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初ダンジョン!!

<ダンジョン>

ゴブリンの酒場

危険度

☆1〜☆3


僕たちは、ゴブリンの酒場というダンジョンに入った。ダンジョンに入ると、右上に僕のHPとパーティーメンバー・シルフのHPが表示されてた。

みんなHPは、300と表示されていた。しかしMPは、表示はされていなかった。

どうやら、MPは、ないようだ。

と言っても使いすぎると。気絶してしますようだ。

スキルは、特にそういうペナルティーは、なかった。使うと、静止時間が生まれてしまうのがスキルの欠点である。

そう説明を受けながら僕は、進んで行った。

「すごいねダンジョン、まさに大迷宮だね。」

「これがゲームってことを未だに信じられないよ。」

『ゲーム?』

シルフがレイのゲームという言葉に反応した。

「あ、なんでもないよ」

どうやら、ゲームという言葉は、この世界では精霊の前でいうのは、NGのようだ。

『んー気になるなー僕』

「んーあ、トレジャーボックスだよ。」

レイは、なんとかごまかしたが、トレジャーボックスは、トラップだった。

ゴブリンの群れに囲まれた。

「仕方ねーなー、ぶっ放せ!」

僕は、シルフのサポートも受け、ナイフで相手の弱点を確実についた。テラは、二丁銃で相手を蜂の巣に、レイも、魔法で相手をなぎら払った。

ゴブリンの数は、みるみるうちに減っていきあっという間にラスト一匹になっていた。

「ラストー!疾風スラッシュ!!」

疾風の様な斬撃が相手を貫いた。ゴブリンは、があ?と間抜けな声を出しながら消滅した。

「お疲れ様ー」

『すごいよシャー君とってもかっこよかったよ!』

テラと、シルフが、お疲れ様の挨拶をしてきた。

一方レイは、

「みんなごめんね」

とテンションが地におちていた。

「気にすることないよ」

僕がそういうと、他の二人も縦に首を振っていた。

『旅には、こんなこともあるから面白いんだよ』

「そうだよ!」

僕達が言ったことには、嘘はなかった。実際さっきの戦闘も楽しかったのだ。

「うん、ありがとね」

レイは、満面の笑みを浮かべた。

そして次の瞬間

がぁぁぁ!!大きな雄叫びが聞こえた。

どうやら、親玉の部屋まで近い様だ。

「行こう!」

僕たちは、声の方向へ向かった。すると大きな扉があった。横には鎧の騎士の銅像があった。

「どうやら、ボスの部屋みたいだね。」

「ああ」

「あけよっか」

そうやって三人は、門に触れた。すると横の銅像が動き出した。

銅像にHPゲージが出現した。

<アイアンナイト>それがこの銅像、いやモンスターと呼ぶべきだろう。

「こいつは、防御が高い弱点を見つけそこに攻撃を集中させろ!」

テラが叫ぶ

「「『了解!』」」

これは、こうやんのが一番だな。

僕は、二丁銃に武器を持ちかえた。

「テラ!」

「おうよ!」

言葉で言わなくても通じた様だ。

「連携スキル!ミダレザクラ!!」

銃弾が、アイアンナイトを四方八方から襲う。そして、弱点は見つかった。

手の甲だった。

「レイ!あとは頼んだ!」

「任せて、雷の精霊よ我に力を!

サンダー!!」

稲妻がアイアンナイトの手の甲を襲った。

アイアンナイトのHPは、残り4分の1程度だった。

「僕が行く!」

「慌てるなシャドー!!連携ていくぞ!」

だかもう遅かった、僕は、ナイフに持ちかえ、相手の隙をみて攻撃しようとした。

だかその瞬間アイアンナイトの手が四本になり一本の手が僕の顔面に直撃した。

クリーンヒットだ僕のHPは、残り200になった。

アイアンナイトの攻撃はまだ続いた。残りHPは、150になりついに、100になった。

「やばいな、これ」

だが慌てては、いなかった。

なぜなら・・・

次の攻撃が僕を襲おうとした。

その瞬間、銃弾と火の玉がアイアンナイトに直撃し、アイアンナイトのHPを最後まで削り爆散した。

「助かったごめん」

僕は、素直にあやまった。

「ったく次からは連携重視だからな。」

そういいながら、テラは回復薬を渡してきた。

回復薬は、ミントの様に爽やかな味がした。

HPが、満タンになった。

「いこっか?」レイがきいてくる。

『シャー君はーやーくー』

シルは、子どもの様に言った。

「ああ!行こう!」

そう僕は言って。扉を開く、と同時に上から巨大なゴブリンが降ってきた。

<キングゴブリン>HP1500

と表示される。

HPゲージは、他のモンスターと比べ5倍は、あった。

がぁぁぁぁぁぁぁあ!!!

すごい迫力だ。

「くるぞ!」

キングゴブリンは、棍棒を振りかぶりそのまま振り下ろし衝撃波で僕たちを攻撃してきた。僕は、よけて、速攻でキングゴブリンに近づく。

だが、僕は、ある異変に気付いた。相手が止まっているそして気付けば、キングゴブリンのHPは0になっていた。

「どういうことだ?」

僕たちは、混乱した。

そして、次の瞬間キングゴブリン口から鮮血が吹き出した。

そして、手がでてくるのが見え、奇術師装備のプレイヤーが現れる。マスクで顔の表情などはわからないが、キングゴブリンの鮮血が垂れ流れ、とても不気味だった。そして、プレイヤーは口を開く。

「やぁ〜君たち僕とあそぼぉ〜よ♡」


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