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トリック・オア・アトリート

遅くなってすみません

僕たちがギルドを作って2ヶ月ほどたった。

僕たちのレベルは、30近くになっていてまあまあ有名ギルドになっていた。ギルドというよりかパーティーの方がいいかな?


◆◆◆◆◆

<ダンジョン>

ミッドナイトタウン 危険度☆5〜?


今日は、ハロウィンイベントの隠しボス<ジャックランタン>の討伐のためダンジョンにもぐっていた。

そして僕たちシュウティングスターを含むいくつかのギルドは、いまボスが現れると推測される。ダンジョンの中にある街ハロウィンタウンのお菓子屋の地下にいた。

この地下を見つけたのは、僕だ。

と言っても偶然だが、


◇◇◇◇◇◇

ある時僕たちは、<ミッドナイトタウン>である素材を集めていた。その休憩の時立ち寄ったのがこのハロウィンタウンのお菓子屋出会った。商品を見ていると何かに引っかかり派手にこけたのだその時床に穴があいて、地下に落下したのだ。

それが僕がこの地下を発見した時の出来事である。」


◇◇◇◇◇◇◇◇

と話を戻そう、この扉を開けばボスと対面というわけで、緊張感が一気に高まった。

「これに勝てば、イベント限定報酬ゲットだ。気合い入れて行くぞ!

とその前に経験値は、山分けてかアイテムなども山分け、LAB(ラストアタックボーナス)は、そのギルドのものだ!」

喝を入れるのは、ギルド<夜桜>のリーダー春野(はるの) 桜花(おうか)

である。メンバーを大切に思い何事にも正しい選択をできるすごい人だ。みんなには、桜花さんと呼ばれ慕われている。

「「「「おおー!」」」」

と気合いを入れ扉を開く。

ボスの部屋はいかにも幽霊でも出そうな部屋だった。

「うわ、くれぇー」

そんな声が聞こえてくる。このことは、ある一つのことを指している。

射撃の命中率がぐんと下がることだ。

たがその心配は、すぐに消え去った。

ぼっぼっと火がつきはじめ敵の姿があらわとなる。ひらひらと揺れるローブ頭はかぼちゃで手には、ランタン、

エネミー名<ジャックランタン>

と表示されHPバーが5本のびる。

これは、15000ほどのHPこの討伐部隊で30分〜1時間かかるぐらいだ。

それは、あくまで普通の敵の場合であるが。

「防衛部隊前を固めろ!」桜花さんの指示に従い、縦持ち重装備の騎士が前にでる。

ちなみに僕たちは、臨機応変に動く遊撃隊だ。

そして戦闘は、始まる前の重装備兵が相手の攻撃を防ぎ、その隙に桜花さん達の攻撃部隊が総攻撃そして40分が経とうとしていた。

ジャックランタンのHPバーがラスト一本となったその時に、ジャックランタンの目から青い炎が吹き出す。

ランタンの炎も青く激しく燃え上がる。相手も本気ということだ。

『コー君相手の戦闘力が倍、いやそれ以上になった!』シルが叫ぶ。

そのことはつまり、

「ぎゃあー」前衛の防衛部隊が相手のランタンから放射された炎に焼かれ死んでしまった。

「嘘だろおい!」

みんなの動きが止まる、ただ一人を除いて。

「シル僕が左手から相手の気をそらすそしたらシルの呪文で攻撃して。」

僕とシルは、疾風のような速さで相手との間を詰める。

「わかれて!」僕の合図でシルフは、右へと回り込む。

ジャックランタンは、うまいこと僕へと攻撃対象を移した。

ジャックランタンが炎を拡散させた。

しかしコウのスピードには、着いて行くことができなかった。

『トルネード‼︎‼︎』

シルの手のひらから渦巻いた風がジャックランタンを襲う。

ジャックランタンは、その攻撃にひるんだ。

それを見逃さなかったハヤとレイも攻撃を仕掛ける。

「ブリザードスピア‼︎」

「乱れ桜‼︎」

レイによってつくられた氷の槍とハヤの二丁銃から放たれる多数の銃弾がジャックランタンを襲う。みるみる内にジャックランタンのHPバーは削られラスト1000ほどのHPになった。

桜花さんたちも一斉攻撃を仕掛ける。

ジャックランタンは、叫び声を上げた。しかしHPは、完全には削り取ることができなかった。

ジャックランタンがお菓子を出現させ口に放り込み、さらにさらに強い火力の攻撃が僕たちを包んだ。多数のプレイヤーが死んで、生き残ったプレイヤーもほとんど戦えることのできない状態になった。

ジャックランタンが食べたお菓子によってHPは、164が580に回復した。

そしてまともに戦えるのは桜花と僕たちのみである。4人では、とても580も一発で削りきることができるか微妙なところだ。

残り時間を与えるとまた回復される。

「さてどうするよ。ここでまけるとまたはじめからだ。回復アイテムもすっからかんだ。」

ハヤが息を切らしながら問いかける。

「それでもやるしかないだろ」

桜花さんもかなりきつそうな表情をしていた。

おそらくみんな次でスキルが使えなくなるだろう。

「みんな全力でいくよ!」

僕は、武器を大剣:鉄刀(白椿)にもちかえ、踏み出すジャックランタンがはなった攻撃をよけながら一気に距離を縮めた。

「シル!」

『わかってるよ!』

シルのおこした風は、僕を包み込んだ。

そして加速する。

嵐斬(らんざん)!」

肉眼で見ることのできないほどのスピードの斬撃がジャックランタンのHPをけずるそして他のメンバーの攻撃も直撃した。

そしてジャックランタンのHPは0になった。

みんなが叫んだ。他の戦闘不能に近い生存者も手を振って合図してくる。「やったな」と、LABはハヤ、桜花さん、レイのものとなった。

そこからの記憶は、疲れ過ぎて気を失って覚えてない。

気が付けば自分のベッドのうえであった。



後書き

(現段階でわかっている情報です。コウのみです。)

<コウ/シルフ>Level37

rank2

<職業>:unknown


<ステータス>

攻撃力 守備力 魔力 敏捷

980 740 785 1500


<装備>

スピリットグローブLevel3

・大剣:鉄刀(白椿)

・ナイフ:ブラッドファング

・二丁銃:黒鉄一式

・スナイパー:黒鉄二式


<スキル>

・疾風スラッシュ ・嵐斬


・トルネード(シルフ)

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