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社長は代理で幼馴染

ツンツンツンツンデレ


pixivでも投稿しております。キャラクターイラストも上げているので是非覗いてみてください


【幼馴染の話】



「ごめんって摘出〜!」

「うるさい」



今日も今日とてアンデッド課には怒らせた課長と怒る摘出さんの声が響いている




「臼井君。今日は課長何したんだ?」

「分かんない。俺が来た時からこうだったよ」

「朝一からやってんのか、、、」

「でもあの摘出さんの怒り方、、、今日は相当やばい事したんだね、、、課長は」

「確かにな」



確かに今日はいつもの3倍ぐらい怒りオーラが出ているな、、、





「ボク何かしちゃった、、、?」

「うるさい」











摘出さんさっきからうるさいしか言っていない、、、






「課長、怒らせた理由分かんないんだね」

「そうだな、、、あの感じは分かっていない様子だな」


「なあ、、、2人とも」

「わあ!こっち来た!」

「そんな害獣みたいな、、、」






今はどんな害獣より厄介だよ、、、巻き込まないでくれ、、、






「ボク何かしたっぽいんだけど、、、何でか分かるかな?」

「いやぁー、、、分かりません」

「俺も、、、」

「だよなぁ〜、、、」

「心当たりとか無いんですか?」

「うーん、、、」

 



「今日の行動、思い出していってくださいよ」

「それもアリだね!えーと、、、確か今日は朝ごはんに、、、」

「そこは飛ばして、会社に着いた時からで、、、」

「ボク会社に泊まってるからなぁ、、、」

「じゃあ摘出さんが来てすぐぐらいで」





課長会社泊まったんだ、、、忙しいんだな





「あ!今日は社長と会ったよ」

「社長!?何ゆえ!?」

「話せば長くなるんだけど、今幼馴染が代理で社長やってるんだよ」

「幼馴染、、、女の人ですか?」

「うん!」

「何か俺色々読めてきました、、、」

「俺も読めた、、、」

「えぇ?!何が?」

「いえ、、、続けて下さい」

「そう?、、、社長とお茶したぐらいかな〜」






ぐらい、と言っているが摘出さんは課長の事を人が変わるほど好いている





「嫉妬か、、、」ヒソ

「だね、、、ものすごく嫉妬だ、、、」ヒソ



「何ヒソヒソしてるのー!ボクにも教えてよ!何で摘出が怒ってるのか」

「えーっと、、、課長。今まで社長とお茶した事はありますか?」

「あるよ!」

「その後、摘出さんはどんな感じになっていますか?」

「んー、、、機嫌悪い日が多いかな、、、」

「そういう事です、、、」

「どういう事?」






何故それで気づかない、、、鈍感過ぎないか?俺だったら即気づいて意識してしまうんだが、、、






「あ!分かった!」ピコーン

「分かりました!?」

「なーんだ!ボク行ってくるよ!」

「え、、、行ってくるって、、、?」

「摘出の所!」






いやいや、、、本当に分かったのかこの人!?何だか嫌な予感がしてきた、、、





「絶対分かってないよね。課長」

「あぁ、、、分かってないな、、、分かってたらあんな顔出来ない、、、」









「摘出!」

「、、、」






「嫉妬させてごめんなさい!」







分かってた!!!分かってたけど分かってないよこの人!?





「日向野、、、」ゴゴゴゴ

「え、、、何で謝ったじゃん!?」






それは誤りです、、、課長、、、あまりにも鈍感過ぎる、、、








「何だあのオーラ!?今まで見た事ないぞ俺!」

「俺も初めて見たよ!?怖すぎる、、、」









その後は俺の口からは言えない、、、てか言いたくない、、、








【ほっとけないの話】 




「そう言えばなんで摘出さんって課長の事好きなんだろうな、、、」

「何それ悪口?」

「違うって、、、ちょっと気になって」

「うーん、、、課長顔は良いからね、顔じゃない?」

「やっぱり顔か、、、人間顔なのか!」

「俺らアンデッドだけどね」






ツッコミ辛いよその自虐は、、、






「顔もあるんだろうけど」

「うわっ!?誰!?」

「ビックリしたぁ、、、」








いつの間に背後に!?忍びかこの人、、、!てか誰!?






「でも1番はほっとけないから、、、って所かな!」

「、、、ほっとけない?」




「ほら。陽って時間にルーズで、馬鹿で手を抜く癖があって馬鹿でしょう?」

「馬鹿が2回も、、、」


「しかも無駄に顔が良いでしょ」

「無駄にって、、、」

 




「だから他の悪ーい女の子に捕まらないように気にかけているって感じなんだと思うよ。」

「確かに、、、一理ある、、、」

「尻に敷かれそうだもんね、、、課長」




確かに納得した、、、したけど、、、




「ところで誰なんですか、、、?」

「課長の事下の名前で呼んでたし、、、アンデッド課の関係者、、、?」

「まあ、、、関係者と言えばそうかな!」

「?」







「私この会社の社長である父の代理やってる、市野 番子って言います!」

「え、、、?」

「しゃちょ、、、」










「社長だったんですね!?タメ口聞いてすみません!?」

「俺も誰とか言ってすいませんでした!!」

「良いよ別に〜。代理だし!頭上げてよ!ね!」

 









「、、、って事は課長の幼馴染何ですか、、、」

「うん!よく知ってたね。陽が言ってた?」

「はい、、、課長が、、、」






あの日の修羅場がフラッシュバック、、、










「えへ、、、陽がねぇ、、、」

「社長?」

「何でもないっ!じゃあ様子見に来ただけだからもう行くね!」

「わざわざご足労どうもっ、、、!」

「お手数をおかけしまして!!!」

「もう!むず痒いから次からはそんな堅苦しいの無しね!」

「「はい!」」

「よしっ!じゃあね!」







「「ふぅ、、、」」

「行ったね、、、」

「マジでビックリしたな」

「だね」






あの人が社長代理で課長の幼馴染、、、確かにテンション感が課長に似ていた、、、あと可愛かった、、、














てか俺今辞めるチャンスだったんじゃ!?






摘出 玲

165cm 30歳 下の方で一つ結び

アンデッド課の切れ者美人。

日向野の事が好きだが素直になれないツンデレ気質

日向野とはアンデッド施設での知り合い。

社長で幼馴染の市野の事をライバル視している



1番の子番子

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