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そういや、今日でこの作品を投稿し始めて、八か月……嗚呼……投稿のペースが遅いことが良くわかる……

ゴロゴロ……


「何、で……こんな、ことをっ……してるん、でしょう、ねっ!!」


「男は、黙って……仕事(奴隷)


「!? 今、奴隷って言いましたよね! ねぇ!」


「? 何、言ってるの?仕事(家畜)って、言ったんだ、よ?」


「さっきよりもひどくなってるぅ⤴」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


みたいな感じで、多少……というか、かなり苦労しながら、何とか最初の街に着いた。



街の中央の『創成の神殿』には、未だに新規プレイヤーがいる。ちなみに、この街の名前は『コレルアン』と、言うらしい(忘れてた。作者が)


「ていうか……、まだこの街をしっかり見てないなぁ……」


ボソッと、独り言を呟いた時、後ろで何かが倒れた音がした。


振り向くと、後ろに積んである炉の上に座っていたクウシェが落っこちていた。


「!?」


急いで、リアカーを止めてクウシェの安否を確かめる。


「大丈夫ですか!?」


「……れ。本………」


「はい?」


クウシェがガバッと顔を上げて言った。


「それ、本当?」


「??? 何がですか?」


いきなり質問されても、何のことだか、さっぱり分からない。


「だか、ら!街をしっかり……見てないって、本当?」


「? えぇ、そうですよ」


クウシェの僕を見る目が、ありえないものを見る目に変わった。



「マジ?」


「? マジですが?」


あ、今度は化け物を見る目に変わった。


「普通、コレルアンから……出るためには、お遣いクエ……する。普通それで、コレルアン(ここ)のマップ……暗記、する」



「???」


あー、えーと、もしかしてこういうことなのかな?と思いながら状況を整理する。


1:普通この街を出るためには、お遣いクエストをして、それでコレルアン(ここ)のマップを暗記する。

2:けれど、僕は無理矢理?出てきたので、覚えていない。

3:てなわけでおかしい。

4:そろそろ戦闘をしたい(願望)


「でも、このゲームって、基本的に移動制限無しなんじゃないんですか?」


「基本的に、ね……コレルアン(ここ)は、対象、外。……どうやって、出てき、た?」


僕の思考が停止する。そこに、クウシェは追い打ちをかけていく。


「しかも……コレルアン(ここ)は、周りが……二十メートルの、壁に……囲まれている」


あぁ……そういや、コレルアンを出るときに、衛兵に止められたっけ……

仕方がないからって、ジャンプで壁を越えたんだったな……


…………忘れてた。


…………

………

……

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!


どうしよどうしよどうしよどうしよどうしよどうやって言い訳すればいいんだーーーーーーー!!


「……言い訳、って……な、に?」


え?あ、聞こえてたんですか?


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