真の業務③
辞めないのか!?光明!
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【真の業務】
「待って不詩君。電話だ、、、もしもし?」
課長の顔色が変わった
「それじゃ、、、不詩君。残念だけど今日は早引き無理かも」
「何かあったんですか?」
「うん!アンデッド課の本当の仕事の始まりだ!行くよ!」
「え?」
「さあついたー!」
「あの、、、何でこんな山奥に?」
「じゃあ説明しておくね。今からボクたちは凶悪な強盗さんを捕まえる仕事をするんだよ」ニコ
「はぁ!?ニコじゃ無くて何ですかそれ!!!」
「大丈夫そいつアンデッドだから」
「何も大丈夫じゃないです!?」
「そいつ長い事逃げおおせてね。でも今日、やっとここが奴のアジトだって垂れ込みが入ったんだ。」
「へぇ、、、俺の話は無視ですか」
「あ。後ろ危ない」ドゴォッ
課長の拳が俺のスレスレを掠めた
「ひぇ!?」ゾッ
後ろを向くとそこには何メートルもぶっ飛んでいる男がいた
「不詩君見ててね!ボクたちの本当の仕事!」
俺の理解が追いつく間も無く課長は彼に向かって行くそれからは本当に圧巻だった
起き上がろうとする男をひたすら殴り倒しては気絶させを繰り返す、、、まさしく地獄絵図だった
「ごべんだざぃぃ」
男が泣きながら土下座した時。ようやく課長は拳を振うのをやめた。
「よし。この縄で縛ってと、、、おーわり!」
「いや、、、終わりじゃ無くて、、、その、、、」
「そっか不詩君初めてだもんね!ボクが今ぶん殴って捕まえた奴は強盗に入った家の住民3人の命を奪ったわるーい奴なんだよ」
「!?」
「だから本当は死刑確定何だけどさ。アンデッドは死なないからこうやって苦しめて、、、更生させるんだ」
「更生、、、?」
「そ。でもまぁ今のボクがやったのより厳しい罰がこの後下るんだけどね。更生する前に死んじゃうかも」
アンデッドの世界って、、、やっぱり並大抵じゃない、、、正直言って吐きそうだ、、、
「でもやっぱりやり過ぎなんじゃ、、、」
「何言ってんの。アンデッドに“人権”なんて無いんだよ」
その時課長のいつものオーラが真っ黒に変化した気がした
「さあ帰ろうか!アンデッド課へ!」
いつもの課長だ、、、
「帰りましょう、、、」
俺はその後何も言えなかった。
俺本当にこの仕事を辞める事が出来るんだろうか、、、秘密を知ったから殺されてしまう、、、?
とにかくアンデッドってやっぱり、、、怖すぎる、、、!
日向野 陽
176cm 32歳 襟足長め
アンデッド課の課長。普段は小学生並みのテンションだが業務中は人が変わる。
首の大きな傷を隠す為にネックウォーマーをしているんだとか。
メガネは伊達
ぼっこぼこ!!!