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〇〇であふれる世界

聖剣ではないエクスカリバー

作者: 雨夜

〜あまだ視点〜


早くも一週間半が過ぎようとした時。すっかり早起きに慣れ、訓練の積み重なりで疲れている中、最後の日という事で寂しさのような、安心したような気分になった。そう、あの後、大丈夫そうだからもう少し時間をねだれとマーリンに言われて、もうしばしの間お世話になった。正確に言うとマーリンの分身らしい…あの分の魔力を使ってても大丈夫なのだろうか……


そんなベリノアとの最後の日、何故かいつもより門の前に人が集まっていた。妙にざわざわしているのを見ると、自分がいつも座っていた場所でさえ自然と埋まってしまっていた。


国民「アーサー王がしびれを切らして直接抑えに来たらしいよ!!」


通り過ぎた時にそんな声が耳に入ってきた。実は前にアーサー王から門前で騒ぎを起こすことをよく思われていないみたいで、すでに騎士が何人か送られてきたのだけど、今の所全部の勝負に勝ってしまっていた。

今回はアーサー王自ら、エクスカリバーを片手に持ちながら馬にまたがっていた。

人と人の間に自分の身体を横向きに押し込んで前へ前へと移動する。


アーサー王「ベリノアよ、いくらあなたでも騎士達を返り討ちにするくらい反抗するのは放っておけない!!ではゆくぞ…!」

ベリノア王「いやー、挑戦者だと勘違いしてしまったのです。それに私はここで腕を磨いておる…」

両者が馬に乗り、アーサー王はおれらの時代でも有名な、エクスカリバーを出した。剣を抜いた瞬間に剣は白い光を放ち、その場にいた大勢の目を眩ませていた。

ベリノアからこの事を前に聞いたことが合ってよかった


向かい合うと二人が馬を走らせ、剣を構える。今初めて会ったアーサー王の表情がしっかりと見えた。その顔には色々な感情がこもっていたみたいだけれど、怒りが一番に感じ取れた。

アーサー王とベリノア王はお互い横を通過する手前で、思い切り剣を振る。

ベリノアも頭に血が登っていたのだろうか?アーサー王の剣に真正面からの切り合いで勝てる剣は持っていないと言っていたはず……


そして、両者の剣がぶつかった時、大きな金属同士の接触音が耳には響いて、それに続くように違和感のある音がした。見ていた人は皆沈み返っていた。壊れて取れた刃先が落ちた後に続くように剣も地面に落ちた。

アーサー王は信じられない、という目をしながら自らの壊れた剣を見つめていた。その場の誰もがそうだった。


ベリノア王「…その剣は感情的になると折れてしまうことくらい、あなたならわかっていたと思っていたのですが」

アーサー王「………」

不思議な雰囲気が漂っていた。アーサー王は何も言わず、そのまま馬を降りて剣を見つめていた。


〜〜


アーサー王が城に戻って行った後、ベリノア王は何回か挑戦を受けて、この日が終わろうとしていた。

ベリノア王「お主にこれをあげるよ」

差し出されたのは壊れたエクスカリバーとその鞘だった。アーサー王は精霊たちにこの事を謝りに行ったみたいで、壊れた剣はそのまま置いていってしまっていたのだけど…

あまだ「えっ……!?あっ…はい」

かっこいいのでつい受け取ってしまった…壊れてるけど、鞘の中に入れているから破片は無くさない…多分。


まあそんな最後の大きな戦いを見た後、ベリノア王とらむ汰さんと馬に乗ってアーサー王の城まで向かった。まおさんと久しぶりに合流できる…

あまだ「へっくし!!へっくし!へっくしょん!!ぶぇええ」

馬はもう二度と乗りたくない

後書きに何を書けばいいか段々とわからなくなってしまってます()皆さんアレルギーとか何持ってるのだろうか?おれは今花粉症で困ってます!wではまたじかい!

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