魔物の国の始まり
気を失ったフランをボ~っと見てたら皆が来たようだ、魔力感知でわかった
「どうだった?」
「凄く面白かったわよ」
「うん!ドロップ品が凄いの!見てみて!」
『旦那様┅なんと言うか素晴らしいダンジョンです』
『危うく足を掬われる所でした、やはり賢いのは侮れません』
『もう1度挑戦したいです、今度は我等だけで』
フム、感想はまあそんな所か、さて?コアと話して見るか
「コア?聞こえるか?」
『ハイ キコエマス アナタサマガマスターデスネ』
「そうだよ、俺が創った、どこもおかしい所はないか?」
「ハイ イマノトコロ モンダイアリマセン」
どうやら大丈夫な様だ、でも話が固いな?
「話し方が上手くいかないみたいだな?」
『マダ オチツカナイノデ イマ シバラク オマチクダサイ』
「やっぱりそうよ、だって魔物がレアばかりだもの、強過ぎるわ」
「そうかなんだ、でもレアが出るのは良い事だ、滅多に出ないモンスターだからね」
「でもぉ、アラクネさんと同じ魔物は困る┅攻撃しずらいもん」
「アラクネクィーンか┅でも今はアラクネじゃないぞ、スパイダー種のミストレススパイダーだよ」
「「えっ!」」
「メスの支配者だったか?アラクネって雌雄混同でオスメスって無いんだ、でもパメラは俺との間に子を産んだ、だからメスとして蜘蛛の女王になった、そして領地の支配者としてミストレスとなったんだ」
「ヘェ~アラクネさんって男、女だったの、でもパメラさんは綺麗だね」
「そうだろ?自分は魔物だからって遠慮ばかりしてるんだ、だから都にも来ない、でもこのダンジョンで訓練して貰わないと困る」
「えっ?ここで訓練するの┅ウフフ♪それは面白いわね、魔物達がドンドン強くなるわよ、そうなれば!ウフフ♪」
訓練もあるが第一はコアの安定なんだ、俺達はもうすぐガラルドへ行ってしまう、そうなれば誰がダンジョンを間引きするか?なんだ
作業ゴーレムでは任せられない、ロバート、ニール、ジェームズ達も向こうだ、ローニャやローグは仕事がある
適任者がいなくなる、だから魔物達を訓練すると言う事でダンジョンの間引きをしないといけない
今の魔物達では実力がバラバラで安心できない、強い物の負担が大き過ぎる
パメラがドシンと構えられるくらい強くなって貰わないと
魔力循環と枯渇は教えた、だけどレベルが低く戦いに慣れてない
ダンジョンで鍛えれば直ぐに強くなる要素は凄く有るんだ
「今度は魔物達の訓練場だよ、国を作るんだ、それくらいしなくちゃ王とは言えない、だろ?」
「ウフフ♪そうよね、私達はガラルドでやることが多いしガラルドダンジョンも楽しみだもの」
「あっちのダンジョンには何時行くの?」
「明日からかな、だから昼から魔物の国へ行ってくる、ここはちょくちょく見に来れば良いから」
「フランはどうしてるの?」
「部屋で寝てるよ、ジェームズ達はもう1度挑戦するんだろ?俺達は屋敷へ戻るからな」
『『『ハッ!』』』
ソフィア、アリサと戻るとアースが大変な事になってた!やらかした!
「ナオトのバカァ!もぅもぅ!我慢するのイヤァ!」
「待て待て!フランを起こしてアースは部屋へ入るんだ」
「分かったわ、フラン?起きて、交代よ」
「まぁまぁ┅仕方ないわね、ナオトが悪いのよ、イジワルばっかしするの♪直ぐにスッキリするわよ、ウフフ♪」
出て来たフランに皆が固まった、全然違うヒトだったからだ
「「「『『えっえぇぇええ!』』」」」
「フランなの!本当にフラン!」
「フランちゃん!違う!でもフランちゃん?」
『これはこれは、全くの別人ですね?フランがこれ程になるとは』
『旦那様の力は素晴らしいですね、フランも頑張りましたね』
「ええ、ナオトのお陰で実体化出来てヒトになれたの、そして嫁として認められたのが嬉しいの┅┅」
「そのぉ┅フランのステータスには名前はフランと変わって俺の嫁になってる、勿論ヒト族ってのも」
「ステータスがそうなら本物よ、良かったわねフラン、本当に綺麗になって」
「それでステータスにスキルとして変身があるんだ、それって?」
「ウフフ♪そうよ、フェニックスへと変身出来るわ、私の固有スキルみたい」
「ずる~い!フランちゃんばっかし、私も変身したい」
「あらまぁ!アリサは変身って何に変身したいの?」
「あのね、男に変身したいの、ナオちゃんみたいに┅」
「「「それはダメ!」」」
「アリサ?それは駄目だぞ!男じゃなくてほら?フェンリルとか犬とかだな、カワイイのにしなさい」
「流石に男は無いわぁ、ナオトが要るから良いでしょ?」
「うん┅男って生理とか無いでしょ、それにこの胸も┅邪魔なの無いのが良いと思ったから」
「それは┅」
「ウフフ♪アリサはまだ女の良さが分かってないからそう思うの、直ぐに分かるわよ、直ぐにね♪」
「そうよ♪女は凄く良いモノよ、ナオトもそう思ってるわよ、ウフフ♪」
俺に言われても┅でも俺は知ってる、女の良さを!素晴らしい事を!
