エデンにて
どうにか次話投稿。とりあえず文字数気にしてないから。ごめんなさい短い……。
ここは何処なのだろうか。そして俺はどこにいるのだろうか。
『君は誰?』
突如として目の前に男の子が現れる。
「君は?」
男の子はいたずらっ子のような無邪気な微笑を浮かべながら、こう言った。
『僕はね、【神】なんだ。ねぇ、君は誰?』
神、絶対的な存在ともいわれる。何億、何十億といる宗教者に崇拝されるモノ。
「俺は黒崎京矢。神様が俺に何の用?」
『…ねぇ?神に向かって何その口のきき方。殺すよ』
突如として神のオーラが変わる。にこやかな笑みはそのままなのに、目が殺気立っているのだ。
「すみませんでした。いきなりここに連れてこられたようなのですが、どうすれば?」
また、神の感情が変わる。殺気が消えてまた無邪気な感じになった。
『分かればいいよ。あと、今ここに連れて来られたって言ったけど、僕は呼んでないよ』
―――は?
「呼んでないって……」
『うん。だから何でここに黒崎がいるのか不思議なんだけど』
どうすればいいのか思いつかない。ここを支配しているのであろう神でさえどうにもできないとなると何もしようがないではないか。
「とすれば、夢オチか……」
『君にとってはそう考えるのが一番楽かもね。でも、真実を見失ってはいけないね』
「事実じゃないのか?」
『事実は向こうの世界のこと。ぼくがいるここは真実であって事実じゃない』
「うーん、事実は向こうの世界の筐体に居て、眠ってるかもしれないってことで。真実は神と話してるってこと?」
『そう言う事』
んー、困った。とりあえず帰りたいし、神に頼んでみるか。
「あのさ、帰りたいんだけどどうすればいいの?」
『ん?あぁ、じゃ、そこにいてくれる。今から返すから』
-言い方軽すぎだろッ!
なんだか深刻そうな感じがしていたが、実際はそうでもないようだ。
『じゃあ!今から向こうに送るよ。さよなら』
「ありがとう。多分永遠にな」
『そうだろうね。頑張って生きな!』
あけましておめでとうございます。
主人公が性格あやふや。てかもうみんなふわふわだよね♪
イメイラ友達に描いてもらったから、あとで上げるかもです。(多分あげる)
読者の皆様には御礼申し上げます。
これからもどうか本作をよろしくお願いいたします。