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うわぁ~…俺、多分死んだんだよね…
俺、青ざめながら起きたら白い何もない空間でポツリと体育座りで座っていた。
少し俺、の話をしよう。
高校では水泳で有名高校にスポーツ推薦で入学しインターハイにて個人ベスト三位入賞でき高校に貢献した。そのため遊ぶことはなく文武とストレス発散目的で音楽関係に携わり生活費をまかなっていた。
裕福な家庭ではなく18歳で慶王大学に受験し上位数十名に与えられる
大学費用全額免除に選ばれ親孝行もできこれから家族を楽させるために色々と経験し少し自分の趣味を広げていこうと思った矢先…
高校卒業間近に家の帰り道で音楽関係のファンから告白があり
相手を傷つけないよう丁寧に断った…つもりだった。
その子は何かスイッチが入ったように泣きながら笑い
何かを言っていたがききとれずそのまま鈍器のような物で頭を打たれ今に至る…
そんな事を回想してたら
真っ白と銀の綺麗な各パーツが揃った美人が現れた。
俺はこれまで生きてて観たことのない美人に体育座りをしながら惚けていた。
「あなたの生を確認させてもらいました。特別に二つまで願いを叶えましょう、さぁ…」
「は、はい!」
これは慎重に考えないと下手に質問したらダメな気がする…
「一つは残された家族が…何不自由なく笑顔で最後まで幸せな人生をまっとうできるのを保証してほしいです」
「分かりました。私達があなたの家族に加護を与え幸せな人生を送るよう見守りましょう。もう一つわ…」
「はい、よろしければもう一度新たな人生をいただけますか?一度最後までまっとうしたいので…」
「分かりました。同じ場所同じ環境は無理ですが…新しい人生を与えましょう。それと…あなたの前生分の加護を私から与えましょう。…良き人生を…」
「ありがとうございます」
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