アリサも素晴らしいのにまだ自覚してない、体は出来てるのに?
フランを皆に任せてアースの様子を見に行った┅┅やはり
「ナオト┅早くどうにかして~もうどうにもならないの┅ここが~もぅ┅」
裸で悶えてる、それはずっとフランに繋がってたから┅全部感じてたのか?全部?
アースは俺に飛び付き服を脱がしてアレを握る
そしてキスしまくって舐めて咥える┅
自分の指でアソコを弄り更に欲情してる!
彼女を抱き起こして寝かせると直ぐに押し入った、激しく感じて声をあげる
それからは激しく求め我慢してた欲情を解き放してる
フランとの繋がりは切れた、念話のスキルが付かないとパスができないだろう
アースとフランは別々の個人となった、実体化の過程でそうなったようだ
双子と思ってたがまるで別人なのも理解した
スッキリした顔になり彼女の求めで絶頂して果てた、その顔は悦びに充ちた顔で笑顔だった
御免よ、パスを切れば良かっただけなのに、忘れてた┅ごめんなさいアース┅
「アースを静めたの?」
「うん┅フラン?もうアースとは繋がりが切れてる筈だ、前の様にはいかないけど念話を習得すれば遠くでも話せるからね、これから初めての事が多いだろう、アースと助け合って欲しいんだ」
「ええ、分かったわ、でも私より彼女の方が大変、だって初めてが多いもの、それは楽しい事だから戸惑うけど大丈夫よ、ウフフ♪」
「そうだね┅暫くは2人共慣れる事から始めてよ、町へ出てからも知らない事が待ってるから」
「うん♪楽しみ、先ずはガラルドのダンジョンね?」
「明日行こうと決めてる、これから魔物の国へ行ってくるよ」
「私はアリサやソフィア様達とアースの事とか話し合うわ、ローニャには服を作って貰わないと♪」
早速パメラの元へ向かった
色々とあったみたいだからどうしてるか?
「パメラ!」
『ナオト様!お待ちしてました!』
バッと抱き付きキスをせがむパメラ┅
唇を合わせると体が熱い?
「パメラ?熱があるのか?」
『もぅもぅ♪ナオト様に抱かれてるからです┅ずっと抱かれたかったのですよ♪』
「そうなの?」
『さぁ!奥へ♪寝所をヒト型用に作り直したり改装しました、ナオト様とゆっくり出来るように┅ウフン♪』
「綺麗になってるね、パメラの部屋になってる、それで?敵が攻めて来たんだって?」
『それはア・ト・デ♪服を脱ぎましょ♪私も一緒に♪ウフフ♪まぁ?ホント!ナオト様のコレは素敵です┅とてもカワイイ♪』
「パメラ┅それは┅」
裸にされアレをじっくりとさわる彼女の手は細やかに動き俺を誘う
『いつも思ってました、あなた様を┅コレが欲しくて欲しくて┅ナオト様は罪なお方です┅私の体をこのようにして┅もうあなた様無しでは生きて行けなくなりました┅』
「俺はパメラをずっと離さないよ、それに子も生まれたからね、パメラに何時までも思われる俺でいたいんだ」
『ナオト様┅愛してます┅魔物の私がこんな幸せを貰えてありがとうございます┅』
「俺は魔物とかヒトとかそんなの気にしないよ、こうして話せて好きになって愛し合ってる、みんな同じなんだよ」
『同じ┅あなた様の寛大な心に救われます、魔物は所詮狩られるだけの運命、その運命を変えて下さるのですね?だから国を?』
「パメラ?魔物は愚かで危険とか悪いとかヒト族とかが勝手に決めた事だ、知能があって能力を持ってたら同じじゃないか、中にはパメラみたいに優れた者もいる、ヒト族よりもだ、本当はヒトだ亜人だ魔物だと分ける必要なんて無いんだ、自分等で穏やかに平和に暮らせば良いだけなんだよ」
『ナオト様┅そのお考えは神様のようです┅誰もそんな事を考えたり思いもしません、でもナオト様なら出来ると思うのは何故でしょうか?とても思います┅ナオト様は私達の魔物の救世主様だと┅』
「そんなんじゃ無いよ、俺はパメラが安心して生きて行ける様にしたいだけさ」
「あっあぁ~ナオト様!好き!大好き!この命はあなた様に捧げますぅ~」
そうして┅まぁ激しく絡んだ訳で┅
