。貧乏でも金持ちでも無い、まあまあな家ね】
「ただいま」
「おかえり竜。・・・? 何故ラウジー氏が?」
【この30代半ばくらいの男性は黒須君のお父さんね。というかラウジーって?】
〈ハルちゃんソックリな子なのです。ハルちゃんと違って恐ろしいのです〉
「いや、こっちは女だ。コイツは前話したラウジーソックリな黒場だ」
「ああこの子が。確かにソックリだ。彼が女性の服着たらこんな感じになるだろうから気付かなかったよ。というか何故そのハルちゃんが家に? まさかまた急な任務か?」
【任務? ハルちゃんと黒須君、普段なにやってんの?】
〈ハルちゃんは魔法少女なのです! だから毎日が大忙しなのです!〉
【あなた、妄想癖ありすぎて参考にならないわね・・・】
「いや、どうも親とトラブルがあったらしい。それで泊めてほしいって」
「泊める気なのか⁉」
「とりあえず話を聞く。泊めるかを決めるのはそれからでも遅くはないからな」
「・・・そうか。とりあえず温かい飲み物を用意するよ。おじさんも相談に乗るよ」
「あの・・・すみません。できれば黒須君と2人きりでお話がしたのですが・・・」
「竜と? ・・・分かった。若者同士でしか分からない事もあるからな。何かあったらおじさんも居るから呼んでくれ」
【そう言って黒須君のお父さん、奥の部屋に行っちゃったわね。若い男女を2人きりにするなんて、警戒心が薄い・・・いえ、息子を信用している感じね】
「黒場、俺だけでいいのか?」
【あら、黒須君もエロ目的が無かったみたいね。・・・でも、あたしのテクニックで心変わりさせてあげるわ。ふふふ・・・】
・PM23時32分:黒須家・黒須竜の寝室
「まあ座ってくれ」
【そう言って座り心地良さそうな椅子をあたしに譲って黒須君はベッドを椅子代わりに。なかなか気が利くわね】
「少し温くなったがコーンポタージュ飲むか?」
【エアコンで部屋が暖かくなっているとはいえ、温かい飲み物もくれるなんて、見た目と違って大人っぽい対応ね】
「ありがとうございます」
「それで、何があったんだ?」
「・・・お父さんが会社で多くの人の連帯保証人になってそれが元で多額の借金を抱えてしまって・・・」
「その借金返済にお前も協力していたのか?」
「はい。相当な額で・・・。中学生の私が大金を稼ぐには体を売る仕事しか無くて・・・」
〈体売る?〉
【本当に世間知らずね。まあ、エロい事して儲けてるって思えばいいわ】
〈そんな嘘言ったらハルちゃんが嫌われちゃうのです!〉
【大丈夫よ。ここからがあたしの見せ所よ。ふふふ】
「何⁉ お前そんな事を⁉」
【黒須君のこの反応だとやっぱりハルちゃんがそういう事をしないイメージがあったみたいね】
「お前、任務でかなりの金貰ってるだろ。それでも足りないのか?」
「全然足りなかったので・・・」
「・・・俺やラウジーに相談しようとは思わなかったのか? 俺も任務で稼いでいるしラウジーならもっと援助できるぞ?」
「黒須君達に迷惑をかけたくなかったので・・・」
「んな事気にする事ねえって。それで、あといくら金が必要なんだ?」
「もうお金の事は大丈夫です。返済に必要な額だけ知らないおじさんに抱かれましたから」
「なッ・・・⁉」
【黒須君の反応、ハルちゃんが何回も体売る仕事していたのを知って幻滅しているというより自分が救えなかった事の悔しさの方が強い様子ね。ふふふ、コレは脈ありそうね・・・】
「・・・ハァ・・・。黒場、それで帰りたくないってのはどういう意味だ? 家族のために頑張ったのにその家族に会いたくないってのは?」
「お父さんやお母さん達には内緒で行動していたので・・・」
「まあ、娘が体売る仕事する事に賛成する訳ねえからな。つまり、叱られるのが嫌だから帰りたくないのか?」
「それもありますけど・・・」
「けど?」
「必要な額だけ稼いだら急に自分が嫌になって・・・。異性の人との経験が体目当ての知らないおじさんばっかりな自分がすごく惨めに思えて・・・」
【さて、うつむいて絶望しているアピールしなくちゃ。コレで今のあたしはカワイソウなヒロインよ♡】
「・・・黒場、お前はどうしたいんだ? 二度と家族と会わないつもりか? 少なくとも両親と絶縁したいようには見えねえが」
「できればまた家族で仲良くしたいです」
「だったらお前が稼いだ金は俺が任務で稼いだ金って事にしちまえばいいんじゃねえか? まだ体売る仕事しているのが知られていないなら俺が偶然お前の家が金に困っているって知って、勝手に俺が金を渡した・・・そういう事にすればお前が責められる事もないし、建て替えた分はお前が任務で少しずつ返すって事にすればいいんじゃねえか? なんなら俺の口から・・・」
