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とあるゲーム  作者: ヘム
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説明書前文

暇つぶしに続けていきます( *´艸`)

説明書に、まえがきというのもおかしいかもしれないが、それを書くぐらい私はこの作品、、、いやこの子のことをしっかりと送り出したいと思っている。

仮想空間でのゲームプレイングは最近では当たり前になった。

仮想空間への移動媒体は、いまや各家庭4台持っていてもおかしくない。

30年前であれば考えられなかっただろう。

仮想空間は、現実ではできない様々なことをさせてくれる。

危険な実験、無重力空間や完全真空状態での実験など、科学の力を進歩させることができた。

また、仮想空間では、複雑な機械や、高価な機械なども、自由自在にできる点も優れているといえよう。

仮想空間への移動媒体は、できた当初はとてつもない大きさだった。

仮想空間の大きさは小さく、仮想物質すら作り出すことができなかった。

その頃の私は「仮想空間移動媒体制作本部」に勤めていた。

のちの、架空社だ。そこで私は、成果を上げ、今ではこのゲーム会社、【架空社】の社長にまでなれた。

人間っていうのは不思議なもんで、頑張る必要があるときは怠けてしまうものだ。

学校のレポートが終わらないだの、納期が来週だの。

そういう時に限ってねむくなったり、だるくなったり、投げ出したくなったり。

わたしに言わせたら、そういうのは全部運命だと思う。

一つ一つの運命ってのはほんとは小さいが、塵も積もれば山となるように、運命の山ができるはずだ。

それの色が、人によって赤くしたり、青くしたり、奇妙な色させてみたり、真っ黒にしてみたり、

「選択」っていう素材で色を付けていくんだ。

私の場合は、たまたま運命の山と選択っていう素材がうまい具合に「社長色」に染まったんだろうな。

この子では、プレイヤーの皆さんには選択っていう素材で色を付けて行ってほしい。

運命の山はこちらで準備しよう。

それが色さえつけば、どんな色になろうと、私たちは、褒め称え称賛しよう。

なぜなら、物と人と情報とが混ざり合い混沌としているこの時代の中で、

たとえ、ゲームの中であったとしても「自分色」を見つけ出すことができたからだ。

けっして、「他人色」や、「マスコミ色」に染まってはいけない。

「自分色」であることが重要なのである。

かつて、私の師匠はこんなことを言った。

「自分ってのはな、見つけるのが大変なんだよ。周りと同化しちまって、どこにあるのか見当もつかねぇ。木の葉を隠すなら森って言葉があるよな。自分をでくのぼうみたいに林立しているアホな人間の中に隠しちゃだめだ」ってね。


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