それは凄く熱烈で激しくて思いの丈をぶつけるような求め方┅
余りの求め方で面食らったが彼女が満足する様に励みました
意識を失い果てたのはなん回目かはわからないけどオスとしての責任は果たしたかな?アハハ、はぁ┅
彼女を寝せておいて俺は国の様子を見に出た、城壁の中には見違える町が生まれてた
流石はノーム達の仕事だ、キチンと区画整備されて町の中央に広場が設けられ其処から四方に道が走ってる
その道沿いに家が並び確かに住宅地だ
広場へ行くと声を掛けられる、そして集まってきた、だから十兵衛と官兵衛ヲチ呼んで貰いみんなに話そうと広場の噴水に立った
「十兵衛と官兵衛は部族の長だよな?だからこれから話す事を良く考えてくれ、この国を良くする為に考えた事をこれから話そう」
『『王に従います!』』
「みんな!良く聞いてくれ!これからこの国は魔物の国として大きくなる、先の戦闘が有った様にここを敵国として攻める奴等はこれからも出るんだ!
だがそんな奴等を討ち果たしこの国は強い国だと知らしめるんだ!
だから皆には強くなって貰う!進化の強さじゃ駄目だからだ!
鍛えて訓練すれば強くなる!それは俺が保証する!
お前達が安心して暮らせる事が大事だ!子供が夢を見られる国を!誰からも自由を奪われ無い者になるんだ!良いか!
絶対に無駄に死ぬ事は俺が許さない!死ぬな!絶対にだ!これは決まりだぞ!だから守れ!必ずだ!
そして助け合うんだ!誰が偉いとか無しだぞ!俺もちっとも偉くなんか無い!
偉そうに喋ってるけどな!アハハ!
それと!勉強をして貰う、読み書き算術だ!嫌とか言うなよ!
共通語は覚えて貰うが部族の言葉は大事にしてくれ!忘れないで欲しい
共通語が普段使いで部族語は部族同士で分かる様に!
強くなる為の訓練はダンジョンで行う、俺の拠点にあるダンジョンだ!
十兵衛と官兵衛には訓練するもの達を組んで貰う、勿論!全員だぞ!
平和でみんながいつも笑顔で暮らせる国にするんだ!良いか!」
『『『『『『おおォォォォおお!』』』』』』
はぁはぁ┅声を張り上げるって力を使うんだな┅はぁはぁ、後は段取りだな
「十兵衛と官兵衛には長として纏め役を頼む、先ずは人員配置だ、適材適所を頼む、衣食住の住は精霊達が用意した、食料係は決めてこのバッグを使って欲しい、着る物や武具は教えて貰い用意しないとな?」
『王様、ノーム様が工房を用意して下さいました、現在服は作れる物がいますのでご安心を』
『食料は係を既に決め畑もあります、全て精霊様の教えです』
「そうか、それは良かった、ノームには感謝だな、さっき言ったダンジョンだがここに転移ゲートを用意する、そのゲートで拠点とは言ったり来たり出来るからな、ダンジョンは訓練ダンジョンだからケガはしても死ぬ事は無い、朝行って夕方に戻る感じかな」
『それなら組を5人としてなん組かを送りましょう』
『お互いの部族から3組辺りか?』
「毎日の事だ、そこは上手く調整して欲しい、1度行って見れば分かると思うよ、昼飯は用意するからな、それと俺を王様とは呼ばないでくれ、この国の王はパメラだからな」
『しかし┅それならなんとお呼びしたら┅』
「ナオトで良い、パメラはこれ迄通り女王と呼んでくれよ」
『『┅┅┅┅ナオト様?』』
「そうだ、皆にも伝えておいてくれよ、アハハ」
『ではナオト様、私達は魔力循環と魔力枯渇を教えて貰い努めて来ました、その結果属性は付くは魔力は増えるで多くの物が能力を得ました』
『その物達がナオト様にお礼を申したいと、其れにナオト様に覚えて貰いたく控えております』
「そうなんだ?いいよ、呼んで呼んで」
『マッタク┅ナオト様は少しも王様らしくありませんな?』
「そりゃそうだよ、柄じゃない!」
『『「アハハ?」』』
驚いたのはその控えた物達だったよ┅
魔法を使えるのが増えたって┅こんなにかよ!┅┅┅┅ざっと100人
属性も2つ持ちが多く中には4属性持ちも、スキルも多くの物が前より増え能力半端ねぇ!
