ワクワクが止まらないよ!
こういう系は、はじめてなんで不安でいっぱいですが、生暖かい目で見てください
( ̄▽ ̄)
僕には、夢中になれるものがなかった。
スポーツなど何か一つでもいいから、夢中になれるものが欲しい
と僕、日向 光<ひなた こう>15歳は思っていた。
◇◇◇◇
「た・・なた・日向」
『誰だ、僕を呼ぶのは』
僕はふわふわと浮いているようだった。
「日向!」
僕を呼ぶ声は一気にボリュームをあげ僕に襲いかかっる、そして僕は、びっくりして飛び起きた。
「授業中に居眠りとは、いい度胸してんな。」
「い、いやこ、これは〜」
「言い訳などききたくないわ!」
さらにもう一段階ボリュームが上がった。
「す、すみません」
教室内では、クスクスと笑い声がきこえてくる。
やばいちょーはずい
「あとで職員室に来い」
捨て台詞を吐いて、先生は教室をあとにした。
「は〜やっちゃったー。」僕は、ぐったりと席に座り込んだ、そしたら、クラスの一人の男子がかたをくんで
「やっちまったな!コウ!ぎゃはは、ちょー面白かったぜ」
この超がいくつあっても足りないぐらいハイテンションなこいつは、夜風 隼人<よかぜ はると>僕の親友だ。
ルックスもそれなりで、
女子にも、ある程度は、もてている。
「ハヤ、少し黙ってよそんな気分じゃないよ」
僕は泣きそうになった。
◆◆◆◆
そして、授業が終わり。
職員室に行った。長い長い説教という名の悪魔が僕に襲いかかった。完全敗北立つのもやっとなぐらいしんどかった。
職員室のドアを閉めて帰ろうとした。
すると一人の少女が立っていた。
「おそーい私がどれだけ待ったと思ってんの」
そう言って怒ってるこの少女は、
僕の幼馴染、春野 星姫学校一・二争う美女だ。まーそんなことわどーでもいいんだけどね。
「あはは、ごめんごめん、居眠りしちゃった」
僕は頭をかきながらいった。
「もーコウったら、まーいいわ、帰りましょ。あ、少し買い物に付き合ってくれない?」
「え、いいけど。あ、でもデートって思われたらこまるんじゃないかな・・・」
「いいじゃんそんなの」
正直僕が嫌だ、なぜなら見られたらいろんな男子から攻撃を受けるからだ。
「え、でも」
「うるさいなーほらいくよ」
そう言って、星姫は僕の腕を強引につかんで引っ張っていく。
その光景をみた男子生徒からの目線に怯えながら、ぼくはひっぱられていった。
そしてマーケットに着くと
「この服可愛い!どう似合うかな」
と星姫がはしゃぎまくり、大変だった。
そうしてマーケットを歩いていると、あるものが目に入った。
テレビだ、重要なのはテレビのそものではない、映っている映像だ。
『みてください、この世界観大自然に囲まれたこの地から冒険が始まるんです!そうなんです、わたしは、いまゲームの中にいるんです。』
僕は、その映像を子供のように夢中になって見た。
剣を振り回し、魔法で相手を蹴散らしていく。
「か、かっこいい・・・」
僕は、生まれてはじめてゲームに心をひかれた。
「なにやってんの行くよ」
星姫が僕を呼んだ。しかし僕は、はじめて星姫のいうことをきかなかった。
「ちょっとこれ買いたい!ちょっと待ってて。」
僕は、全力でそのゲームを買いにいった。もちろんハードもだ。
そして、星姫のところへもどっていった。
「ど、どうしたの?いきなりでびっくりしたよ」
星姫がとても驚いていた。
「ごめんごめん、これ買いたくて」
ゲームを星姫のに見せた。
「ん、なんだスピダンじゃん」
「え、知ってるの?
僕はすこし驚いた。あまりゲームを知らない星姫はが知っていて当然のように言ったからだ。
「そりゃー隼人がはまってるしね。」
「え?そうなのそんな話僕にはしてくれなかったなーあ、明日ID交換しようってさそってみよ。」
僕は早くやりたくてしかたがなかった。
「ふふ、あんた嬉しそうね」
星姫が微笑みながら言ってきた。
「うん!そりゃとっても楽しみだもん」
「そんじゃーコウのためにも、もう帰ろっか」
「うんありがとう!星姫!」
僕は笑顔で言った。
「う、うん・・・このハートブレイカーめ」
星姫が小声でつぶやく
「ん?なんか言った?」
僕はたずねた。
すると星姫が怒ったように。
「なんでもないよ!ほらいくよ!」
強く引っ張られバランスを崩す。
「ちょ、そんなにひっぱらないでよ、こけるこけるってば!」
そうやって僕は犬の様に引っ張られマーケットっとをあとにした。
家に帰るとさっさっとやることを済ませ。ゲームのスイッチをいれた。
「いよいよだ、ワクワクが止まらないよ!」