「いえ、両親には私から言います。自分の家庭なので・・・」
「・・・なら、すぐに帰って話し合った方がいいんじゃねえか?」
「その前に黒須君に頼みたい事があるんです」
「俺に?」
「はい。・・・黒須君!」
「な、なんだ?」
「私の事を・・・抱いてください!」
〈抱く?〉
【あなた本当に無知ね。この状況で抱くって言ったらエロい事するに決まっているでしょ】
〈エロい事ぉ⁉ だ、ダメなのです! 魔法少女がそんな事しちゃ!〉
【何言ってんの? 男女の恋愛で最終的に行き着くのはエロ行為よ。ホテルのエロ親父と違って好きな相手なら問題ないし、黒須君が避妊具使持っていなくても中絶すればいいだけだし】
「な⁉ く、黒場お前何言って⁉」
「私嫌なんです‼ 抱かれた経験が汚いおじさんだけだなんて・・・!」
「いや、だからって何故俺なんだよ・・・」
「何故分かってくれないんですか? 私、抱かれるなら好きな人に抱かれたいだけです。私、黒須君の事・・・好き・・・愛しているんです‼」
「な、何⁉」
【あら黒須君、少し顔が赤くなったわね。コレは脈ありそうね♡】
「い、いや待て黒場。お前の気持ちは分かったがいきなり言われても困るし、それに俺らまだ中学生だぞ?」
「でも、私は本気です・・・」
【ふふふ、まずはそっと近づいて・・・】
「ま、待て・・・」
【あらあら、後ずさっちゃって。でもすぐに壁にぶつかって行き止まり♡】
「私のお願い・・・叶えてくれませんか?」
「い、いや待て! そういうのはマズイ!」
【あら、こんなに可愛い女の子にエロ事できるチャンスなのに、意外と真面目なのね。なら仕方ないわ。作戦変更しなきゃ。こういう子にあんまりしつこくすると嫌われそうだし】
「・・・すみません。そうですよね。私みたいな体売る仕事をするような汚い女なんかと関わりたくないですよね・・・」
【絶望して泣いてるフリっと♡】
「あ、いやそういう意味で言ったんじゃ・・・」
【かかった♡】
「本当・・・ですか? 私の事を汚いとは思っていないんですか?」
「あ、ああ」
「・・・ならキスくらいなら、いいですよね・・・?」
「え⁉ あ、いやその・・・」
【ふふふ・・・一度拒絶して慰めてまた断わるのはかなり勇気がいるわよね。ここで断ったらさっきの『汚い女』を肯定する事になるものね】
「お願いです。せめて1度くらいキレイな経験をしたいんです・・・」
「ま、待て黒場・・・」
【やっぱり反論する言葉が浮かばないみたい。もう一押しね♡】
う、う~ん・・・
〈お?〉
【? 急に体が動かせなく⁉】
アレ電気が点いて・・・え⁉
「く、黒須君⁉ どうしてわたしの部屋に⁉」
「え? あ、いやココ俺の部屋だが・・・」
何を言って・・・って部屋にはゲーム機や男の子向けの漫画や雑誌が置かれた本棚・・・わたしの部屋じゃない⁉
「というかこの服は⁉ どうしてこんな肌の露出度多い服を⁉」
しかもこんな短い丈のスカート・・・まさか、アイリスちゃん、またこんな服で外出したんですか⁉
〈あ、アイちゃんじゃないのです!〉
本当ですか⁉
もし約束破ってこんな格好で外歩いているのが分かったらまた一晩・・・いえ、一週間ラウジーさんの家で寝泊まりしてもらいますからね‼
〈ひ、ヒィ~! そ、それは絶対に嫌なのです~!〉
【もう! どうなってんの⁉ 体が動かせないじゃない⁉】
この声はアイリスちゃん・・・じゃない⁉
だ、誰ですか⁉
〈ハルちゃんを乗っ取った悪党なのです! ハルちゃんの意識がある今なら引きはがせるハズなのです!〉
【あ、ちょっと! 放しなさい!】
「な、なんだ⁉ 黒場のヘソからマ・ペット・・・が二匹⁉」
「アイリスちゃん・・・と白猫さん⁉」
「コイツがハルちゃんを操っていたのです!」
「操っていた? ・・・黒場、さっきまで寝ていたのか?」
「は、はい。その筈だったんですが・・・」
「・・・それじゃあ家が借金まみれだって話も嘘だったんだな?」
「借金⁉ な、なんの事ですか⁉」
「じゃあその借金返済の為にお前が体売る仕事していたのも嘘なんだな?」
「ななな、何の事ですか⁉」
「・・・はあ。黒場が体売る仕事してるって時点でおかしいと思っていたが新たなマ・ペットだったとは・・・。ラウジーに連絡しなきゃな」
なんとかバイオRE:4のDLCのトロフィーコンプできた・・・。
でもレコードとマーセナリーズが全然進んでいない・・・。
やっぱ会社を1ヵ月くらい有給使って休んでこの小説の投稿も半年後にt
ラウジー「カエデ、この無能投稿者がそこに落ちている虫の死骸を食べたいそうだ」
ま、、まて・・・それどう見てもゴキb
(血で汚れていてこれ以上先は読む事が出来ない)