十兵衛が紹介したのは小さな時から引き取って育てた女の子で名前はサクラ 俺が付けた?
このサクラと言う子には聖属性と光属性が付いたと!他にも光属性で回復魔法が出来る様になった物がかなりいた
でも聖属性持ちとは┅十兵衛にはこの子の事は秘密にする様に言った
それに鬼人族なのに角が無い!見たまんまがヒトなのだ
角は無いが頭にコブのような?2つの丘になってる所は少し固かった
サクラは拠点で育てたが良いかも知れないな┅彼女の事はソフィア案件┅
こうして魔物達のダンジョン訓練は決まった、ノーム達精霊達の尽力で衣食住が揃い軍も帝国の攻撃で必要だと十兵衛と官兵衛が作っていた
今は新しい仲間を探してるらしい、それは戦力と国への人員確保になる
知能がある魔物は大歓迎だと告げ見て回っていた
『面白い事を考えたな?ガハハ!新たに学舎も作らねばならん、仕事を増やしおって』
「ノーム!ありがとう、助かったよ、こんなに良くしてくれて」
『なぁに礼には及ばん、なんせ面白いからな、それと暇じゃ、新しい酒をちっとも教えんからな!コノコノ!』
「アハハ!それは用意するよ、でもホント感謝する、まだまだ始まったばかりだ、これからだよ」
『パメラじゃったか、あの女王はできた物じゃ感心する、それにいたくお主に御忠心じゃ、可愛いがってやれ』
「ああ、大事に思ってる、俺達は明日からガラルドのダンジョンへ行くけどここは任せた、頼んだよ」
『ガハハ!任された!』
頼もしい、其れに楽しんでる、まぁ魔物達があんなだと面白いよな
良かった┅十兵衛には明日サクラを連れて来る様に頼んだ
『ナオト様?ダンジョンとは?』
「パメラも拠点へ来て貰わないと、これから行くよ」
『私が┅それはなりません!私のような魔物が!駄目です!』
「まだそんな事を言うのかい?明日からその魔物達は行くんだぞ、それにゲートの確認もして貰わないと」
『そのぉ┅拠点には奥方様がいらっしゃいます、私のような物が行っても気分を損ねるだけです』
「そんな奴はいないよ、俺の嫁達はパメラを尊敬してるし好きみたいだぞ?」
『そんなぁ!私を好きだと┅でもでも私は醜い魔物風情、ここで大人しくしてたが良いのです』
「パメラ!怒るよ!自分を卑下するのは駄目だ!それにそんな事を言うならここの魔物達はどうなる!自分達を見下したりするな!魔物だと胸を張るんだ、俺達はそんな酷いもんじゃないぞ?」
『ナオト様┅私は┅ううっ┅どうすれば?┅』
「良いから!黙ってついて来るんだ、嫌でも引っ張って行くぞ!俺の大事なヒトだからな!」
ゲートをサッと造り中へと手を繋いで?引っ張って入って行った
『嫌です!駄目!ナオト様!┅┅アッレェエエ!┅』
屋敷の前に出てからもグイグイ引っ張って行きみんなの所にパメラを連れていった
「パメラさん!良く来たわね!」
「パメラさんだ!やったぁ!こっち!こっちだよ」
『『まぁまぁ!綺麗!』』
『パメラさん、良く来ましたね、お待ちしてましたよ』
『初めまして、私はここの執事を承っておりますローグと申します、良くお出で下さいました』
『┅私┅パメラです┅うっ┅嬉しい┅グスッです┅うっうあ~ん!ナオト様のバカァ!エ~ン!┅』
まぁ┅メチャクチャ泣いてみんなが囲み慰めるのだが?なんで俺が悪者?
アリサさんや?そんな目で見ないで!
トホホ┅俺はその日極悪人扱いしかされなかった┅
でもあんなくしゃくしゃ顔のパメラが可愛かった┅
凄く可愛かったなぁ┅




