焼肉編
僕の名前は佐藤 大悟朗
24歳だ。
まず、親に言いたい・・・。
なんで朗をつけたんよ!!!大悟で良かったじゃん!!その方が現代っぽいじゃん!!
どんだけ「ちゃーん」言ってきたと思ってんだよ!!
この小説では私、大悟朗の気持ちを赤裸々に書いていきたいと思う。
そして、読者の女性よ。こんな時、男はこう思ってるという事を知っていただきたい。
何にせよ、男という生き物は馬鹿が多い。
私もその一人ではあるが、自分の行動を時々客観的に見ているもう一人の自分に馬鹿にされる。
「アーナターハー、ケッキョク、ナニガシタインヨー!?」
へっ、
もう一人の自分は何故か外人風さ!!
今回は、最近あったこのもう一人の自分との心の中でのやり取りを書いていく事にする。
女性とご飯(焼肉)を食べに行く約束をした私。
その女性は同じ会社の事務で働いている。
歳が・・一回り以上離れていて、バツイチ子持ちであるが・・
とても素敵な女性なのである!!
会社の喫煙所で話をしていた時、「好きなひとがいてさー、でも全然振り向いてもらえなくてね。」
彼女は悩んでいた。
その人どんな人なん?と聞いたら、
何故か詳しくは言えないと教えてくれなかった。
年下・・社会人・・その人のヒントを教えて貰ったが、1つ疑問に思った。
自分はその人の事を知らないので詳しく言ったって構わないのに、何で言えないの?
まさか知り合い!?まさか・・・・
どうしても知りたくなった僕は、ご飯に誘ったというわけである。
何故か彼女もノリノリで、絶対行くわ!!という感じだった。
仕事終わり・・
焼肉に向かう車内でジョナサンは現れた。
「私今日をめちゃ楽しみにしてたからね!」
その言葉を聞いた時だ。
「スキナヒートー、アナータジャナイ?」
実は少しだけそうかもと思っていた。と、思ってたらのジョナサン!!
楽しみだね、いっぱい食べようね、二人っきりは初めてだから緊張するね・・・
「マチガイナイネ、コリャホレテマンナー!!」
焼肉屋に着いた。
車内ではジョナサンの猛攻が続いていたので、早く席に着いて落ち着きたかった。
何人前かの肉を注文し、待っていた時に僕は思い切ってきりだした。
「んで、そろそろ好きな人の事詳しく聞かせてもらってもいいですかねー?」
「キイチャッタヨ!実は・・・あなたなのよ。ッテイワレタラドウスルツモリダヨ!」
「シラナイフリシテイマノママデイイジャネエカヨ!」
そう、皆さんも気づいたと思うが、
カタカナは非常に読みにくい。
なので、これからジョナサンも普通に書きます。
それはそうと、質問をしてしまった僕。
心のどこかで自分やったらなんて断ればいいかな。と考えていたり、
または、やっぱり自分ではないのかな。と思ったり、
でも自分だったら少し嬉しいな。と思う自分もいるのだ。
なんて勝手な男だろうか。そんな自分が嫌いだなと思いながら質問の答えを待つ・・
「えーとね、最近全く会ってないんだけど、」
いきなりちげーよー!!!!!
話聞いていったら全然知り合いでもねー!!!!!
女性を送った帰りの車内。
ジョナサン「踊らされてたねー。」
「見事やったねー。」
「俺って・・・馬鹿だねーー。」
ジョ「少し期待してたしね。ご飯にも誘って、自分でもなけりゃ、知り合いでもない・・
アーナターハ、ケッキョク、ナニガシタインヨー!?」
まあ・・・結局こんなもんですよ!!
今回はこれにてさらばです。
ではでは。
話のネタは、ジョナサン以外ノンフィクションです。