スラムで吐くならご自由に
あらすじ
今日こそアンデッド課を辞めると意気込んで社長と話をしに行った光明は社長に言いくるめられアンデッドの無法地帯。アンデッドスラムへ赴く事になった
pixivでも投稿しております。キャラクターイラストも上げているので是非覗いてみてください
【点呼の話】
俺が社長と交渉をしてから一週間が経った
「本当に俺も行くんですか、、、?」
「もちろん!」
「ちょっと早くないですか?まだ心の準備が、、、」
「でも社長から不詩君は二つ返事でオッケーしたって聞いたよ?」
「それはっ、、、そうですけどね、、、」
「ならレッツゴーだ!子供だっていつまでもスラムに置いておくわけにはいかないし」
「、、、分かりました!」
「よし!」
「その代わりちゃんと俺のことも守って下さいね!」
「当たり前じゃん!この守護神と呼ばれていた陽さんにまかせてよ!」
「お願いします、、、」
なんだよ守護神って、、、この人本当に大丈夫か!?
「さて、みんな準備できたかー?」
「出来ましたー」
「じゃ、点呼するぞー!摘出!」
「ん」
「時見君!」
「はい」
「臼井君!」
「はーい!」
「不詩君!」
「はい、、、」
「ボク!はぁい!それじゃしゅっぱーつ!」
かくして俺はかの有名なアンデッドスラムへ赴くことになったのであった、、、
【スラムの話】
「到着!って不詩君大丈夫か?」
「だ、、、大丈夫でふ、、、うぷっ」
「不詩君、、、乗り物苦手だったんだね、、、」
「あぁ、、、昔から乗り物酔いが激しいんだ、、、うっ」
「先に言ってくれれば薬とか用意したわよ?」
「いえ、、、来る前に自分で飲んだんですけど、、、ダメでした、、、」
「すみません、、、私の運転のせいで、、、」
「そんなっ、、、時見さんのせいじゃないです、、、うっぷ」
時見さんの前で情けない所を見せてしまった、、、
「本当にヤバくなったらボクに言って!背中さするから」
「はい、、、」
「もし吐いても大丈夫だからね!スラムはもっと汚いしさ!」
何のフォローにもなってないです、、、課長
「じゃあちょっと休憩していこうか!」
「いえ、、、俺に構わず行ってください」
「ダメだよ今日は不詩君もいなきゃだから」
「チッ、、、」
「舌打ち!?俺上司なんだけど、、、!」
思わず舌が勝手に、、、
10分後、、、
「、、、薬効いてきたみたいです!」
「それは良かった!すぐ動けそう?」
「無理って言ったら帰れます、、、?」
「いや。引きずって行くよ!てかそれ皆んな思っても言わないって!やっぱり不詩君面白いな!」
俺は面白くないです、、、
「じゃ、とりあえず今日は皆んなで子供を探そうか!」
「分かりまし、、、え?今日は?」
「うん!見つかるまでは家に帰れないよ?」
「早く探しましょう!!!」
それは聞いてない!とにかく早く子供を探して帰らなくては、、、!
「ところでスラムって何処からなんですか、、、?」
「もう入ってるよー。不詩君は気付かなかっただろうけど今すれ違ってた人皆んなアンデッドなんだよ!」
「え、、、?普通そうに見えましたけど、、、」
「うん!スラムって元々居場所の無いアンデッド達が作った憩いの場だったんだ!それを一部のアンデッド達が悪さをしまくって今のイメージになったって訳!みんながみんな悪い奴じゃないんだ!」
「そうだったんですね、、、知りませんでした、、、」
「普通みんな知らないからね!アンデッド達でさえ知っているのは一握りなんだし!」
「課長はその一握りなんですね」
「、、、まぁね」
あれ、、、俺何だかまずいこと言っちゃった、、、?
「居ないわね、、、子供」
「だねー」
「こんな所に子供がいたら一瞬で分かりそうですよね」
「そうよね、、、やっぱりもう何かあったのかしら、、、」
「きっと大丈夫!」
「日向野、、、何でそう言い切れる訳?」
「勘かなー」
「アンタまたそうやって適当言って!」
「適当な勘じゃないよボクの勘は!」
「勘は勘でしょ!?何でアンタは、、、」
「ええ!?ボクが悪いの!?
ここでもこの人たちは痴話喧嘩しだすんだ、、、
「長くなりそうだねー」
「だな」
「仲良しさんですから、、、」
臼井君も時見さんも慣れてるな、、、それに俺も、、、
「てか俺正直怖いんで早く帰りたいんですけど、、、」
「そうだよね、、、不詩君は人間だし、、、何かに巻き込まれちゃ大変だもん!早く保護して帰ろ!」
「私も頑張って探します!」
「2人とも、、、ありがとうございます!」
臼井君も時見さんもアンデッド課の良心過ぎる、、、!あの人達は、、、まだやってる、、、
「、、、あれ?」
「どうしたの?不詩君!」
「今、、、小さい人があっちに走って行ったような、、、」
「本当!?子供だったの!?」
「それが、、、遠くてあんまり見えなかった、、、」
「でも、、、有益な情報です、、、不詩さん、、、!」
「そうだよ!早く追っかけてみよ!課長!摘出さん!不詩君が、、、」
あの人影が保護対象の子供でありますように、、、!
「ほら!不詩君追うよ!」
「はい!」
続く、、、
【心配の話】
「今頃どうしてるだろ、、、」
「アンデッド課の事ですか?社長」
「もちろん!鶴も心配でしょー!特に不詩君は人間だし、、、変な事件に巻き込まれてないかなって、、、」
「そうですね。彼は人間ですし、お人好しですし」
「それに、10歳の女の子も心配!あんな怖い人達がいっぱい居るところに出入りしてるなんて、、、良いアンデッド達と共にしてるならまだ良いんだけど、、、」
心配で部屋内をうろついている社長、、、可愛いぞ!
「、、、良いアンデッドですか」
「うん!陽たちみたいな良い奴らだったらまだマシなんだけどライオンさんみたいなこわーい奴だったら、、、」
例えが可愛過ぎる、、、!社長!ワタシときめいてしまいます!
「、、、そうですね。子供を無事に保護してくれる事を我々は祈りましょう」
「そうだね!祈る!」
手を合わせ目を瞑って祈る社長、、、かっ、、、可愛過ぎるぞ!ワタシもスラムに行けば良かった、、、!
鶴 鶴丸
29歳 177cm ツルツル
社長秘書。今は海外に居る社長の代わりに代理社長で娘の番子の秘書をしている。
天真爛漫な番子のことを心から想っているがなかなか報われない。日向野の事をライバル視している
無事人間の子供を保護できるのか!頑張れ光明!




