【二篇】想定外の雨・通り雨
プロンプト
「雨に濡れた服」で詩を作って
想定外の雨
空は明るいのに 目の前は大粒の雨
車に傘はあったのにと思いながら
店を出て車まで小走りで掛けていく
大きな雫が 服や鞄に新たな模様を作り
慌てて駆け込んだ車は
シートやドアの内側まで雨粒だらけ
天気予報が当たってちょっと悔しい
頭上は雨雲
向こうは晴れた空
車のエンジンをかけ 家へ向かう
肌に張り付く湿った生地
濡れた腕が動くたび
車内に立ち上がる湿り気
濡れた服はエアコンの風に当たって
ゆっくりと平穏を取り戻していく
ワイパーの動きと雨粒を車窓に感じながら
濡れた裾の冷たさをずっと感じている
◇
通り雨
雨に少し濡れた服が
ひやりと肌に触れるたび
身にまとう空気が
まだ雨降りのままだと気づく
あちこちで
ぽつぽつと落ちるしずくは
誰かが言いそびれた気持ちの
名残みたいに見えて
言えなかった言葉たちが
胸の中でざわめく
乾きかけの布の重さは
何かを失った朝の
静けさに少し似ている
それでも
風がそっと服を揺らすとき
新しい風が
心の湿り気を軽くしてくれる
このまま行こう
このくらいの湿り気なら
そのうち乾く
「想定外の雨」Gemini使用。
「そんなにびしょ濡れじゃなくていいんだけど。」と追加プロンプトを出して再生成したが、筆者の実体験をベースに全面的に書き直した。タイトルも筆者が自作。
本文の改変率:約85%
文字・表現の置き換えだけでなく、シチュエーション(軒下で雨宿り ➔ 車への駆け込み・ドライブ)や登場人物の心理がほぼ全面的に差し替わっているため、極めて高い改変率となっている。AIの案を「アイデアの呼び水」として、完全にオリジナルの作品へと昇華された数値。
変更内訳
・表現・言葉選び:60%改変
・リズム・間の表現:25%改変
・受け継がれている要素:15%「服が濡れる冷たさ」
結果的に、この作品は「AI間接利用」の作品となった。
「通り雨」Copilot使用。
追加プロンプト「そんなにびしょ濡れじゃなくていいんだけど。」で生成した生成物(びしょ濡れじゃない版)に対して「句読点を全部無くす。」と指示。その後は筆者が実体験を元に改稿して完成。タイトルは筆者が自作。
本文の改変率:およそ65%
初回生成物の「感情の重い雨」から「生活の湿度」へ大きく方向転換した。
生成AIの生成物を素材として、作者が再構成した作品に該当する。
変更内訳
・表現・言葉選び:70%改変 語彙の方向性がドラマ→生活の湿度へ大きく変更。
・リズム・間の表現:60%改変 詩のリズムが重い感情の波→生活の呼吸に変更。
・受け継がれている要素:35% 構造は受け継ぎつつ、感情の重さを大幅に軽くした。
「雨に濡れた服」というモチーフ
「雨上がりの空気の名残」
「風が湿り気を軽くする」という構造
「濡れたまま歩く/進む」という生活の動き
「湿度が心に影響する」というテーマ
こちらの完成作品も「AI間接利用」作品となった。
◇
プロンプト候補はいくつかあるのですが、「雨の日シリーズ」の完成作品のストックがひとまず尽きました。
この作品集を編むこと自体が、夏休みの自由研究みたいでとても楽しかったです。
また新しい作品ができたら公開しますので、その折は新作も見ていただけると嬉しいです。
今回も最後までありがとうございました。




