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第4和:Don'tCS



朝ご飯の途中に私は朝食に対して箸を置き、彼女に喋り始める。


「さぁて、今日から新学期。優花(ゆうか)ちゃん

貴女(あなた)はもっと、もっと高みを見る事が出来るはずよ……

…なーんて辛気臭いこと言ってても変わんないよね笑いーっぱい友達作っておいで!!」



そして彼女も箸を置き、私に向かう。

作りもしない、完璧な笑顔とでも言うべきだろうか

「もちろんだよ、ママ♪」


歳は大差ないと言えどママはなんだか恥ずかしい笑



ーーーーー彼女は滝本優花(たきもとゆうか)

私が初めて処置(?)を(ほどこ)した子。

元は高校2年生、でもいじめを影響にだんだん億劫になっていって、私が会った頃には生きる事すら辞めようかとしていた具合。


高校1年生として、そして別の高校に。

私の(つかさど)る『転』の1つ。


『転校』


そして部分的な所から人生をRELOAD。

彼女はまわりの環境によって卑屈になり、臆病になっていた。

彼女の助けを請う文が私に届いた。


てな理由(ワケ)で私が彼女に1種の『転』を与えたの笑


「じゃあママ行ってくるねー!」


「はーi…あっ、ちょっと待ってゆうちゃん!」


彼女に危機が迫ると通知が届くような一種のお守り。それを彼女に渡す。

大事な1人目の『転』の被験者だからね。


「これは??」


「まぁお守りのようなもんだよ笑」

「通学カバンにでも着けてくれるとママ嬉しいな♪」


「はーい!じゃあ行ってきます!」



笑顔を見せたまま彼女は家を出て行った。

『転』する以前の記憶は無く、中学校卒業した後の記憶に今からどんどんと書き加えられる感じ。


日記で例えるとするとね、中学校卒業した次の日の日記にはもう高校の入学式について書かれているってコト。

2年間過ごした辛く過酷な時間の分の日記はキレイさっぱり破り捨てられた。


そんな感じだね笑




さて、あの子が行ってからは忙しくなる。

何故なら死んでしまったあの人に会わなければならないから…………




◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ってな感じで久しぶりに冥府に帰りますよっ!


いやーいいですね!

久しぶりに日本とは違った時間の流れ方も悪くないです…!


主様(ぬしさま)橋茉李凪(はしまちりな)ただ今戻りました。」

「そして1つお聞きしたいことがあるのですがよろしいですか??」



両手で〇を作る主様に思わず笑みが零れた。

そう言えばこの方はこんな感じだったね笑


「数日前に死んだ人を探しているんですけど、指名までは分からないんです!」

「会社員で新卒サラリーです。会社で首吊りした人なんですけどリストあります??」



待ってねと言わんばかりに開いた手を私に向けて突き出す。

すると、空いたもう片方の手には煙と共に分厚い経典のような本が現れた。


そして5分程待った末に主様は私の袖を引っ張る。

「あ、すみません、見つかりましたか??」


うんうんと頷く主様。


この人??と指を()す。


ザーっと経歴に目を通す。

間違いない。この方があの人に追いやられた新人社員の方だ。



「ありがとうございます!この方は今どこにいらっしゃいますか!?!?」


顎に手を当て少し考えるモーションをする主様。

地図をまた煙と共に出し、指で示す。


「ありがとうございます!何から何まで!」

「あっ、この方が私の次の『転』になると思います!」



報告だけ済ませる




私は主様が指し示した街へ足を運び出した。




さぁ目指すは古梅源(こばいげん)

日本で言うなら新宿とかそういった人の集まるような所だね!






ホントに申し訳ないです…!!!!

気がついたら最終投稿から2ヶ月も空いてしまいました!!

そしてそのあいだ余り文書に触れておりませんでしたので、これからリハビリと言った感じで、愛殺ではなく別の話か何かを更新しようかなと思います、短編で完結して早く復帰をしようと思いますのでよろしくお願いします…!

そして申し訳ございませんでした………!

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